にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

戦える!

2006-07-31 01:22:29 | F1
ドイツGPからデビューのスーパーアグリF1の新車「SA06」が先ほどレースを終えました。
残念な事に左近君は昨日のクラッシュの影響で車が走れる状態にならなかったようで一周のみの走行でした。
しかしフリー走行では琢磨君を上回るタイムを出したりもしていましたからマシンが万全であれば期待が持てると思います。
あとは予選とレースに早く慣れてほしい、井出選手のようにならない事を切に願ってます。

一方琢磨君、リタイアまでモンテイロを完璧に押さえ切ってました。
アルバースには離されてしまいましたがきちっとミッドランドの間に割って入りバトルもして、今まではただレースに参加させてもらっているだけでしたがこれで晴れて戦いの場に入っていけます。
マシンも簡単なシェイクダウンのみでテストもせずのぶっつけ本番でしたからまだまだその能力を出せていません、レースを重ねる毎に速くなって行くことでしょう。
これでやっと戦える武器ができました。
ちょっとシーズンも後半にずれ込んでしまいましたが何処まで行けるのか楽しみになりました。

実を言えばここまで今年のF1は見ていてつまらなくて、ルノーがブっちぎっていてチャンピオンはアロンソで決まりさみたいなムード。
期待のアグリも振るわずホンダもトヨタもスピードが無い。
しかしここへ来てシューマッハ兄が連勝してアロンソを急追、トヨタも強さが見えてきて。
そこへSA06のデビューですからちょっと面白くなってきましたね。
このまま鈴鹿までぐぐっと盛り上がっていってくれるといいな。

しかしネガティブな話題も、エンジン開発凍結問題も泥沼にはまってしまったし。
マス・ダンパーも禁止はしたものの次のハンガリーでは復活するという噂もあるし。
どうもそこらへんの政治的なきな臭さが付きまとってますね。
未来を見据えてモータースポーツがどう在るべきか、明瞭なビジョンも無いままにお金と政治が迷走しているように思えていやだなあ。

非日常の始まり

2006-07-30 00:05:12 | オーケストラ
今日は「ドン・キホーテ」の本番、華やかですねバレエって。
ピットの中はバレエもオペラも同じなのですがふと見上げると舞台の華やかさが違うのです。
オペラの舞台は重厚で質感たっぷり、本物を目指して写実的でもあります。
建物はあくまで建物らしく、森や山もそれらしく作っていきます。
しかしバレエの場合は踊るスペースを大きく取りますのでセットは簡単。
しかしそれが彩りが明るくて、見上げるとそこは別世界。
またダンサーの衣装も華やか、とにかく奇麗。
見事なまでに非日常です、でもそれが良いんです。

オペラとバレエの大きな違いはカーテンコールにも見られますね。
オペラのカーテンコールは段取りこそ決まっていますがどうおじぎをするかなどは各自が自分で決めてやってます。
しかしバレエだとカーテンコールも一つの見せ場。
主役級ともなればいかに美しくポーズを決めておじぎをするか、それも役柄に合わせていかにもそれらしく格好良く優雅に。
ピットから見上げるプリマは本当に美しいです。
今日も可憐で気丈なキトリに見とれてしまいました。

本番が終わったのが5時半くらい。
会場の外へ出れば上野の駅のまわりは浴衣姿の女性がいっぱい。
今日は隅田川の花火大会、こちらも非日常の楽しさ。
花火と浴衣と、夏ならではの楽しさですね。
そう言えば今年はまだちゃんと花火を見ていないなと思い出しました。
今度の月曜日は横浜でも花火が打ち上げられます。
でも一人じゃあつまらない、誰か一緒に見てくれる人は居ないかな?

短縮すれば

2006-07-28 01:12:47 | Weblog
今日はバレエの練習、「ドンキ」です。
と我々はいつも「ドンキ」と縮めて言ってしまいますが正しくは「ドン・キホーテ」と書けば良いのかな?
この「・」の位置がくせものです、子供の頃は「ドンキ・ホーテ」だとばかり思ってましたね。
あのディスカウント・ショップの歌は違いますよね。
「ドン ドン ドン ドーンキ ドンキ ホーテー」はちょっと日本語過ぎないかなあ。
この「ドン」はつまり「ドン・ガバチョ」や「ドン小西」の「ドン」だと思いますが、はたしてこの例で良いのかどうだろう????

バレエといえばこの前も書きましたがチャイコフスキーの3大バレエ「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」をそれぞれ縮めてチャイコの「白鳥」もしくは「白鳥湖(はくちょうこ)」「眠り」「くるみ」と言います。
プロコの「ロメジュリ」も同じです、ああそうだチャイコの「ロメジュリ」もあった。
あれ、どちらかが「ロミジュリ」だったかな。
ややこしいですね。

まあバカな事を書いていますがよく上演される作品なので短く縮めても相手に解るからそうなったんでしょうけど。
普通の、一般の、音楽を知らない人に「眠り」だとか「くるみ」とか言ってもその物の名前としか理解されません。
時々調子に乗って外で業界用語を言ってしまう事もあります、ちょっと恥ずかしい。

さてその「ドンキ」、3年ぶりです。
ちょうど前回のバレエ・フェスティバルの時に関連の公演としてやりました。
明日はゲネプロなんですがもうちょっと練習したいなあと言うのが正直な気持ち。
やるからにはもっと磨きを掛けたいと、そう思う事って当たり前だと。
大丈夫かな?

バロックに

2006-07-27 00:36:36 | Weblog
この前の日曜日は中央フィルの練習。
午前中は弦分奏をみて午後はアンサンブルの練習を眺めていました。
アンサンブルでやっていた曲はバッハの「オーボエとバイオリンの為の協奏曲」のニ短調版。
この曲はチェンバロ協奏曲からの復元なので調性が2種類あるんですね、ハ短調とニ短調。
昔この曲を演奏した時にスコアはニ短調版を買いソロ譜はハ短調版を買ってしまうというドジを踏んでしまった事がありました。
実際に演奏するときはニ短調版の方がソロも映えますね、私もニ短調版が好きです。

さてバッハは高校の弦楽合奏団で弾いていたのですがその頃にはもう一つの弦楽合奏団にも所属していました。
この前も書きましたが8月19日に復活演奏会をひらく「東京ラガッツィ合奏団」です、この演奏会では後半にヴィヴァルディの「調和の霊感」から2曲演奏します。
私は指揮者を兼ねながらソロも弾くことになりました。
作品3から5番と11番の2曲です。
ちょっとしんどいかな、1曲だけにしてもらえば良かったかも。

さて演奏会の前半にヘンデルの「リゴードン」という曲をやります。
歌劇「アルミーラ」の中で演奏される短い舞曲なのですがこれがまた非常に珍しい曲でして楽譜もCDもほとんど出ていないのです。
これを演奏するに当たって一応原曲を聞いてみようと思い色々と探しまわってやっとCDを見つけることができました。
今回の演奏会では当時演奏した曲しかやらないのですが40年近い昔にどうして指導されていた渡辺先生はこの曲をご存じだったのか、大きな謎なんです。

とまあこの頃はバロックに心が向いておりましてバッハやヴィバルディにヘンデルといった大御所のCDを聞きまくっているのです。
「調和の霊感」は全曲入ったCDを買ってiPodに取り込んで聞いて。
ヘンデルの舞曲集も同じくiPodに、バッハはスカパーのデジタルラジオのバロック専門チャンネルで今週はずっと流されていますのでこれを聴きと。
少年時代はもっぱらバロックばかり聞き、また演奏もしていましたのでなんだかとても懐かしいのです。
でもその頃と今とでは演奏のスタイルもずいぶんと変わりました。
その頃はイ・ムジチやドイツ・バッハ・ゾリステンなどが活躍していたんですね。
今はピッチも低くなって奏法もピリオド奏法ですから。
今度の演奏会ではどちらかというと昔のスタイルで行きます。
我々があの頃に弾いていた感じに近く、でもほんのひとつまみだけ現代風のスパイスを効かせてなんて目論んでいるんですけど。
はたして出来具合はいかに?

A Night of The Pirates

2006-07-26 00:28:17 | Weblog
お休み最終日という事で映画を観てまいりました。
「Pirates of The Caribbean DEAD MAN'S CHEST」です!
面白かったの一言、前半はちょっと重いなあと思っていましたが真ん中あたりからテンポがグイグイと上がってきて、そこからはもうジェットコースターに乗せられたみたいにハラハラしながら引き込まれてしまいました。
とにかくジャック・スパロウが最高です、ジョニーさすが!

クラーケンという怪物が出てくるのですがCGで作られているこの怪物の質感が見事なんです。
子供の頃に見た日本映画「サンダ対ガイラ」の冒頭に巨大なイカだかタコの化け物が出てくるんですが、子供心に凄いバケモノと思って強く印象に残っているんですね。
今日クラーケンを見ていたらその映画の事を思い出してしまいました。
ロード・オブ・ザ・リングのCGも見事でしたが今日のCGも負けていなかったですねえ。
いやいや色々と楽しませていただきました。

家に帰ってくるなり第一作目の「呪われた海賊たち」を見てしまった私って!
完璧に心は大海原を航海するブラック・パール号の甲板にあるようです。
それというのも去年の「ディズニー・オン・クラシック」のツアーでパイレーツ・オブ・カリビアンの音楽を2か月にわたって演奏し続けたから。
あのメロディが聞こえてくるともう心が沸き立つんです、今日も映画館と家でその音楽にどっぷりとつかってました。
いやあ、楽しい一日でした。

映画館で映画を見ながら感じた事がありました。
何だかみんな静かなんですよ、反応が無いみたい。
私はどちらかというと大声で笑ったりヤイヤイ言いながらこの映画は見たいのですけどねえ。
きっとアメリカの映画館ではみんな大騒ぎしながら見ている事と思うんですよ。
ポップコーンが飛び散り拍手や歓声や笑い声が溢れる、そんな環境で見てみたいなあ。
もっともっと映画が楽しくなると思うんだけど。
昔の事になりますがスターウォーズの第一作が公開された時に横浜の馬車道の映画館で見たんです。
場所柄かアメリカ人のお客さんも多くて、笑い声も大きいしハラハラする場面や戦いの場面では大声で応援しながら見ているんですよ。
敵を倒した時など大喝采、映画館が一つになって盛り上がっていました。
横須賀あたりに行くとそんなかもしれないですね、行ってみようかな!

バレエの季節

2006-07-25 00:26:17 | オーケストラ
長かった?休みもあと明日だけを残すのみ。
あさってからはバレエの夏の始まりとなります。

3年に一度の世界バレエ・フェスティバルの年なのです、まずは白鳥の湖とドン・キホーテが始まりその後が本命のフェスティバル。
Aプロ・Bプロ・ガラと3種類の公演の後にジゼルがあって締めくくりとなります。
私はこのうち白鳥湖とドンキ、Bプロとガラが出番、暑い熱い上野のピットで大汗をかきながら演奏します。

バレエフェス(段々略称ばかりになってきましたね)の指揮といえば長年にわたりミシェル・ケバルさんが努めてきたのですが残念ながら去年亡くなられてしまいました。
前回の時、さすがに体力的にきつかったのか半分くらいをソトニコフさんに担当してもらったのです。
ピットを出たところにケバルさん専用のソファーが置いてありソトニコフさんが指揮をしている間やテープを使った音楽の時などはそこで休んでいました。
楽屋まで帰るのもきっときつくて大変だったのでしょうね。
今年は全部の公演をソトニコフさんが指揮する予定になっています。
しかし全部となると7月26日から8月17日まで休みなしで指揮する事に!
これも大変ですねえ、体を壊さなければ良いのですけど。

しかし音楽的にもきちっとまとめ上げながら踊り手に優しいテンポで指揮できる技術を持った良いバレエ指揮者が本当に少なくなってしまいました。
ケバルさん、ランチベリーさん、フェドートフさんなど日本でもお馴染みの指揮者は皆旅立たれてしまいました。
一流の指揮者がバレエを振ってくれると良いのですが、そうもいかないのでしょうね。
実を言うと今スカパーで放送中のベルリン国立歌劇場バレエの「くるみ割り人形」ですが指揮は何とあのバレンボエム!
さすがにオケも締まった良い音を出していて音楽的な盛り上がりも素晴らしい。
ただ踊り手の立場から見てどうなのかな?という疑問もありますが聴いているだけでも楽しい「くるみ」です。
またサンクト・ペテルグルグで「くるみ」をやる時はゲルギエフが振る事もあるとか。
そんな一流の指揮者とピットに入れたらさぞや楽しいだろうなあ。

シェイクダウン

2006-07-24 00:37:22 | F1
久々にF1のお話です。
先週になってやっと登場したスーパーアグリF1の新車「SA06」ですが実はまだ完成途上。
モノコックがシェイプアップされリアセクションが完全にリファインされていたとはいえ、フロントサスペンションやフロントの空力は以前のまま。
まだ完全な新車ではないので「SA06A」と呼ばれるらしい。
完全に新しくなるのはトルコGPからとか。

来週の日曜日が決勝となるドイツGPでお披露目とはなりますがシェイクダウンしただけでしっかりとしたテストも出来ていないわけですから結果は推して知るべし。
でもリアの感触が全く違っていてギアボックスもホンダのシームレス、リアサスも全くの新型。
そして何よりボディワークがやっと今のF1に近くなってきた。
肝心のエンジンマウントもきっちり下げられて重心もぐっと低くなったとか。
これでやっと前を行くマシンに追いていけるだけの早さが備わったのだと信じたい。
予選もQ1を通過なんて事も?
全て贔屓目に見てしまうけれどやはり期待したいもの、琢磨に左近の二人のさむらいに。

でもなあ、満足にテストも出来ない状況は変わらないわけで、二人のドライバーもぶっつけ本番ですからね。
可哀想だとは思いますが左近君には井出選手の轍を踏まないように頑張ってもらいたい。

マシンのカラーリングも派手に変身しましたね、もっと歌舞伎の隈取りみたいになって凄いな。
でも相変わらずスポンサーのロゴも少ないし、お金は足りているのか足りないのか。
でもアグリオーナーもそんな中でよく頑張っていますよ、みんなで応援したいものです。
ポンとポケットマネーから3億ぐらい出してみたいものだ。

音楽と文学と

2006-07-23 00:36:03 | オーケストラ
難しい題名をつけてしまいましたが要は文学作品を基にした音楽作品を演奏または鑑賞する場合には少なくともその粗筋ぐらいは知っておいた方が無難ですね、と言う事が言いたかったのです。

今日は白金フィルの練習に行ってきました。
午後はバイオリンだけを見て、夜は合奏に加わってといささか疲れましたが楽しい一日でした。
さてブログのタイトルにもなっていますが今回演奏するドン・ファンはご存じの物語ですね。
R・シュトラウスの交響詩の場合、とても人間臭い描写と肉感的な響きとの交差が物語の進展とともに紡ぎ出されていきますね。
この場面はこうだからこんなメロディなんだなとか、このオーボエのメロディはこの場面の描写なんだなとか、解って弾いているのと漠然と音を出しているだけではまったく聞こえる音が変わってきます。
今はまだまだ技術的な問題にぶち当たっている段階かもしれませんが行く行くは踏み込んだ表現まで持っていきたいところ。
皆さんの奮起を期待してます。

今日は練習場所が2か所、昼の部は東大島の文化センターで夜の部は荒川を渡って江戸川区の清新町という所。
先週は別の練習でしたが江東区の住吉という所で練習を。
東京の東の端まで通っています。
だんだん練習場所が家から遠くなっていきます。
まだ許容範囲ではありますがどんどん千葉県に向かっていますね、そのうちに千葉で練習なんて事には?
ちょっと疲れちゃったな。

電車おとこ

2006-07-22 01:04:22 | Weblog
今日は午後から秋葉原へ。
ちょっとした用があって秋葉原を歩きましたが本当にゲームとパソコンとメイドの街ですね。
それとオタク、色々なオタクが居るとは思うのですが私も人にまぎれて歩けば立派なオタクに見えるのでしょうか?

さて今日は電車に乗っての往復、秋葉原という街は車だとちょっと行きにくい。
首都高を使えばすぐにも行けますが何しろ料金がばかにならないのと駐車場探しが大変。
ですので今日は電車です。

大学の後輩達と宴会などで集まる時は必ず「あさかぜの会」という名前で集まります。
この会はなかば鉄道マニアの集いと化しておりまして酒の席でもおかまいなく鉄動話をぶちかますのです。
中には鉄分の無い人もいるので半分に分かれて盛り上がるなんて事も。
私は一応会長という物に祭り上げられてしまっています、なのでさぞや筋金入りの鉄道マニアに思われる方もいらっしゃるでしょうがそんな事はありません。
一時期「鉄道ファン」という雑誌を定期購読していた事はありました、確かにその道に入りかけていたのです。
しかしそれもいっときの事。
テッチャン達の濃い話にはもうついていけません。
ただその頃の癖でどうしても駅のホームで電車を待ちながら向かいの線路を走る電車の床下をチェックしてしまうのです。
鉄道マニアにも色々な流派があって、私は少数派の「床下マニア」だったのです。
詳しくは書きませんが床下に釣り下げられた様々な機器類とシャーシ形式やモーターの音を・・・。
こう書いてしまえばやはり凄いマニアみたいですね。

今日も京急の横浜駅のホームで向かいのJRの車両の床下を眺めながら快速特急を待っていたのです。
品川駅でも山手線の、秋葉原でも留置線のといった具合。
実にオタクですね、これは。
我ながら感心してしまいました。

最後にもう一つ。
京急横浜駅のホーム、今日までは上下線兼用のホームが一つでしたが明日から新設された下り線専用ホームが使用開始となります。
思えば私が高校生だった頃に今の兼用ホームになったんです、それまでは別々のホームを使っていたんですがこれがもの凄く狭くて危なかった。
明日からはまた別々のホームになりますね、出来たばかりの奇麗なホームでうれしいな。

公式ブログ

2006-07-21 00:37:20 | オーケストラ
今日は午後から初台の東フィルの事務局まで出向きました。
用向きはと言うと、先月から始まった東フィルの公式ブログの打ち合わせのためです。
東フィルの公式ブログが出来て中々好評ということなのですが今のところ記事を書き込んでいるのは広報担当のM君一人。
その彼が奮闘して画像や動画も見られる面白い内容になっています。
ですが一人で書いていたのではいつの日にか行き詰まる事も考えられる、そこで我々楽員からも記事を提供してよりバラエティに富んだ内容にしようではないかと。
それに団員やスタッフの声ってファンや定期会員の皆さんが待ち望んでいるみたいなんです。
先日からブロガー募集を掛けて二人の立候補者が出てくれてまずは上々の出足なのですが、もっと沢山の提供者が欲しいところ。
などなど色々と話し合って来たのです。

私はこのブログをやっている事もあり連絡担当に指名されて、なので私が公式ブログの方にも記事を書き込むことも。
ただ色々と最初に決めておかなければいけないことも多いのです。
このブログのように個人が個人の責任でやっている場合、まあ気楽に書けたりもするんですけど。
でも団体の公式のブログともなればそうはいかないですよね、そこら辺の舵取りが難しいですね。
まあこれから打ち合わせをしっかりとして始まりますのでそちらも楽しみにしていてください。

今はまだこちらからリンクは張りませんが公式ブログも稼働中です。
東フィルのサイトから行けますのでまだ御覧になられていない方もぜひ一度見て下さい。
練習風景や指揮者の生の声なんかも聞けますよ。

ちょっと早いけど

2006-07-20 00:38:43 | Weblog
昨日からお休みに突入しました。
昨日から来週の火曜日までのお休みをいただきましてのんびりしております。
少し早いのですが夏休みでしょうか。
正確に言えば今東フィルが取り組んでいる定期演奏会に出られなかったので必然的にお休みになってしまった、というのが真相なのですが。
今回の定期は桂冠指揮者である大野和士氏の久々の登場、オケとしても万全を期するために一切仕事を重ねずこの定期一本に絞ってというスケジュール。
しかし我がオケは2倍の人数を抱えていますので半数は出られない、その出られない半分になってしまったという事です。

まあしかし何だろうと休みは休みですのでのんびりしようと、でもこう雨続きでは遊びに行くわけにもいかないし。
かといって家に閉じ籠っていても心と体にカビが生えてしまうし。
昨日などはあの酷い降りでしたので家に閉じこもって、でも前日までの疲れを取るのには丁度良い休みになりました。
今日は午後から外出、先週から入院していたプジョーが修理完了という事で受け取りに行ってきたのです。
ディーラーは千歳船橋という小田急線の沿線、うちからだとまず京急で横浜へ、そこから湘南新宿ラインで新宿へ、そこから小田急でというルート。
しかし折からの大雨の影響で湘南新宿ラインは大幅に遅れて、それでも何とかたどり着きましたが軽く2時間以上もかかってしまいました。
帰りは初台で仕事をしていたカミさんを拾って中華街へ行き夕食を食べて、中華食べ放題という暴挙に出たせいでとっても苦しい!
でも何だか気持ちが明るくなった休日、やっぱり休みっていいなあ。

指揮者ふたり

2006-07-18 00:41:19 | オーケストラ
開演前の楽屋、マエストロが倒れて入院したというニュースが駆け巡りました。
尿道結石で激痛が、はたして今日の本番が出来るかは不明だと。
入院した病院からまだ出られないようなので今日は無理かもしれない、とりあえず1幕は副指揮者が振る事にして様子を見ようということに。

開演直前に監督の栗林先生がお客さまにご挨拶とお詫びをして始まりました。
副指揮者が奮闘して1幕は滞りなく終了しました。
問題は2幕がどうなるか、マエストロは間に合うのかそれともこのまま副指揮者が振るのか。
休憩時間も終わりオケのメンバーがピットに入り待っているとステージマネージャー氏が大きなスコアと「鉛筆」を持ってピットに登場、みんなにいつもの「鉛筆」を見せてマエストロが振りますよとお知らせをしてくれました。
さてピットに登場したマエストロに客席とピットから大きな拍手が送られて2幕が始まったのです。
いつものように「鉛筆」で音楽を作るマエストロ、そのエネルギーを受け止めて音として表現するオケと歌手。
渾然一体となり舞台は進んでいきました、病気による激痛などまるで無かったかのようにエネルギッシュに振るマエストロ。
今回の公演でも最上の舞台となりました。

カーテンコールに並んで登場した二人の指揮者、ご苦労様でした。
楽しい公演でしたよ、本当に。

手品のような

2006-07-17 02:15:53 | オーケストラ
連日マエストロの話ですが、とにかく色々と話題を提供してくれるのです。
今日の本番前にピットで話題になっていたのは「マエストロはまるでサッカーに興味が無くてワールドカップでのイタリアの優勝も関係ないのだ」という事。
決勝翌日のマエストロの楽屋にはわざわざイタリア語で世界一御目出度うと書いておいたんですが、全然それについて話題にもしないのでおかしいなと思っていたのです。
これで謎がひとつ解けました。

で、もう一つ。
今日の本番が始まった時、みんなびっくりしたのはマエストロが右手に指揮棒を持っていた事。
「あ、やっぱり棒も持ってるんだ」と安心したのもつかの間、すぐに素手となり次に見たときはいつもの鉛筆を握って指揮を。
うーん、あの感覚が独特だなあと感心してしまいました。
結局指揮棒で振ったのは1幕の最初のうちだけ、あとは鉛筆と素手を繰り返しつつの指揮でした。
明日は最終日となりますがはたしてどんな事をくり出してくれるのか楽しみになってきました。
指揮棒を撫でると花束になったりして、鉛筆から万国旗?
まさかねえ。

おっと

2006-07-16 00:31:16 | オーケストラ
今日はベテランを揃えたキャストで本番でした。
しかしいくらベテラン揃いでも上手くいかないときはあるもので。
特に1幕の中盤までは指揮者と歌の息が合わなくて、バタバタした舞台になってしまいましたね。
でも1幕の終盤からは舞台も落ち着いてさすがの舞台となりました。

マエストロは今日も鉛筆で、ところが時々鉛筆を置いて何も持たずに指揮をするんです。
実はその時がちょっと怖い、テンポが動き過ぎてしまうのです。
ちゃんと右手に鉛筆を持って(指揮棒だったらもっと良いのですが)落ち着いて音楽を運んで行ってほしいな。
決して悪い音楽をやっているわけでは無いのです、自分の感情をコントロールしてくれるともっと音楽が素晴らしくなると思うんです。

お客さんの反応は上々なので拍手をたくさんいただいてます、そしてかけ声も。
「ブラーヴォ」「ブラーヴァ」「ブラーヴィ」または「ブー」といったところがオペラでの声がけです、「ブー」は有り難くないですが。
今日はピットのすぐ近くから「ブオーッ」という声が何度もかかりました。
果たしてこの声は「ブー」なのか「ブラーヴォ」の「ブラ」が聞こえないだけなのか。
何度も首をひねってしまいました、真相はいかに?

本当に?

2006-07-15 02:01:04 | オーケストラ
今日は驚いた事が2つ。

まずこれまでも書いてきましたがマエストロが果たして鉛筆で振るのかどうか。
これがまず驚かされたのですが立派に「鉛筆」で指揮をしたのです。
えんび服に鉛筆を握っての指揮、東フィルに入って20年以上経ちますが初めてでした!
子供の頃の合奏団の練習で先生が鉛筆で指揮した事はありましたが本番も鉛筆というのは記憶に無いですねえ。
善し悪しの問題ではなくある意味新鮮ではありました。

もう一つは、上野駅で降りて文化会館に入る時に。
楽屋に入る時に何気なく振り向くとマルイのビルの上の温度計が目に入ってきたのですが、それが何と37度!
暑いなあとは思っていたのですけどまさかそこまでとは!
ちょっと最初から飛ばし過ぎではないですか、太平洋高気圧!
まだ梅雨も明けきっていないというのにこの暑さ。
いったいどうなっちゃったんでしょうね。