にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

インターバル

2010-06-29 17:36:33 | Weblog
ロミオ&ジュリエットの最終日となっています。
夜の公演は吉田都さんの踊るジュリエット、いったいどんな盛り上がりとなるのかな。

今日はその公演の前に高校生の為の公演がありました。
二本立てとなってスケジュール的にはきついのですが、何しろプロコフィエフの音楽です。
何度やろうが何時でも新鮮なおどろきがわります。
一日中その音の中にいる訳ですから幸せなのかもしれません。
それに今日で最後ですから暫くこの音楽に触れる機会も無い可能生も。
あと一回だけとなりましたから十分に楽しんで演奏したいところです。

昼公演が終わりちょっとアメ横へと。
相変わらずの人波で熱気ムンムン。
湿度がここだけは130%くらいあるんじゃないかと思えるほど。
アジアの空気感ですね。
まさしくアジアの市場の空気が漂っています。
オシャレなショッピングモールでは決して無い事がその存在感を増しているようです。
相変わらず面白い街です。

さてあと一時間で夜の公演が始まります。
今夜の公演はHNKが収録します。
それとは別の番組が吉田さんに密着取材をずっとやっています。
どんな舞台になるんでしょう。

戻る瞬間

2010-06-28 00:46:54 | オーケストラ
昨日からはロミオ&ジュリエットです。
プロコフィエフの最高傑作と思う音楽は本当にすばらしい。
そして舞台上で繰り広げられるドラマ。
バレエも本当に素晴らしい。

今日は本番二回というハードな一日。
夜の本番は日本人プリンシパル吉田都さんがジュリエットを。
盛大な拍手、終わらないカーテンコール。
観客の熱狂ぶりが驚くほど。
熱気が凄い文化会館です。

全幕が終了しカーテンコールが始まります。
ダンサーはまだ役にはいりきったままのじょうたい。
体にみなぎる緊張感も顔の表情もまだロミオ&ジュリエットのまま。
しかしカーテンコールの回数を重ねるに連れ表情も緊張感もほぐれていきます。
段々と素の自分に戻っていくのが分かります。
笑顔が戻る人。
熱狂的な拍手に感激する人。
鎧を脱ぎ捨てたその人の人間味が溢れてくるのです。
そうなると観客の拍手も一段と熱くなります。
良い舞台には素晴らしいカーテンコールが待っているんです。

吉田都さんは最終日の公演もジュリエットを踊ります。
どんなカーテンコールが待っているのか、今からちょっとうるっと来ちゃいそうです。

今月は

2010-06-26 01:20:39 | Weblog
疲れております。
仕事のスケジュールの関係もありますし、もちろんワールドカップの試合が関係してますし。
特に今日は皆さん同様に寝不足の極致でありまして。
今日一日、特に午後から夕方にかけての時間帯がつらかった。

しかしこれも日本代表が勝ったからこそ、もし負けていたら日本全国寝不足でいらいらがつのるわけでして。
何やら物騒な事件も起きかねない、そんな事も心配してしまいますが。

夕べはうたかたの恋の公演が終わって、帰宅後に仮眠して3時過ぎに目覚める予定が。
何と試合開始時刻を寝過ごすという失態。
目が覚めてみれば前半30分を過ぎた所。
もうフリーキック2発が決まって余裕のリードを作ってしまった直後。
不覚でした。

しかしそこからしっかり応援。
後半終了まで静かに応援です。
横にはカミさんが眠っていましたので。
でも3点目が入った所で声を上げたらカミさんも起きだして一緒に応援です。

試合が終わってから少し眠って今日の仕事に向かった訳ですが。
何しろ午後はつらかった。

今日はロミオ&ジュリエットの練習2日目。
我々としてはもっと自由に表現したい欲求にかられつつ。
でも指揮者はきちんとしたテンポで演奏することを要求。
何だか定規で測ったような音楽だなあ。
バレエだから仕方が無いのかな?

でもチョンさんでやったときの音楽性を追究しつつ、バレエとしても成立するような演奏を経験してしまうと。
枠にはめられた窮屈さばかりを感じてしまい、ちょっと不満も覚えます。
こんな物だったっけ?

しかし明日からはもう本番が始まります。
舞台は素晴らしいと思いますが。

23年ぶり

2010-06-24 01:30:30 | オーケストラ
今は文化会館でロイヤルバレエの公演、連日ピットに入っております。
昨日から始まったのが「うたかたの恋」です。
オーストリア・ハンガリー帝国に君臨したハプスブルク家のルドルフ皇太子の物語。
謎の死を遂げた皇太子の破滅への道を濃厚に描いています。

音楽はリストの作品をもとにランチベリーさんが編曲した物を使っています。
暗いトーンのステージで繰り広げられる泥沼のような皇太子の恋愛。
華麗なハプスブルク家の宮廷の光景は何処までも美しく。
素晴らしい舞台になっています。

この「うたかたの恋」が日本で上演されるのは23年ぶりだそうです。
その前回公演でも私はピットに入っておりました。
確か指揮はローレンスさんだったように記憶しています。
バレエ指揮者としてイギリスやドイツなどで活躍されていました。
懐かしい思い出がどんどん甦ってきます。

この曲の音楽を担当したランチベリーさんとは後に何回もバレエ公演で一緒に仕事をさせて頂きました。
実に短気な方でよく怒られましたが、どんなバレエ音楽でも高い音楽性を維持しつつ踊り易い音楽にするという実に素晴らしい才能の持ち主でした。

その頃パリではケヴァルさんが活躍されていました。
20年前、バレエ指揮者の世界にも巨匠と呼んでも差し支えない人が沢山居たんです。

今回の公演で指揮をしているワーズワースさん。
その昔はローレンスさんと共に若手の指揮者としてロイヤルバレエの指揮台に立っていました。
そう思うと長い付き合いになりますね。

さて「うたかたの恋」の公演は明日まで。
その後はプロコフィエフの大傑作「ロミオ&ジュリエット」が控えてます。
明日はロミ・ジュリの練習をオペラシティでやってから文化会館に移動して本番というスケジュール。
しんどいかも。

効いた

2010-06-22 00:24:10 | Weblog
昨日はカルメンの最終日。
いろいろありましたが、とにもかくにも終了となりました。
でも満足感とか達成感とも無縁の、疲労感だけ残る公演となってしまったのが残念です。

ばらばらになりそうな音楽を必死につなぎ止める、そんな事だけに力を費やした公演でした。
指揮者も歌手も果たして共同作業をする意思などあるのだろうか、とも思える程にそっぽを向いたまま。
つらいとしか言いようのないカルメン。
まいりました。

昨日はその本番の前後にアマチュアオケの練習が入っていました。
午前中は中央フィルの、夜は白金フィルの。
幡ヶ谷、初台、豊洲と移動して。
また初台に戻り、家に帰る。
そんな一日でしたので今日はもうへろへろ。
疲れもピークです。

そんな今日はロイヤルバレエの「うたかたの恋」の練習です。
オケだけの練習を2日間やりまして、明日はゲネプロから本番となります。
その本番の合間に「ロミオ&ジュリエット」の練習をしてすぐに本番。
しばらくは忙しい日々が続きます。

戦い

2010-06-20 00:38:26 | Weblog
日本代表、惜しかった。
プラン通りの戦いが出来ていたように思います。
失点した場面だけが、あそこだけが悔やまれます。

しかし相手のシュートの強烈な事。
途中でコースがグインと変わりましたね。
キーパーもはじかれてしまう程のパワー。
そこが違う所かな。

でもこれだけ戦えたのですから次のデンマークとも十分渡り合えるのではと期待出来ますね。
次は未明のゲームでしたっけ。
起きていられるかな?

さて明日はいよいよカルメンの最終日。
何とかここまで来ましたが、でも来ただけですね。
明日だけ奇跡が起こるとも思えないし。
我々の堪忍袋もそろそろ限界です。
このまま終わってしまうのも悔しいな。
若杉監督の最後の一般向けの演目だったのになあ。
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
あっちもこっちもぼろぼろです。

そして更に明日は色々ありまして。
カルメンの前後にアマチュアオケの練習が入っております。
ははは・・、と笑ってしまう自分がいます。

暑いです

2010-06-18 00:34:43 | Weblog
昨日と今日はお休みだったのです。
しかしこの2日間の暑い事。
いきなり真夏の気温ではないですか。
よりによってと思いましたが、家で大人しくしておりました。

今年初めて部屋のエアコンをつけてしまいました。
私の部屋は日当たり抜群、冬場は暖房も程々で済むのですが夏場は地獄と化すのです。
せっかくの休みですからノンビリとベッドで粘っていたいのですが。
朝日が上った途端に部屋は灼熱地獄。
眠れたものではないのです。

しかしまだ真夏ではありませんから夜は流石に過ごし易いですね。
助かります。

さてカルメンはまだ後二回の本番が残っています。
未だに毎回スリルの連続で安心して音楽が出来ません。
オペラにはスリルが付き物ではありますが、今回はそれ以前の段階なのです。
毎回音楽を繋ぎ止める事だけに集中しなければいけない本番は、ただただ虚しい疲労だけを残して行きます。
きついですね、本当に。

明日はそのカルメンの前にロイヤルバレエの練習があります。
「うたかたの恋」のリハーサル。
来週からはこの「うたかたの恋」と「ロメオ&ジュリエット」というバレエが月末まで怒涛のようにあるのです。
こちらは殺人的なスケジュールですが、気合を入れて頑張らなくちゃ。

素晴らしい!

2010-06-15 01:54:04 | Weblog
勝ちましたね、日本代表。
落ち着いた感じのゲーム運びでしたので安心して見ていられました。
もっとも最後の5分は何回かヒヤリとさせられましたが。
何にしろ8年ぶりの勝利です、日韓共催の大会以来ですね。
気持ちよかったなあ。

次はオランダが相手。
優勝候補ですね。
気持ちを締め直して試合に臨んでほしいものですが、試合後のコメントを聞けば選手たちが一番解っているようでしたね。
とにかく次戦は勝ち負けというよりも自分たちのサッカーを貫いて欲しいですね。
健闘を期待しましょう。

今日はこれだけで満足!

相変わらず

2010-06-14 01:09:47 | オーケストラ
今日はカルメンの本番でした。
明日は桜美林中学高校のコンサート。
昨日はそのリハーサルで一昨日はオーチャードで本番。
そうそう明後日はまたカルメンだった。

というような感じでお仕事は続いております。
いささか続き過ぎな感じもしますが6月は忙しいのです。
月末は上野の文化会館でロイヤルバレエの公演が控えておりますし。
しかも2つの演目、それが折り重なって迫ってくるというまさに殺人的なスケジュールとなっています。
我ながら凄いな。

ワールドカップもいよいよ明日は日本代表が出てきます。
ここのところどうもパッとしない感じの試合運びが続いていますが、明日はとにかく応援します。
そういえば8年前の日韓共催のワールドカップの時もカルメンを新国でやっていた事を思い出しました。
日本の初戦のときはゲネプロでしたが、マエストロが休憩時間を延ばしてくれました。
前半だけでも見ようよとフランス人のマエストロが言ってくれたのです。
懐かしいな、あの熱かった日々。

今現在はF1カナダGPを見ていまして。
2年ぶりに復活したカナダはコースが本当に美しい。
緑と川の水とマシンの色の対比。
そしてホットなバトル。
いいな、これぞレースですね。
ただ路面が荒れすぎていてタイヤが全然保ちませんね。
これは荒れたレースになりそう。
ワールドカップといいF1といい時差が恨めしい。
寝不足が。

始まっちゃいましたね

2010-06-12 03:43:29 | Weblog
ワールドカップがいよいよ始まりました。
今はフランスとウルグアイが試合中。
フォルランは今回も出てますね。
今はいいシュート!
どちらかと言えばウルグアイを応援してます。
前回大会は惜しくも出場できませんでしたが日韓大会での戦いぶりが印象的でした。

主審は日本人、西村さん。
頑張ってください。

今回は初めてハイビジョンで見るワールドカップ。
やはり綺麗です。
それにピッチが広く見渡せるし。
これから一ヶ月。
大変だな。
寝不足で。

疲れた

2010-06-11 01:54:12 | オーケストラ
今日は新国でカルメンの本番。

詳しい事は書きません。
本当は言ってはいけない事かもしれないのですが、でもこれだけは。
我々としてはこの公演に参加しているメンバーを考えると、今日が精一杯。
オケだけのメンバーと言う事ではありません。
全てのメンバーという意味で。

掘り下げるとか、磨くとか、そう言った言葉とは無縁の演奏になりました。
我々としてはもっと内容の豊かな演奏をしたいのです。
でも今日はそれどころでは無かった。

あと四回ある、このカルメン。
毎回こんな感じの本番だったら嫌だな。

アリランと

2010-06-10 01:31:02 | オーケストラ
今日のお仕事は韓国のバリトン歌手の演奏会のリハーサル。
イ・ビョンホンばりのスタイルで表れた歌手さん。
二枚目路線で押し通すのかと思いきや、表情が柳沢慎吾ちゃんそっくり。
憎めないキャラで何とも言えません。

韓国人ソリストのコンサートと言う事でお決まりと言っては失礼かもしれませんが。
「アリラン」が最後にあるのです。
指揮者も韓国の人だったのですが、アリランについて説明をしてくれました。
アリランという歌は、韓国のそれぞれの地方に独特のメロディーで伝わっているのだそうです。
内容は殆ど同じらしいのですがメロディーが本当に違うのです。
いくつか例を挙げてくれましたが、面白いほどに違う。
でもアリランであることはすぐに分かるのです。
面白いものです。

我々が良く知っているアリランはソウル近郊、京畿道に伝わるアリランだそうです。
何とも言えない哀愁を帯びたメロディーで心に響いてきます。

今回は日本人が編曲したアリランなのですが、日本の「赤とんぼ」と上手く繋がっているんです。
赤とんぼで始まり途中では同時に流れ、最後にはまた赤とんぼになりアリランになって終る。
どちらも哀愁に満ちたメロディー、五音音階の親しみ易さ。
実に合うのです、二つの歌が。
すぐ隣の国なんだなあと実感させてくれるコラボとなっています。

さて明日はカルメンの初日。
ちょっとばかり怖い本番なんですが。
どうしましょう?

出ますね

2010-06-09 01:22:52 | Weblog
iPadに続きiPhone 4です。
続けざまにやってくれますね、ジョブスさん。
息つく暇さえ無いではないですか。

こちらの財布も休む間もなくお金を吐き出し続けるし。
まいったなこりゃ。

先日ネットでも大きく取り上げられた次期iPhoneと思われる携帯電話。
酒場に落ちていたとかで騒ぎになっていましたが。
今日発表になったiPhoneを見てみれば、ほぼ酒場の携帯と同じですね。
となると本当に次期モデルの試作機だったんですね。
嘘のようなお話でしたが。

今使っているiPhoneは一昨年の7月末に買ったもの。
アジアフィルに行く直前に買ったのでした。
それから2年弱、すっかりバッテリーが弱ってまいりました。
このところドコモの携帯よりもiPhoneを使う頻度がぐんと多くなりまして。
どんどんバッテリーの充電料が減り行く様がはっきりと判るほどに。
仕方なく予備のバッテリーを持ち歩くようになりました。
かばんが重い!

それにiPadまで持ち歩いていますからますます。
鞄が重すぎる!

なのでこのあたりでひとつ新しいやつでも・・・・。

のんびりし過ぎか?

2010-06-08 00:36:24 | Weblog
昨日今日と仕事は無くて、実にゆっくりと過ごしてしまいました。

パソコンのハードディスクが何故か一杯になってしまいこれ以上データが入らなくなっていたのです。
外付けのハードディスクに移したり、いらないファイルを消去したりでやっと8GBは確保したのですが、それでも一杯には変わりがありません。
容量の大きなハードディスクに交換するのが良いかも。
あるいはパソコンを・・・・・。

今日は耳鼻科に行ったのです。
前回は2週間前でしたが、この時までは凄い込み方で。
予約をしていても1時間待ちは当たり前。
薬局を含めればトータル2時間なんて時も。

ですが今日は本当にガラガラ、診察券を受付に出した瞬間に名前を呼ばれ「どうぞ中へ」と言われたのです。
さすがに花粉症もシーズン終盤。
今も残っているのはカモガヤのアレルギーだけ。
空いていてラッキーでした。

今日はいつもの診察に加えて採血を。
以前抗体検査をやった時には主に植物の花粉やホームダストを調べたのです。
その時初めてカモガヤという植物のアレルギーがある事が解りました。
今日は猫や犬などの動物系アレルギーの検査です。

毎週一度、妹のうちの猫がうちに来るのです。
とても人懐っこくて甘えん坊なこのニャンコ。
いつも人の膝の上に乗っかってスヤスヤと居眠りをしているのです。
この前も私の膝の上ですっかりくつろいでいたのですが。
そのうちに鼻がグシュグシュ、目も涙がタラリ。
ひどいアレルギーの症状が表れたのです。

そんな事がありましたので念のために検査をしてもらいました。
結果は来週以降になりますが、ひどいアレルギーで無い事を祈ってます。


冬の日の

2010-06-06 02:06:21 | クラシック
今日は森下文化センターで白金フィルの弦分奏。
今年も始まりましたね、これから本番に向けて頑張らなくては。

今年はチャイコフスキーの交響曲第一番「冬の日の幻想」を演奏します。
これから暑くなっていく季節のなかで冬の日の幻想です、涼しげな雰囲気にも感じられますが何しろ相手はチャイコフスキーですから。
やっていればメチャクチャに熱く暑くなるのです。

しかも今年はこの曲がメインを飾るのではないのです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番がどどんとメインに控えているのです。
ロシアの有名作曲家の作品を並べたプログラム。
難敵揃いですからねえ、ロシア物は。
どうしても日本人が演奏すると、あの独特の粘り気と広大なスケール感が出ない事が多いのです。
雄大なロシアの大地を音にしないといけないのです。

弦分奏はもう一回あります。
その時にはロシアとは無縁のヘルメスベルガーという作曲家の作品も練習します。
マニアックなきょくですね。


さて今日の練習会場である森下文化センター、前まで行くと黒山の人だかり。
いや、黒い服を着た人達の大集団が。
よく見ればお葬式をやっていたのです。
すぐ隣の施設で行われていたのですが、文化センター前の広場も人で埋まり凄い雰囲気。
そこを掻き分けてホールに行かなければならず。
ちょっと入りにくかったな。