にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

苦闘

2009-05-30 01:20:45 | オーケストラ
昨日に引き続き若き作曲家達の作品と向き合っております。
今日は場所をオペラシティのホールに移して本番と同じ環境でのリハーサルとなりました。

今年のコンポージアムの主役、作曲家のラッヘンマンさんも練習に付き合ってくれています。
もっとも彼は審査員なのですが、練習の時から作品に関わって良いのかな?
などと余計な事も考えてしまうのは悪い性分ですね。

さてその作品たち、技術的に比較的容易な物もあれば非常に難しい物もある。
その難しさが曲に活きてきて作品の魅力を引き出すものならば、そんな難しさであれば喜んでその曲に向かって行けるのですが。
練習していて感じられるのは、その困難さが全く活かされていない事。
オケ全体がフォルテで鳴り続けている中ではどんなに頑張って弾いてもお互いに消し合って聞こえて来ない。
この大音響の混沌こそが作曲者の意図するものであったにせよ、実際に鳴っている音は作曲者の書いた音とは限らない。
演奏不可能とも思える音の連続、整理とは無縁の音楽的構造。
これではちゃんと演奏しろという方が無理です。
一曲につき与えられた練習時間は1時間、今日もただ音を出しただけで終わってしまった曲も。
それにまだ全部が音になっていない曲さえ。
残された練習は明日とゲネプロの2回だけ。
もう少し良いリハーサルをしたいものです。


バイオリンは管楽器か?

2009-05-29 00:42:50 | オーケストラ
今日から始まった仕事は毎年恒例のオペラシティのコンポージアム、その中の作曲賞のコンクール。
若い作曲家5人の力作ばかりです。

当然彼らの才能を駆使し力の籠った曲ばかり、意欲も個性も強力です。
独自の奏法を駆使した曲もあるわけで、今日の短い練習時間ではその説明だけで終わってしまった曲もあるくらい。
本当に様々なんです、これが。
バイオリンで言えば弓を縦方向に使って思い切り汚いノイズを出すとか、弓を弦に対して45度にしてこれまた汚いノイズを発するとか。
中でも特殊なのはバイオリンのF字孔から息を吹き入れて風の音を出すというもの。
作曲者自ら手本を示してくれましたがこれがけっこう大変。
楽譜に書かれた長さを守るには息が足りないのです。
クレッシェンドもスフォルツァンドもやらなければならず。
息切れしそう。

そんな曲ばかり、ちょっと苦しいですね。
おとといの作品の方がずっとやり易かったしある意味で共感もできたのですが。
今日の作品たちは何と言ったら良いのやら。
意気込み、意欲、欲求、まあとにかく若さの発露とでも言った感じの曲ばかり。
出来上がる前の混沌がそのままパワーとして出ている感じかな。

リハーサルはあと2日だけ。
果たしてどこまで出来るのか?

近づく

2009-05-28 00:41:29 | Weblog


いよいよ横浜の開港記念日が近づいてまいりました。
6月2日がその日、開港して丸150周年であります。

今日馬車道の駅まで仕事を終えたカミさんを迎えに行きました。
その帰り道、ふと港の方向を見ると見事なライトアップが見えています。
それも帆船のマストの形、そして何よりも大きい!

早速赤レンガ倉庫の駐車場に車を止め新港埠頭へと行ってみれば、そこには実に大きく美しい帆船が停泊しておりました。
帆こそ張ってはいませんがライトアップされたマストに万国旗が風になびき。
本当に見事な姿でした。

メキシコ海軍の帆船「クアウテモック」号だそうです。
開港を祝う為に遥々太平洋を横断してやってきたのでしょう。
Y150のガイドブックにも載っていました。
実に見事な船です。
素晴らしい光景でした。

埠頭の入り口で警備をしていたクルーと思われる水兵さんに話しかけてみました。
でも全く英語が通じなくて、勝手に船の名前と「メヒコ」と国を言ってくれました。
船の名前も全然聞き取れなくて、何回か聞き直してしまいました。
「クアウテモック」という名前は家に帰ってきてガイドブックで確認したのです。

でも船の美しさは文句なし。
夜の埠頭が輝いていました。

改めて

2009-05-27 01:25:30 | Weblog
今日から東フィルの仕事にも復帰しました。
第一弾のお仕事は「現代音楽」というジャンルに属する曲を集めた演奏会のリハーサル。
本番は来月ですがあいだに他の現代物の仕事をはさんでの練習です。

今日の曲は日本人の作品ばかり、黛敏郎先生の「曼荼羅交響曲」もありますが、他に曲は新作です。
先週の白鳥で中断してしまった私の仕事、途中で思いがけなく終了となってしまったせいか、ずうっと頭の中ではチャイコフスキーのバレエ音楽が回り続けておりました。
しかし今日でそれも終わり。
無機質でもあり、また熱い音楽をやってチャイコからも解放されました。

実際の所、今日は弾いていて楽しくて仕方がありませんでした。
久しぶりの仕事という事もありましたが、今日の曲がなかなか面白かったからです。
良い意味でのスピード感がある曲ばかり。
ドロドロとした日本人の情念の重さを音楽にしました!という有りがちな曲が今日は無し。
きちんとしたリズムとテンポ、音楽らしい音楽でした。
古典的と言えばそうなのかもしれません、でも音楽ってこういう物じゃなかったのかな。

一日あけて今度は武満作曲賞のコンペの練習となります。
楽譜を見る限りでは難しい曲が多い感じなんですが。
でも実際に音になってみないと解らない事も多いですし。
とにかくやってみないと。

社会復帰

2009-05-24 14:11:07 | Weblog
この一週間に色々な出来事が一挙に押し寄せて来ました。
「のの」の事に病気の事、実はその他にもありましてとても憂鬱な一週間でありました。

結石については痛みは全く感じなくなって生活に支障が出る事はありませんが、肝心の「石」が出て来ないのです。
前回は3日くらいで出てきたのですが今回は途中で居座ったまま。
まあ焦らずに構えようとは思っていますが気分が良いものではありません。

仕事の方は結局白鳥の湖の本番を全部休みました。
今日で本番も終了、次の仕事から復帰となります。
最初の仕事は火曜日の現代音楽の練習、それから一日置いてこれまた違う現代音楽の練習と続きます。
復帰後はしばらく現代ものばかり。
果たして休みぼけの頭でついていけるのか、心配なところではあります。

その予行演習ではありませんが今日はこれから白金フィルの練習に行きます。
トレーナーとしてですから楽器は弾きませんが昨日は頭のトレーニング。
スコアと睨めっこして音符を頭に叩き込みました。
これで少しはリハビリになるでしょう。

天敵?点滴?

2009-05-21 01:44:15 | Weblog
昨日の朝、起きた途端に襲ってきた背中の激痛。
声も出せず動く事も出来ずもだえ苦しんでおりました。

そうこの痛みには出会った事があったぞ。
2年前の夏にやってきた尿管結石の痛み、でも今回はあの時よりも数段痛みが強いではないか!

ふらつく足取りで痛みと戦いつつ近くの医者に行きました。
点滴をされ痛み止めを打たれ、一向に収まらぬ痛みに更に痛み止め。
やっと痛みは感じなくなったものの、その医院ではそれ以上の治療が出来ず。
仕方なく入院設備のある大きな病院に向かいそのまま個室へ。

何度も打たれた痛み止めのせいで足はふらふら、意識も朦朧。
検査や治療の移動にも車いすに乗せられて石の如く。
そして個室ではまる一日近く点滴攻め。
でもその甲斐あって今日退院できました。

もっとも石はまだ出てはいませんが当面の痛みはやり過ごせましたので。
あとは石が自然に出てくるのを待つばかり。
でも今回、どうやら医師は2段構えで攻めてきた模様で、痛みが時間差でやってきました。
2年前は夜中じゅうがんばって石を排出した記憶が。
今回はそんなに頑張らず自然の流れに任せてみようかと。

そんなわけで白鳥の湖はお休みです。
前回の時には石はそれ以上見つかりませんでしたから、この2年の間に出来たことになります。
体質的に出来やすいようで、すっかり天敵となってしまったようで。

旅立ち

2009-05-17 22:49:13 | Weblog
今日お昼前、ハムスターの「のの」が旅立ちました。
ここひと月ばかり衰えが目立ち始め、数日前からは歩行も困難に。
昨日はついに歩くことも出来なくなり今日静かに旅立ちました。

夕べは息をするのがやっとという状態、明け方までずっと手のひらの上に乗せて見守っていたのです。
それから特製のベッドにねかせて我々の枕元で一夜を。
最後は動く事もできず可哀想でした。

我が家にやって来て2年、毎日夜になると家族を楽しませてくれていました。
今はただ有り難うと言ってあげたいだけです。

たくさんの思い出と笑顔をありがとう。

言葉の洪水

2009-05-16 01:42:33 | オーケストラ
今日から白鳥の湖のリハーサル。
ロシアから来た若きマエストロの情熱溢れる練習に圧倒されました。
情熱が溢れるのは良い事なのですが、とにかくマエストロはおしゃべり。
早口な英語で様々な単語を並べ立てて話しまくります。
英語で表現しきれない時はロシア語の通訳さんに日本語に訳してもらいます。

やりたい事がたくさんあるのは悪い事ではありません。
通り一遍の練習だけで済ます指揮者も多いのです。
でももう少し要点だけを簡潔に伝えてもらえると有り難いのですね。
今日は楽器を鳴らしている時間の倍以上マエストロがしゃべりまくってましたから。

ですがバレエの公演でこれだけ音楽的に掘り下げた演奏を目指す指揮者は貴重な存在です。
今はもう居ないロシアやイギリス・フランスのバレエ指揮の巨匠たちは音楽的にもきちんとした演奏をやっていたものです。
踊り手のテンポにただ合わせるだけの指揮者が多いこの頃にあって楽しみな指揮者です。
本番がなかなか楽しみになってきましたよ。

今日の写真は横浜博の目玉の一つ「アースバルーン」です。
直径20mの巨大な気球に鮮やかな映像が映し出されて環境問題を訴えるストーリーが展開されます。
通常はこの気球が地上高く上がって見上げる格好になるのですが、昨日は強風のため気球は地上に括りつけられたまま。
ちょっと残念ではありましたがなかなか奇麗な映像でした。

こじんまり

2009-05-15 01:38:21 | Weblog
仕事が早く終わって、しかも場所が「みなとみらい」なら行かなくては。
横浜博Y150に。

夜6時からなら半額で入場できるチケットで見てきました。
ベイサイドエリアと名付けられた3カ所の会場、今日はガラガラでおまけに寒かった。
時間的に主立ったアトラクションを全て回るのは無理だと最初は思っていたのです。
しかし待ち時間が全く無かった事と、会場がとてもコンパクトに出来ていて楽にほとんど見てしまいました。
まだ全部の会場がオープンしていないとは言え、コンテンツはこれだけなの?と疑問が湧いて来るほどのこじんまりとしたイベントでした。

とは言え写真の「ラ・マシン」の巨大蜘蛛はなかなかの迫力。
巨大なクレーン車の上に巨大な蜘蛛が乗っている感じなのですが、そのエンジン音も迫力を増すのに効果絶大。
沢山の人が協力して操作しているのですが、夜だった事もあってあまり余計な物は見えず蜘蛛だけが浮かび上がって良かったのです。

Y150もこれからが本番という感じです。
開港記念日は6月2日、そこが一つのハイライトですね。
花火大会は勿論の事、他の会場もオープンするのでもっと盛り上がるかも。


勝ちたくない?

2009-05-14 02:28:01 | すぽおつ
横浜スタジアムで行われたセ・リーグ首位を独走するジャイアンツと最下位のベイスターズの一戦。
スリリングな点の取り合いで最後は最下位ベイスターズがサヨナラ勝ち。
と、書くと何だかスカっと勝ったようにも思えますが実際は情けない勝ち方。
点の取り合いではありましたが双方にエラーが多く出てそれが得点に結びつくという悪いパターン。
ジャイアンツがお付き合いをしてくれたみたいな、そんな印象の試合でした。

特に最終回の表裏の攻防は見応えとは正反対のもの。
深追いしたジョンソンが目に入ったのか、それとも風の影響か、フライを落としてしまって2点もプレゼント。
同点のランナーの盗塁が効きましたがこれとて連続フォアボールの末の出来事ですから野手ばかりは責められないですが。

その裏は満塁からデッドボールで押し出しサヨナラ。
何ともしまらない勝ち方に試合後のヒーローインタビューもまるで漫才のよう。
ちょっといただけない勝ち方でしたね。

とは言いつつも今年のベイスターズには去年とは違う何かを感じます。
思い切って世代交代を計った結果、まだまだ成長途中で頼りない所も多いけれど若手が頑張る姿は見ていて期待が湧いてきます。
戦いぶりが爽やかにも見えるのです。
この若手選手たちがシーズンを通して成長してくれたらベイスターズの将来にも光が見えてくるというもの。

いまだチームは最下位ですが、ひょっとすると今月中には最下位を脱出できるような気もしてきました。
今年は応援しがいがあるぞ。

さぼる快感

2009-05-13 02:40:56 | Weblog
日曜日にこうもりの本番でした。
相変わらず絶好調の加賀さんのギャグで客席もオケも出演者も爆笑しつつ終了です。
フロッシュという役は、もっとも今回はフロッシュではないフロッシュという訳の判らない設定でしたが、音楽とは切り離された役。
昔はここで「ウィーン、我が夢の町」なんて歌うのが一般的だったようですが。
今回は自作の歌を引っさげての登場、そしてあとはひたすら個人芸で笑いを取っていく訳ですから恐れ入ります。

そんな長時間の本番を終えて、昨日と今日はお休み。
昨日は耳鼻科に行ったり買い物に行ったりでしたが今日は何もしなかったぞ。
ひたすらテレビの前で過ごした一日。
そう言えばブログも更新せず。
何もしないって気持ちが良いな。

などと言っていますがきっとカミさんはいらいらしていたんではないかと思います。
でもおかげでのんびり出来ました。


芸達者

2009-05-10 03:29:08 | Weblog
今日はこうもりのゲネプロでした。
とは言ってもご招待の方々などの観客がたくさん。
明日の予行練習のはずですがギャグは今日から全開。
受けるかどうか試してみたのでしょうが、笑い転げました。

何だかんだ言ってもやはり「こうもり」には「フロッシュ」です。
この役が出てきて思い切り暴れないとね、それらしくありません。
フロッシュなのにフロッシュではない、そんな役を演ずるのは加賀清隆さん。
オペレッタには無くてはならない人材です。
歌はもちろん、芝居もギャグも天下一品。
今回は3幕で歌う「なぜ酒を飲むかって?」という歌まで作曲してます。
今日も乗りに乗ってギャグを連発、お客さんもオケも他の歌手まで笑い転げました。
やはりこの人がいないとオペレッタをやっている気分が出ない。
貴重な人材です。

ゲネプロが終わり楽屋出口に行けばちょうどファミリーオケの練習が終わってみんなが帰る所でした。
私は次回も練習に出られませんが知っている子供たちに挨拶だけでも。
早く練習に出たいものです。

フロッシュ?いやフロッシュ?

2009-05-09 02:31:12 | オーケストラ
明日はこうもりのゲネプロであさってが本番。
昨日は舞台の進行通りにお稽古。

今回のこうもり、ひねってあります。
いささかひねり過ぎではないかと思うほどに筋立てをひねり登場人物をひねり。
ネタバレになるといけませんので詳しくは書きませんがフロッシュが・・・・。

毎回の事なんですがこの京王オペレッタ、オペレッタと銘打ってあるように思い切り面白く作って行くんです。
音楽はそのままやりますが、間のお芝居の部分が凄い事になってます。
昨日も練習しながら爆笑の渦。
こうもりでギャグを受け持つのはアイゼンシュタイン、フランク、フロッシュと決まっています。
今回はそこにアデーレも参戦しての大喜劇。
そうそうアルフレードもなかなかです。

そんなこんなに恒例のオケのメンバーのお芝居なんかもあったりで。
面白い事は間違いない。
あとはこの凝ったひねりがお客さんに受けるかどうか。
やってみないと判らないですね、こればかりは。

さて今日は文京区の中学生の為のコンサートを文京シビックで。
1時間ほどの短いコンサートですが中学生向けともなると中身がグンと濃くなりますね。
運命やらモルダウやらアイーダやら八木節やら。
忙しい曲ばかりで息つく暇も無いくらい。
威勢の良い曲をやるのは、このようなコンサートでは必要な事とは思いますが。
思いますが、もうちょっとムードの違う曲もやりたかったかな。
しっとりと弦楽器の美しさを聞かせるような曲をやってみたいものです。

ただ今日は生徒さんがずいぶんと遠くに座っていて全然顔も見えなかった。
文化庁の演奏旅行で膝がぶつかりそうな程に狭い体育館で演奏した時みたいにお互いの顔もはっきり解ると面白いのに。

世界

2009-05-07 00:45:25 | オーケストラ
モンスターハンタ-5周年記念オーケストラコンサート「狩猟音楽祭」の本番が2回、池袋の東京芸術劇場でありました。
あいにくの雨模様でしたが2回ともに超満員。
凄い人気なんですね。

昨日のゲネプロでは目が回ったライティングも修正されてだいぶ大人しめになっていてやり易くなりました。
お客さんの反応も素直で素敵だったし、歌姫も登場して実に豊かで神秘的な歌声を披露してくれて。
気分の良い演奏会となりました。

通常のコンサートとは客層も違います、ずいぶんと若いのです。
ゲームをやる人達の年齢層なんでしょうね。
熱気も有ったし、男女の比率も半々に近かったようです。
この前のアニメの時は男の子だけでしたが、アニメとゲームではこれだけ愛好者が違うのですね。
改めて納得したおじさんでした。

ゲームの映像も新旧おりまぜて流されました。
その映像を見れば、この場面はこの音楽なんだな、と理解できました。
その世界観が独特なんですね。
でも映像も動きも素晴らしい、そしてその世界を作る想像力にも脱帽です。
きちんとした一つの世界を作り上げたからこそ、このゲームの人気の凄さがあるんですね。
クリエイターさん達のイマジネーションはいったいどこから湧いて来るのか。
やっぱり凄いな。

目が眩む!

2009-05-06 01:30:28 | オーケストラ
今日はモンスターハンター「狩猟音楽祭」のゲネプロ。
今回は「狩猟音楽祭」だそうです、去年の「特別法廷」に続いてカプコンさんもなかなかやります。

明日が本番なのですが今日は本番会場の東京芸術劇場で通しのリハーサル。
本番通りに進行して演出もその通りに。
で、問題は照明!
ゲームの特徴である戦いの場面の音楽はそれは激しい音楽になっています。
その場面に相応しい照明の演出はと言えば激しく変化する色彩と回転し移動する光線。
もの凄い勢いでライトが動き回り色彩が変わる、譜面を見て指揮者を見て、なんて呑気な事はしていられません。
なるべくライトの動きや光を見ないように頑張らないとだめ。
楽譜を凝視して他の所は見ないようにしないといけません。
でもついついライトに気を取られて、その度に音を間違えたりつまらないミスをしてしまう。
明日の本番はきちっと集中してやらないといけませんね。

派手な演出はありますが音楽はとてもやりやすい物ばかり。
アニメの時とは違って感情移入も出来るし、共感も。
ゲームの音楽とは言ってもただのBGMではないんですね。
しっかりとした音楽になっていて面白い。
このゲームは音楽にも力を注いだと制作者も言っていたのは本当の事です。
でなければコンサートなんて成立しないですね。

明日は本番が2回。
曲数としては多すぎず少なすぎずバランスが良いのですが2回はさすがにきついぞ。
目も眩むし!