明日はオーチャード定期の本番です。
今回の指揮者はラドミル・エリシュカさん。
チェコの誇る大ベテラン。
数年前にも東フィルを振ってくださいました。
初めての日本のオケがその時の東フィルです。
私も2回目のお手合わせとなります。
練習は3日間にわたって時間を使い切るほどにみっちりとやりました。
マエストロ、時間を忘れて没頭します。
現代的な指揮者は練習時間をきっちりと計算してすべての曲をもれなく時間通りに練習するのですが。
マエストロはそんな事は全く考えず。
今目の前にまる音楽を仕上げていきます。
何度も何度も納得するまで。
そんなマエストロが一番時間をかけて練習したのがヨセフ・スーク作曲「おとぎ話」という曲。
チェコ出身のバイオリニストとして高名なヨセフ・スークさんの同名の祖父にあたるスークさんの作品です。
今回の練習時間の半分以上をこの曲に割きました。
ワーグナーやマーラーの影響を受けた音がします。
でもそこで語られるのは本当におとぎ話の世界。
美しい曲なんです。
何かこの曲に対してはマエストロ自身、強い思い入れがあるようで念には念を入れ尽くして練習しました。
明日の本番ではマエストロの思い入れに負けないエネルギーを持って演奏したいものだと思ってます。
明日の本番では私はハンガリー出身の女性とプルトを組みます。
コンマスのネイサン・ギエムさんの奥さん、ベアトリクスさんがエキストラとして演奏するんです。
日本語が不自由なベアトリクスさんの為に英語で色々と指揮者やコンマスの指示を伝えるのですが。
エリシュカさんはチェコ語しか話しません。
それを通訳さんが日本語に直して、それを私が英語にする。
きっとマエストロの言っている事の半分も伝わっていないと思いますね。
Lost in translationとはまさにこの事?
すいませんベアトリクスさん、もっとしっかり英語を勉強しとくんだった。
今回の指揮者はラドミル・エリシュカさん。
チェコの誇る大ベテラン。
数年前にも東フィルを振ってくださいました。
初めての日本のオケがその時の東フィルです。
私も2回目のお手合わせとなります。
練習は3日間にわたって時間を使い切るほどにみっちりとやりました。
マエストロ、時間を忘れて没頭します。
現代的な指揮者は練習時間をきっちりと計算してすべての曲をもれなく時間通りに練習するのですが。
マエストロはそんな事は全く考えず。
今目の前にまる音楽を仕上げていきます。
何度も何度も納得するまで。
そんなマエストロが一番時間をかけて練習したのがヨセフ・スーク作曲「おとぎ話」という曲。
チェコ出身のバイオリニストとして高名なヨセフ・スークさんの同名の祖父にあたるスークさんの作品です。
今回の練習時間の半分以上をこの曲に割きました。
ワーグナーやマーラーの影響を受けた音がします。
でもそこで語られるのは本当におとぎ話の世界。
美しい曲なんです。
何かこの曲に対してはマエストロ自身、強い思い入れがあるようで念には念を入れ尽くして練習しました。
明日の本番ではマエストロの思い入れに負けないエネルギーを持って演奏したいものだと思ってます。
明日の本番では私はハンガリー出身の女性とプルトを組みます。
コンマスのネイサン・ギエムさんの奥さん、ベアトリクスさんがエキストラとして演奏するんです。
日本語が不自由なベアトリクスさんの為に英語で色々と指揮者やコンマスの指示を伝えるのですが。
エリシュカさんはチェコ語しか話しません。
それを通訳さんが日本語に直して、それを私が英語にする。
きっとマエストロの言っている事の半分も伝わっていないと思いますね。
Lost in translationとはまさにこの事?
すいませんベアトリクスさん、もっとしっかり英語を勉強しとくんだった。