にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

リニューアル

2006-10-15 00:51:14 | オーケストラ
杉並公会堂には学生時代いっぱいお世話になりました。
明学オケの本番でも何回もやりました、他の大学オケの演奏会にもエキストラとして何回も演奏させてもらった思い出深いホールです。

本番中に足がつったコンミスを目撃したり、台風に直撃されて泣く泣く本番を中止にした某大学オケも。
様々な演奏会の思い出が荻窪の町の風景とともに蘇ってきます。

その杉並公会堂が全く新しくなってこの6月にオープンしました。
写真のように木の香りも香しい素晴らしく美しいホールに生まれ変わったのです。
完全なシューボックスタイプのコンサート専用ホール、響きも豊かで奇麗な音がします。
特に2階席の音の素晴らしさは聞いていて本当に気持ちが良かった。

今日は中央フィルが来月の本番に備えて本番会場である杉並公会堂を借りて練習をしたのです。
アマチュアオケが練習の為に本番の会場を借りるなんてなかなか出来ない事ですね。
初めてこのようなタイプのホールを使うので慣れる為に借りたそうですがこの思い切った決断に敬意を表したいと思います。
今日の練習を客席で聞きながら色々と気付いた事をアドヴァイスしてみましたが皆さんの収穫となってくれると嬉しいですね。
本番は聞くことが出来ないのですが雰囲気はよく掴めました。
あとはラスト1ヶ月での追い込みに期待です。

昨日に続いての荻窪です。
一時的間借り的に引っ越しているYさんと昨日に続いて仕事帰りに荻窪までご一緒させていただきました。
初台からだと近くていいですねえ、などと話しながら笑っているとすぐに着いちゃう距離なんですね。
あの辺りに住みたくなってきたぞ。

B.O.

2006-10-14 01:09:52 | オーケストラ
今日からは「イドメネオ」の「B.O.」です。
この「B.O.」を新国的に日本語に直せば「オーケストラ付き舞台稽古」となるらしいのですが、詳しいことはどうも。
我々は何となく「僕たち の お稽古」の頭文字だと勝手に考えていたりもします。

歌手の皆さんは衣装は付けず、でも舞台にはきちんと装置類は置かれて。
オーケストラはピットに入り、つまりは普通の舞台稽古なんですが。
何となく「B.O.」という言葉に悩まされています。
この他にも「H.P.」や「G.P.」というのもあっていったいどこがどう違うのだろうかと考えると切りがなくなって夜も眠れない・・・・。
今回は「B.O.」が4回あって「G.P.」が一日、それで本番となります。
後3回この「B.O.」があるんです、ちょっときついなあ。
歌手の皆さんもこう毎日歌い続けではコンディションを保つのも大変ではないでしょうか。
でもただ一人、指揮者の「エッティンガー」君だけは元気一杯。
衰えることの無いパワーで全てを引っ張っていきます。
でもこれだけピットを浅くしてオケを目一杯鳴らしてバランスは大丈夫なのかな?

今日は仕事が終わってから荻窪にあるピザ屋さんに行っておいしいイタリアンをそれこそお腹いっぱい詰め込んできました。
実は2ndバイオリンのYさんの「一時的間借り的荻窪引っ越し記念パーティー」だったのです。
一時的間借り的とは何ぞや?と思われる方も多いでしょうね。
Yさん、引っ越しを計画していたのです。
もう次の家も決まって引っ越しの日時も決めてあとはその日を待つばかりだったのです。
ところが先月に中華街で風水で調べてもらったらどうにも引っ越す方角が悪い。
そこで一時的に荻窪に間借りをして方角を整えてから次の家に引っ越すことになったのです。
それで今日のパーティーとなった次第。
でも荻窪にはあと10日ぐらい居てまた引っ越すのだとか。
今居るのはウィークリー・マンションだそうで家具も何もかも揃っていてとても快適だとか。
荷物はすべて次の引っ越し先に運んであるとかで体だけ荻窪なんだそうです。
でも便利な世の中になったもんですね。

もったいない

2006-10-13 01:42:25 | オーケストラ
今日は千葉市でのコンサート。
前半はウィーンにゆかりの曲を、後半がジュピター。
前半ではツィターも入って「ウィーンの森の物語」をやりました。
なかなかツィターって聞けませんが大町先生がウィーン物を得意としている事もあってこの頃結構ツィターの音色を楽しむ事ができるようになりました。
今日は映画「第3の男」からの有名なテーマとワルツも演奏されてウィーンの雰囲気たっぷりのコンサートでした。でもツィターって難しそうな楽器ですよねえ。
あんなに弦がいっぱいで、しかもメロディーはフレット付きの指板を逆向きに弾くのですから。

会場は「ぱるるプラザ千葉」のホール、ちょっと小さいのですがシックな内装の美しいホールです。
後半のモーツァルトなどには打ってつけのホール。
ところがこのホールは来年の3月いっぱいで閉館となるのです。
オープンが平成12年でしたからまだ6年しか経っていない新しいホールなんですが。
「ぱるる」と言う呼び名からも分かる通りここは郵便局の建物。
民営化のあおりなのでしょうか、短いおつき合いですが仕方がありません。
千葉市での定期は以前は市民会館で、「ぱるる」が出来てからはこちらで行ってきました。
閉館後は千葉定期はどうなってしまうのでしょう。

その千葉定期も今年度分はあと2回、私は12月の演奏会にも出演の予定です。
その次は2月だったかな?
でもその後は?

このひととき

2006-10-12 00:10:49 | Weblog
今日の仕事はJAの全国大会、そこで演奏をしてきました。
仕事そのものは午後1時過ぎに終わってしまいあとは自由な時間となりました。

NHKホールでの演奏が終わってからカミさんとオペラシティへ、行きつけのお医者さんに行く為に。
カミさんはこのところ体調が優れず辛そう、どうも風邪をひいたらしいのです。
しかしオペラシティに着いたのは2時前、病院の受付は3時から。
なのでしばらくオペラシティにあるカフェで時間をつぶしていました。
オペラシティにいくつか在るカフェのうちの一つ、私のお気に入りのお店です。

カミさんが病院に向かってからも一人でそのカフェで寛いでいました。
iPodで音楽を聴きながらカフェモカなどを飲み、実にゆったりと午後の時間を過ごしたのです。
このところの忙しい日々から解放されたような気分になりしばらくウトウトともしつつ「ああ、こんな時間の過ごし方っていいなあ」としみじみ。
のんびりとした時間の流れを感じて、ちょっとの間の命の洗濯。
気持ちが軽くなってこれで明日の仕事も頑張れると。

そうそう明日は千葉で大町先生の独演会でした。
振って話して大活躍でしょうね、こちらも大いに笑わせてもらいたいと思っています。
楽しいお仕事もたまには無ければね。

息継ぎ

2006-10-10 23:37:04 | オーケストラ
今日は久々にステージに上がる仕事の練習を2本立てで。
明日本番のJAの大会の為の練習にあさっての千葉定期の練習です。

やはりと言うか何と言うか、ピットに入らなくてすむという事はオケが主役なのです。
ですから普通に弾ける、歌い手さん達とのバランスに悩む事も無くダンサー達の踊るテンポに悩むことも無い。
ピットに入る仕事もとっても楽しいのですがそればかりでは自分達の演奏のバランスが崩れる事も。
ステージもピットも両方バランスよくこなす事が我がオケには大切なのかもしれません。
両方きちんとやってこそ、それぞれの良さや素晴らしさが実感出来るのですね。

千葉の演奏会の指揮は大町先生、お得意のウィーンものとモーツァルトというプログラム。
先ほど気付いたのですがスケジュールのページには「田園」となっていますね。
後で修正しなければ。
演奏会では先生のお話もあります、これが実に楽しい。
ウィーンのお話など先生ならではの取って置きの話題なども飛び出して、それにあの独特の口調でのお話が。
今日の練習からもう炸裂していまして大爆笑を巻き起こして大変。
楽しく練習をさせていただきました。

さて秋も深まってきてついに秋の花粉症が出てきました。
鼻がムズムズ、目もかゆい。
また薬づけの生活かな、厳しいですねえ。

連休って

2006-10-09 23:44:07 | オーケストラ
今日でライモンダの公演が終了しました。
5回連続の公演でいささか疲労が溜まって参りました。
考えてみると最後に休んだのは先月の26日、次の休みは18日になるんです。
3週間休みが無かったんです、これは明らかに仕事のスケジュール立ての失敗!
スケジュール表は月ごとになっているので月をまたいで仕事が続く時に見落としてしまうことが。
おまけに明後日は本来休みにするはずだったのに、急に入った仕事に出ると宣言してしまいこの事態に。
何やっているんでしょうね、我ながら情けない。
そうそう世の中は3連休だったんですよね、いいなあ3連休。

ピットに毎日入って同じ席に座り同じ曲を同じ指揮者で演奏すると時の流れが感じられなくなってしまうことがあります。
ピットの外の出来事が夢のように思えてきて、この暗く狭い世界が自分の全てではないかと思えてくる。
でも居心地が良かったりもするんですけどね。

着替えも終わり外へ出てみるとそこには2階建てバスが停車中。
ロンドンの街を走っている真っ赤な姿ではなくどうやら走るバーみたいな感じなのですが、そんなバスが1台停まっているだけで世界が違って見えますね。
ちょっと嬉しくなってしまい写真を撮ってみました。

20年の重み

2006-10-09 00:31:07 | F1
鈴鹿は快晴、秋の日をいっぱいに受けて輝くマシン達。
風を受けてはためく沢山のフラッグ、そして満員の観客。
そんな華麗な舞台で行われた今日の決勝はあまりにもドラマティック。
まさかあそこでフェラーリのエンジンが音を上げるとは思いもよらぬ結末。
あの白い煙とともにシューマッハのチャンピオンへの道も途切れて、あとは本当の奇蹟を願うのみ。

最後のと言って良い鈴鹿での日本グランプリもこれで終わりました。
もしかして鈴鹿でのレースは復活するかもしれないけれど、来年の話ではなく名前も違うはず。
こんな素晴らしいコースでのレースが見られなくなるのは本当につらく悲しい事です。
20年にわたってグランプリを開催してきた鈴鹿サーキットには、我々オールド・ファンの思いがぎゅうっといっぱい詰まっているんです。
中島がセナがプロストがマンセルが、右京が亜久里がそこを走り名勝負を繰り広げてきたこのコース。
実際にここを訪れてグランプリを観たこともあります、あのエンジンの音は生涯忘れる事ができないでしょう。
ジャック・ヴィルニューブがデビューした年の鈴鹿でジャックのタイヤがはずれ第1コーナーでクラッシュ、デーモン・ヒルがチャンピオンに輝いたその瞬間を目撃した事もありました。
何だかレースが終わっても胸がいっぱいでなかなか書けないのです。
色々なマシンとドライバーの顔が浮かんできます、ナニーニ、カペリ、アレジ、ピケ、アルボレート、ベルガー、ハッキネン、ハーバート、誰も彼も皆懐かしい。
そして今日走っていたドライバー達。
琢磨を筆頭に若いドライバーが沢山出てきています。
来年は更に若くて速いドライバーが出てくるはず、偉大なるチャンピオンの後を受けて彼らが頑張ってくれることでしょう。

来年からは富士スピードウェイが舞台になります。
歴史としては最初にF1を開催した日本のサーキット、大幅に改修されて立派なスタンドもパドックも出来ています。
あとはアクセスの確保ですか、1年で何処まで出来るか心配も残る所ですが素晴らしいグランプリになるように祈っています。

昨日はライモンダの本番のあと、白金フィルのバイオリンとビオラの練習をしました。
本番まで残るは2週間となっていよいよ皆さんのお尻に火が着いてくれないと困るのですが、ちょっとね。
昨日の練習と今日の合奏練習で気合いが入るといいんですけどどうだったのでしょうか。
もう練習にお付き合い出来ることもないのであとは皆さんの「火事場のクソ力」に期待です。
ドカンと爆発してくださいな。

記念日

2006-10-07 01:39:14 | Weblog
今日は私たち夫婦の結婚記念日でした。
今日は大荒れのお天気でしたが21年前の今日も大雨の日曜日。
チャペルで式を挙げて、恒例のライスシャワーも出来ないほどの降り方でした。
なんとかかんとかここまで二人でやって来れました。
でも我々を色々とサポートしてくれた両方の親の力添えが無ければ果たしてここまでやってこれたかどうか。
でもあっという間ですね、21年なんて。

今日は仕事が始まる前にバイオリンの女性メンバーが「おめでとう」と言ってシュークリームをくれたのです。
昨日の休憩時間に「明日はそういえば記念日だなあ」とぽつりと漏らしていたのを覚えていてくれてプレゼントしてくれました。
嬉しかったなあ、ありがとうねサクちゃん!
先ほどふたりでおいしく頂きました。
しみじみと二人で過ごしました。

新婚旅行は車で信州へ行ったのですが、最初に宿泊したホテルでちょっとした事件がありました。
このホテルに去年宿泊した東フィルのメンバーが居たのですがその時にもやはり同様の出来事が。
ちょっと怖いのですがまた泊まってみたいとも、でもカミさんが嫌がっているんですよねえ。
私はもう一度体験したいんだけどなあ。
駄目かなあ。

今年こそは

2006-10-06 02:22:33 | F1
仕事だから、それは仕方の無い事だけど。
今年こそは鈴鹿に行きたかった。

ファンならば、日本のF1ファンならば今年の鈴鹿が特別なグランプリだと言うことはご存知のはず。
色々な意味でラストを飾るグランプリだから。

おそらく今回が鈴鹿で行われる最後のF1グランプリ、来年からはフジに行ってしまうF1。
あのコーナーを駆け抜けていくマシンを見ることも出来なくなる。
遠く伊勢湾を望む丘の上、背後の山々から風が吹き付けるあの秋の鈴鹿。
表彰式が行われる頃には西に傾いた秋の太陽が暖かい色彩を加えてくれる。
もうあのグランプリに行くことは出来ないのだ。

最後に鈴鹿に行ってからもう10年が経った。
毎年この季節は鈴鹿で買った「ベネトン」のジャンパーを着てみる。
さすがに関東の10月にはまだ早いのだけど、鈴鹿に敬意を表して。

この週末は仕事で生放送も見ることは出来ない。
家に帰ってから録画を見る、悔しいな。
でも去年は韓国に行っていたので録画を見ることさえ出来なかった。
ライコネンの最終ラップのオーバーテイクを未だに見ていない。
今年はそんな事態にだけはならなくてすむ、有り難いな。

明日は雨だそうだ。
でも天気予報が変わって土曜と日曜は晴れるらしい。
予選も決勝も秋の日差しの中、華麗に行われるに違いない。
アロンソとシューマッハの対決、スーパー・アグリの頑張り。
見所は満載だ。
精一杯楽しもうと思う。

あれから

2006-10-05 00:20:11 | Weblog
昨日の仕事帰りはカミさんと桜木町の韓国料理のお店で夕食を。
このお店は韓国人のオモニとその息子さんが二人で切り盛りしているアットホームな雰囲気なお店。
この夏に内装がリニューアルされて奇麗に、そういえば食器類も奇麗に一新されました。
昨日は私たちの他には韓国人のお客さんだけ、オモニも韓国語で応対していましたし店のメニューも韓国語で書いてあったり。
テレビが日本の番組を映し出していなければ全くソウルに居るような気持ちになれるお店です。

カミさんとキムチをつまみユッケジャンを食べていてふと気がついたのです、去年の今頃はずっとソウルに居たんだと。
iPodに取り込んだソウルの写真を見ながらしばし感慨にふけりつつ、おいしい韓国料理を食べていました。

写真は10月のナブッコと11月のツアーの時に大変お世話になったソウルの料理屋さんのオモニとその妹・弟さんたち。
みんなで毎日、時には昼も夜もおしかけて美味しい料理を食べさせてもらいました。
「ソウルのおばちゃん」と勝手に呼ばせてもらってました、おばちゃんは日本語も達者でこちらも本当に助かりました。
あれからもう1年経つんですね。
月日の経つ早さは年々増していきついこの間だと思っていたツアーももう1年前の出来事。
またソウルへ行ってこのお店の豚キムチやシチューを食べたいなあ。

今日はライモンダの音楽をレコーディングしました。
全曲を一気に録ってしまうのは無謀かもしれませんが何とか終了しました。
ピットの中で演奏してそれを録音、今日初めて知ったのですが新国のピットと客席の間の壁って上下するんですね。
録音の為に壁を下げて演奏したんです、ですからピットから最前列の客席が丸見え。
何とも不思議な光景でした、でも開放感があって弾きやすかったな。

実はその壁を下げたときにも去年のナブッコを思い出してみんなでワイワイと懐かしがってしまいました。
ナブッコをやった芸術の殿堂オペラ劇場のピットが変わった構造で、人が出入りする時と演奏する時でピットの床面を上下させていたんです。
今日ピットの壁が下がっていく時は目の錯覚で自分たちが上がっていくような感覚に。
一瞬ここはソウルのピット?と思ってしまったのでした。

明日からライモンダの本番になります。
木曜日から月曜日までの5連戦、気持ちを引き締めないと乗り切れないかも。

私は250才?

2006-10-04 00:26:38 | オーケストラ
東フィル公式ブログに書き込み第2弾が出ました。
夕べ寝ぼけつつアップしたものがそのまま今日登場でちょっとびっくりです。
それというのも一旦投稿した記事は広報の三田村君が校正してからアップとなるのです、そして他の1期生の投稿も実は沢山準備されていたのですが何故か私の記事がストレートにドンと。
他の皆さんごめんなさいね。

しかしタイトルが「生誕250年」ですぐその下に「テーマ二宮純」そして私の写真が。
何だか私が250歳みたいじゃあないですか、ってそんな勘違いをする訳が無いですね。

公式ブログで紹介されて以来このブログのアクセス数がグンとアップしました。
だいたい倍ぐらいの数になったかな。
皆様本当に有り難うございます。
こんな感じであちらには週1ぐらいのペースで記事を書いていこうと、勝手に思っているんですけど。
何しろ書く内容がこちらと被らないように、そして下手な事は書けないし。
なるべくオケと音楽とに話題を絞って書こうと決めてはいるんです。
あちらにF1の話を載せてもねえ。

同じく1期生であり1stバイオリンの期待の星「近藤薫」君も実は大のF1ファン。
レースがあった次の日は熱く熱く語り合うのです。
彼はフェラーリの、シューマッハの大ファン。
イタリアGPの引退発表の放送を見て「泣いちゃいましたよお」と素直に語る可愛い後輩です。
いつかは公式ブログの方でF1対談とかやってしまおうかな。
あちらがだめならこっちが有りますね。


初めてなのに懐かしい

2006-10-03 01:04:54 | オーケストラ
新国バレエ「ライモンダ」、明日からはピットに入ってのリハーサルとなります。
実をいうとこのライモンダ全曲をやるのは初めて、なかなか弾き応えたっぷりの曲です。
グラズノフの美しい音楽が全編できらきらと輝くような曲。
エキゾチックな魅力に富んでいて楽しいですね。

しかしこのライモンダ、私には懐かしい曲でもあるんです。
今年の夏にも行われた「世界バレエ・フェスティバル」が私が東フィルに入って一年目の夏にもあったのです。
今から21年も前の事になりますが色々な意味で思い出深い夏でした、その時にちょうどやっていたのがこのフェスティバル。
そしてこのフェスティバルでライモンダ3幕からのパ・ド・ドゥもやったのです。
何もかも初めてで新鮮だったバレエの祭典で特に印象的で耳にいつまでも残っていたのがこのライモンダ。
今年のバレエ・フェスでもライモンダはありましたが1幕と3幕の混合バージョン。
ですのでライモンダの3幕を演奏したときに何とも言えない懐かしさが込み上げてきてしまって。
あの時の演奏メンバーの顔までもがはっきりと浮かんで来たほど。
フルートはあの人でコール・アングレはあの人でといった具合に。
そして踊っていたのはポントワとブフォネスだったかな。

しかし昔の事はよく覚えているんですけど最近の事はさっぱりです。
年齢を重ねるとやはりこうなりますね。

見事と不運と

2006-10-01 23:47:14 | F1
中国グランプリの決勝、アロンソとシューマッハのぶつかり合いも佳境に突入。
今日は直接のバトルこそ無かったけれど火花がバチバチと飛び交う好勝負でした。
二人のドライバーとそれぞれのチームとの意地と意地の戦いが見るものを引き込む凄いレース。
今日も雨がレースを演出、タイヤの性能の移り変わりとピット作業が明暗を分けた結果になりましたがシューマッハの勝利は見事の一言に尽きますね。
さすがは皇帝と言える追い込みとパッシング。
アロンソに降り掛かった不運を巧く捉えて、トップに躍り出たあのアウトラップからの走りは凄かった。
あれが誰にも真似のできない皇帝の走りです。

今日のアロンソはつきが無かった、1回目のピットでのタイヤ交換もあだ。
そして2回目の左リアタイヤの作業のミス。
昨日は雨にも味方されたアロンソでしたけど今日の雨はシューマッハに微笑んだ。
これでポイントは全くの同点になりますます白熱したまま鈴鹿に舞台が移ってきます。
来週のレースが鈴鹿のラストレースにふさわしい真っ向からの大勝負になる事を期待しましょう。
でも天気予報が・・・、また雨かも。

いつかここに書きましたが「GoogleEarth」で世界のサーキットを巡ったのです。
その時は上海とニュルブルク・リンク、ハンガロリンクとバルセロナが見つけられず。
そうそうセパンもトルコもでしたね。
昨日また新たに探してみたところ上海のサーキットを発見しました。
もっともまだ工事が始まったばかりという様子でグランドスタンドの土台があるだけ、まだコースも何もできていない空き地のような姿でした。
でも見つけられただけでも満足です。

ニュルとハンガロリンクは見つかりました、でもバルセロナだけはいくら探してもだめ。
あとはセパンとトルコをもう一度トライするつもりです。
あとブランズハッチとラグナ・セカも見れました。
こうなったらあと「ポール・リカール」や「A-1リンク」に「ヘレス」「キャラミ」といった今はレースのカレンダーからはずれてしまっているコースにもチャレンジしてみようかと。

上海は今日も

2006-10-01 00:46:19 | F1
雨です、今日の予選は雨の予選。
レインタイヤのフィットの具合で明暗両極端な結果でしたね。
しかしこの前のハンガリーの決勝もそうですが雨の量とレインタイヤとの相性でこうもくっきりと差が出てしまう、ブリジストンにはツキが無いですね。
Q3に進んだBSユーザーはシューマッハ兄だけ、今日のところはミシュランの圧勝。
アロンソのポール獲得は本当に大きな価値が出てきました、これでとにかくシューマッハよりも前でフィニッシュすれば良いのですから。

しかしBSのアンラッキーをもろに受けてしまったトヨタやウィリアムズは気の毒としか言いようがないですね。
明日は晴れる予報だそうですがこれだけグリッドが後ろからでは、トヨタは来週の鈴鹿に向けて弾みをつけたい所だったのでしょう。
その分というかホンダには本当にラッキーで、決勝のペースがどうなるかわかりませんがバトンにとってはまたチャンスが巡ってきました。
こちらのホンダこそ鈴鹿ラストレースに向けて突っ走ってもらいたいぞ!

今日の雨の予選の風景を見ていたら去年の上海公演を思い出しました。
あれは11月の最初だったのですがこちらよりはずっと暖かくてTシャツでも平気、でもお天気は悪くてぼんやりとした曇り空から雨がいつもポツリと。
写真は去年のコンサートが行われた「東方芸術中心」の姿です。
灰色の空の中独特の光沢の外観が面白かった。