にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

悔しい事が

2005-11-30 00:22:31 | Weblog
今日は悔しい事が二つ。

まずは車を洗った事、それ自体は悔しくないのですが夜になって雨がパラついた事が何と言っても悔しい。
朝の内は雨が降るけれどそれからは綺麗に晴れます、なんて天気予報のお姉さんが声高らかに言う物だから思わず洗車しちゃったんです。
しばらくは雨も降らないみたいだしと安心し切っていたのです、夜遅く仕事から帰って来たカミさんを迎えに行こうと車の所へ行ったら何と!雨粒がポツポツと車中に玉になっているではありませんか!
ショックでした、今年は本当に洗車する度に雨に降られてます。
何でなんだろう、天気予報では午後の降水確率は0%とか言ってたのに。
予報を信用しては駄目ですね、予報士はもっときちんと予報を出してくれえ!

さて2つ目、洗車した後にそのままみなとみらい地区まで走り買い物などを。
クイーンズ・スクエアでとても気に入った服があったのですがサイズが小さい物しか無いのです。
お店の人に在庫を確認してもらったら切れていて、取り寄せ出来たらと思い日本中の支店の在庫もチェックしてもらったのです。
3つばかり見つかったのですがそれは本日開店の川口のお店に有ると言う事、人気が高い商品なので開店したてのお店でぜひ売りたいのですいません、と言われてしまい諦めて帰ってきました。
その商品は冬用のアウターなのですが色が4色、しかし目に留まったグリーンは人気が凄くてSサイズしか無かったのです。他の色はサイズが有ったのですがどうにも着る気になれなくて。
本当に悔しかったな、もう少し早い時期にあのお店に行っていればなあ。

という何だかしまらない休日を過ごしていました、結局CDを2枚買って来ただけの一日。
でも見つけたそのCDが素晴らしいので満足としましょう。
明日はホフマンの2日目、値段の高い席が空いているそうでちょっと寂しい入りのようです。
ぜひ色々な方に見て欲しいな。

女性は皆こんなもの?

2005-11-29 00:00:35 | オーケストラ
という非常に前時代的且つ男尊女卑的な題名のオペラの練習が始まりました。
ホフマンの公演が始まったばかりですが次のオペラの準備が始まったのです。
これからしばらくはホフマンとコシ・ファン・トゥッテの2本立てで進みます。しばらくステージばかり出ていましたのでピット漬けもなかなか楽しいです。

しかしこのモーツァルトのオペラ、やはり凄い題名です。それから話の内容も他愛無いとも言えますがこれを見た女性達はどう思うんでしょうね。
まああまり突っ込むと後でおしかりが来そうですのでやめておきましょう。

内容はともかくやはり流石はモーツァルトはモーツァルト、音楽の美しさ楽しさは段違いです。
イドメネオ、ドン・ジョバンニ、フィガロの結婚、魔笛と演奏しましたがどれもこれも素晴らしい。
コシだって負けてはいません、やはりモーツァルトは別格ですね。

明日の新国の演目は「アンドレア・シェニエ」、ベリズモの大作ですがメンバーの中にはこの「アンドレア・シェニエ」「ホフマン物語」「コシ・ファン・トゥッテ」と全部乗っている人もいるんです。
体を壊さないように気を付けて欲しいです、本当にご苦労様です。
私は「アンドレア・シュニエ」は出ていませんので明日は休日に。「コシ」と「ホフマン」だけでもきついのになあ。

幕があがる

2005-11-28 00:16:15 | オーケストラ
今日はホフマン物語再演の初日、幕があがるとそこはファンタジー。
オムニバス形式とも言えるこのオペラ、一幕一幕が独立しつつ密接な関係にあって捉え所が無いようで面白くて。
一度ピットからではなく客席でじっくりと見てみたいな。

幕毎の違いはそれぞれの女性の個性なのですが初演時の際立った描き分けが見事だっただけに今回はちょっとそれぞれのキャラが立ってなくて残念。小粒な感じにも見えます。
今回は全員女性は日本人と言う事で体格的にも小粒、ホフマン役のドイツ人テナーが大柄なので余計に小さく見えて。
もう少し自分の個性を全面に出してくれると幕と幕の対照が際立って来てもっと面白くなると思いますが。
まだ初日なのでこれから回を重ねるに従って掘り下げていってくれるといいな。

2幕はオランピア、コロラトゥーラにとって聴かせどころ満載の難役。
機械仕掛けの歌う人形という設定ですがまあ言うなればSFの世界ですね。
でもそんなロボットも近い将来出て来るかもしれません。
この前の愛・地球博ではトランペットを演奏するロボットが居ましたね。
ちゃんと空気の力で唇を振動させて音を出して指でピストンを操作、決められた通りの演奏しか出来ませんが疲れ知らずのロボットですからいくら演奏してもへたる事も無い。
噂に寄ればジャズトランペットの数原さんの演奏をインプットしてそのまま寸分違わぬ演奏をしていたとか。
ロボットでオーケストラを作って彼等に名演奏をインプットしてステージで演奏させる、なんて事になるんだろうか。
これはフルトベングラーとベルリン・フィルが大戦終結直前にベルリンで演奏した第九の再現です、なんて出来たら皆聴きに行くのだろうか?

そう言えば我が東フィルはロボットに指揮をしてもらった事がありました。
ソニーのキュリオ君でした、確か誰か巨匠の動きをそのままインプットされていたはず。
生身の人間がやってこその音楽だと思うのですが、だからこそ人を感動させる事も出来るはず。

オランピアは最後には壊れてしまいます、やはり機械は機械という事かな。

スイッチオフ

2005-11-26 23:25:26 | Weblog
今日は一日完全に休養に当てました。
心も体も全てのスイッチを切って穏やかに静かに一日をおくったのです。
起きた時はあそこへ行こうか此所も行きたいなと色々考えたのですがそれよりもこの疲れを取らないといけないなと思い直し敢えて休養したわけで。
まあ早い話がダラダラとしていただけですが、しかしこういう日も必要です。
緊張感を持たない一日は実に気分がいいですね、昨日まで固まっていた筋肉や心を思い切り弛緩させて空気のように過ごしていました。
なんだか心地よい眠気に一日中包まれていてボーっとした頭ではあまり細かい事は考えられず文章も上手くまとまらない。
休みの日ってこんなものかな。

今日は土曜日でしたのでサッカーの中継もありいくつかの試合を見ていました。
イングランドとスコットランドのそれぞれプレミアの試合とJリーグの試合など。
Jリーグも佳境に入ってきて優勝争いも見物ですがその逆にJ2に降格するチームも決まりと将に天国と地獄。
神戸とヴェルディが降格となりましたがヴェルディは日本のサッカーを引っ張って来たチーム、このチームが降格とは思いも寄らぬ結果となりました。
入れ替え戦に臨むのは柏でしたか?スポーツは厳しいな。
今年の横浜FCは11位ですね、上昇の兆しが見えないのが苦しい所です。
いつの日かJ1で横浜ダービーの復活を!頑張れFC!

舞台は楽し

2005-11-26 00:31:28 | オーケストラ
今日はホフマン物語のBO、つまり舞台稽古だったのです。
今回は2年前の再演ということもありゲネプロがありません、あさってはもう本番となるのです。

演出は2年前とほとんど同じ、色彩感溢れる楽しい舞台です。
登場人物達の衣装やメイク、動きなどが思いっきりデフォルメされていて見ているだけでも充分に楽しめる舞台になっています。
特に2幕は何度見ても面白い、3幕も不思議な舞台です。
ただ通常版の3幕と4幕の順序が入れ替わっているし付け加えて5幕も有るのです、最後の方はあまり意味が分からない設定になってしまうのですが私の理解が足りないのかな?
とにかく深く考えずにそれぞれの女性との物語を楽しめばいいみたいです。
嘘とも本当とも判らない大げさなお話ですから、一夜の夢という事にしておきましょう。


カーナビ不調なり

2005-11-24 23:20:50 | Weblog
先週ぐらいからカーナビが調子悪くなってしまって困っています。
しばらくは知らない所に行く予定は無いので道が判らなくて困ると言う事ではないのですが。
何しろ起動しないのです、色々と調べたりレンズのクリーニングをしたりと手を尽くしてはみたのです。
今日もあれこれと手を変え品を変えトライしてみましたが駄目、者は試しと古い地図ディスクを入れてみたらこれが当たり!なんときちんと動くではありませんか。
でもこのディスクはナビを買った時に付属の物、7年も前のデータディスクなのです。
その後2回ほどディスクを新しい者に買い替えて使っていたのですが、新しい方の2枚は読み込む事が出来なくて結局は駄目でした。
一応地図は表示されているし渋滞情報も出ているので使えるのですが何処かへルート検索で行く場合に新しい道がデータの入っていませんから困った事になるかもしれません。
いつかも出来ている道がデータにありませんでしたので遠回りをしてしまったり、また直進出来た交差点が通れ無くなっていたりで困ってしまった事がありました。
新しいディスクでもそうですから7年前のディスクだとどんな事になるのやら?

来月には更に新しいデータディスクが出るそうなので買って試してみようと思います。
でもそれも駄目だったら悲しいな。

横浜駅近くに新しくヨドバシが開店したので行ってきました。
今までは分散していた店舗を一つにまとめてでっかくなってオープンしたのです。
そこは元三越だったビル、そこを丸ごとヨドバシにしてしまったのですからもう巨大なのなんの!
ごく一部しか見て回れませんでしたがゆったりとした店の中は動き易いし快適なスペースになっていました。
今度はもっと時間をかけて全館見て回らなければ。

いままでヨドバシが入っていたビルはドンキになるんだとか。
どこも抜けめ無いですね。

最終楽章

2005-11-24 00:12:37 | オーケストラ
今日は和光市のサンアゼリアでチャイコフスキーばかりの演奏会。
メインは悲愴、チャイコフスキー最後の交響曲。
最終楽章はあまりに有名なので説明は必要ないと思います、でも傑作中の傑作。
短調で終わる交響曲は数少ないのですがその中でも屈指の名曲です。
それまでの3つの楽章も良い出来だと思いますが最終楽章は他の全ての楽章を遥かに越えて地上から高みに昇っている音楽になっています。
でも楽譜を見てみれば全ての音型は下降型、下へ下へと向かう音が次第に高く高く舞い上がりクライマックスの後はもの凄い激しさで下へと雪崩を打って駆け降りて。
最後は消え行くコントラバスの音だけがいつまでも続いていて。

いつも弾く度に色々な事を考えさせられるこの曲、大好きだけど体力的にも精神的にもハードなので年に一度弾くくらいがちょうど良いかもしれないです。しょっちゅう演奏する曲ではありません。
今日はとても白熱した演奏になりました、何かオケの中で爆発したような感情のうねりが出ていました。
不思議な高揚感に満ちて演奏会が終わったのです。

今日弾きながらふとマーラーの9番の最終楽章を思い出していました。あの永遠に続くかのような穏やかさと豊かさ。
そして忍び寄る死の影。
虚空に吸い込まれるように終わる最終音。
ムードは違いますが共通する所が多いように思えて、また演奏したいな。

個性

2005-11-23 00:38:29 | オーケストラ
今日はオール・チャイコプロの練習、バイオリン協奏曲も練習しました。

ツアーでは庄司さんが鮮やかでしなやか、力強く華麗なソロを聴かせてくれました。
今日は二村さんがスタイリッシュで都会的なソロを、同じ曲を弾いてもまるで違う曲を聴いているような印象。
まあこれがそれぞれの個性というものなんでしょう、ソリストとしてやるからには自分のスタイルをちゃんと持っていなければいけません。
我々は弾くと言う事は出来ますが自分の色で染め上げた音楽を演奏するのが難しいんです。そこがソリストと普通の奏者の違い、才能の違いなんですね。
いつもオーケストラという環境で弾いているとどうしても自分の個性を抑えがちになってしまいます、自分の長所を活かしつつオケの音楽を創っていくのは本当に難しい事です。
でも消すことばかりに気を取られて一番大事な事を忘れてはやはり良い音楽は出来ません。
そこのバランスを探りつついつも弾いているんです。

チョンさんクラスの指揮者になるとメンバーに好き勝手に弾かせながら高次元でそれをまとめ上げて素晴らしい音楽を創ってしまいます。
まあ長年同じオケで弾いて来た仲間ですから好き勝手とは言ってもそんなにとんでもなく離れた音楽をやる訳ではありませんが、でもこの音楽をこう弾きたいというそれぞれの欲求を活かしながら自分の色の音楽を創ってしまうチョンさんはやはり凄い指揮者なんですね。

さて明日は埼玉県の和光市でのコンサートです、いつも行き慣れた場所ではありますが横浜からだと電車でも車でも不便な場所になります。
明日は道路が空いていると嬉しいなあ。

ファンタジー

2005-11-22 00:43:38 | オーケストラ
今日はホフマン物語の歌合わせ、歌手や合唱の皆さんと一緒に音楽を作っていきました。

物語とは言ってもきちんとした筋書きがある訳では無く、幕毎の独立したエピソードを並べたような構成。
まあ未完のオペラなので色々な人が色々な解釈で曲を並べ替えたり作り直したり。
今回も通常(通常版と言うのも怪しいけれど)と違う順序で幕が構成されていてちょっと不思議なオペラになっています。一つ一つのエピソードが印象的で、またムードも全然違っていて魅力的。
だからこそ未完成なのにもかかわらずあちらこちらで上演されているのでしょうね。

一昨年の上演の時は女性達が本当に魅力的で見事な舞台になっていました。今回はまだ判りませんが前回の様に女性のキャラクターがしっかりと表現出来ると良いなあと思うのです。
女性陣の奮闘に期待しましょう。

あまりこう言う事は言うべきでは無いと思うのですがこのオペラで4役をこなす予定だった高橋淳さんが健康上の理由で降板されてしまったのがとても残念です。代りのキャストの方の頑張りを期待したい所ですが4役を達者に演じ分けた才能を見る事が出来ないのはこの舞台にとっては大きな損失だと思います。
他の公演などでもその才能を遺憾なく発揮されていた彼の姿が舞台に見えないのは寂しい限りです。

演出は全開とほとんど同じようです、2幕3幕がとても見事な舞台になってた前回と同じ舞台が見られると思うとワクワクしてしまいます。

マラソンとパソコンと

2005-11-20 22:44:42 | Weblog
今日はじっくりと女子マラソンを応援していました。
高橋選手の復活劇をしっかりと目に焼きつけて感激にひたっていたのです。
東京国際女子マラソンも最初の頃とは少しコースが変っていますね、昔東フィルの練習場が虎ノ門にあった頃ちょうどコースの近くだったので道端から応援した事がありました。
確か浅井選手だったと思いますが彼女を含んだ集団が風のように目の前を走り去って行ったのです、本当に一瞬の出来事ででした。
また京浜急行の車内から窓越しにレースうぃ見た事も有りました。
東京の街を駆け抜けるこのレース、今日のQちゃんの走りは素晴らしくて2年前の悔しさを晴らす事が出来て本当に良かった。

それからはパソコンを抱えてブログの更新やらサイトの更新やら写真のプリントやらとなんだか忙しい休日。
アジアツアーの釜山・チェジュの写真も「にのじ@旅の空」の方にアップしましたのでよろしければ御覧下さい。

ツアーで撮った写真を皆に配ろうとプリントをしていたんですがかなりの量になってしまって、ちょっと用紙が足りないみたい。また買い足してから残りをプリントしなければ。
しかしインクと薬品の匂いが凄くて部屋中に強烈な臭気が籠ってしまいました。
いったい今日一日で何枚プリントしたんだろう?
インクも途中で交換したりで大変な手間がかかりました。
残りは次の休みかな、っていったいいつだっけ?

真っ白な灰に

2005-11-20 00:34:33 | Weblog
あしたのジョーは最後の試合の時に燃え尽きて真っ白な灰に。

大袈裟ではありますが昨日の本番はもう腕が壊れても良い、明日の仕事の事など忘れてもう行ける所まで行ってしまうぞ。そんな事を思いながら弾いていたのです。
ツアーの最後を飾るに相応しい集大成にする為に先の事は一切考えず今ここで出来る事を全部やる、自分の持てる力を全て出し切ろうと。
その結果は昨日の演奏となって表れたと思うのですが、皆様の感想は如何がだったのでしょうか?

さて今日は起きてみれば首が固まって横が向けない、肩が痛くて腕が上がらない、肘の上下の筋肉が痛くて動かせない、腰も痛くて歩くのも嫌になる。
そんな体の上に脳に血が上がって行かないみたいでただただぼんやりとしか考えられない頭。
ここまで疲れたのも実に久しぶり、まるでコンチェルトを弾いた次の日のような状態。
体の方は練習が始まって弾き始めれば動くようにもなって回復はしてきましたが、一番困ったのは何時まで経っても働き出さない脳みそ。
とにかく考えがまとまらない、理性や論理がどこか遠くに飛んで行ってしまったまま、目に入って来る音符にただ反応して指と腕が動いているだけと言う情けない状態で今日の仕事をやってきました。
明日はお休みとなりますのできっちりと休んで頭に血液を送り込まなければ。
このままではただのアホなオヤジのまま、ちょっと困ってしまいます。

旅の終わりに

2005-11-19 00:01:41 | オーケストラ
サントリー定期の本番でした、今日のこの本番でアジアツアーも全てが終了となりました。
ここまで11回の公演を3週間にわたりやって来て今日がやはりハイライトとでも言うべき公演となったようです。
日本を出発する直前のTOC定期もブラームスの交響曲の4楽章の出来が素晴らしくて思い出に残る演奏会でしたが、今日は自分で言うのも何ですが最初から最後まで音楽に隙が出来る事も無くとにかく凝縮された濃密な音楽的な時間が体験出来たように思えます。
ここまで頑張って来て報われたように感じる事が出来ました。

旅に明け暮れた2005年でした、私の旅はこれで終了です。
日本中をぐるっと回り中国や韓国までぐるっと回って来ました。
最後は息が切れかかって大変でしたがなんとか完走する事が出来てほっと一息ついています。
様々な街で色々な本番をやってきました。
沢山の人と出会い、知らなかった事や物と出会い体験して2005年という年は忘れられない一年となりました。

明日からは本格的に年末モードの仕事に突入となります。
サントリーホールの前のカラヤン広場もすっかりクリスマスのムード、イルミネーションが美しかった。
携帯のカメラではやはり限界が有るようですが取りあえずアップしてみました。

重い疲れが

2005-11-17 23:29:49 | Weblog
今日はお休み、ツアーから帰ってもう3日経つのですがどうにも疲れが抜けなくて。
昨日は仕事が有って気持もそれなりに張っていましたのであまり疲れを感じる事も無く過ごせたのです。
でも今日みたいに最初からお休みモードになってしまうと体にも気持にもスイッチが入らない。
何を考えるにも、何をするにももうモタモタとしか出来なくなっていて、ピリっとせんかい!と自分に喝を入れようにも今ひとつ。

まあそんなですので今日はほとんど何もせず、買い物に出たくらいで後はネットで調べもの。
釜山のホテルの近くにホームシアター機材を扱っているショップが有ったのですが、そこの店頭に見た事も無い真空管式CDプレーヤーと真空管式アンプのセットが置いてあったのです。
メーカー名だけは覚えていましたので色々と検索を掛けてみた所有りました。
「Shanling」と言う中国のメーカーが作った「SCD-T200C」と言うプレーヤー、実に素晴らしいデザイン!
真空管アンプは見る機会も多いのですがCDプレーヤーと言うのは珍しい、真空管そのものもデザインに取り込んでいて管球の発する光までも計算して設計されているのです。
音の方も素晴らしいそうで今度聴いてみたい物です、それもShanling製の管球アンプとの組み合わせで!
しかし値段を見てびっくり、30万円以上するんです。
とても買えないなあ、がっかりだな。

この頃はアジア各国の工業デザインも進んでいるようでびっくりさせられるような製品がいっぱい、先月ソウルで買って来たmp3プレーヤーなんかはその最たる物。
日本のメーカーものんびりとしてはいられないようです。

これからは

2005-11-17 00:21:52 | オーケストラ
今日はホフマン物語の練習でした。

ツアーの締めくくりとしてのサントリー定期はまだ残ってはいるのですが次の仕事が始まっています。
まずはホフマン物語、一昨年に演奏した新国版の再演となります。
年末年始はずっとピットにもぐる事になりますがその手始めがホフマン。
この後に「コシ・ファン・トゥッテ」「くるみ割り人形」「トラヴィアータ」「マダム・バタフライ」と続くのです。
ピットも「新国」「目黒パーシモン」「オーチャード」「文化会館」とあちこちのピットにもぐりまくり。

今日のホフマンですが弾いていてなんだか懐かしくて、2年前のちょうど今頃やっていたのですがなんだか遠い昔の事の様で。
しかし細部までしっかりと覚えていたりして自分でも不思議な感覚に捕われながらの練習。
このなんとも捉えようの無い不思議な物語の世界に共鳴してしまったようです。
一度生の舞台を見てみたい物です、自分は勿論客席でお客さんとして。
いつもは弾きながらちらちらと舞台を見上げるだけ、きっと客席で見たら色々な発見が有るんだろうな。

これまで国内で頑張っていたメンバーにツアー組が加わった構成のホフマン、なんだかお互いに新鮮で面白かった。
ツアーの土産話もあちこちで花咲いていたし、国内組の状況も色々と聞いたりとまずは空白を埋める事に専念。
本当に久しぶりに会う人も居て懐かしいのなんの!「4ヶ月ぶりだね!」
おなじオケに居るんですがこんな事にもなるんです。
不思議なんですよねえ。

休養、それから。

2005-11-15 23:49:42 | Weblog
今日は一日のんびりと過ごして休養に努めていました。

昨日までが目まぐるしい程の忙しさで毎日がびゅんびゅんと過ぎていきましたので今日はゆっくりと時間を噛み締めておりました。でも明日からは次の仕事も始まるのでそちらの備えもしなくてはならず、でも本番が有ると無いとではやはり気持ちの負担がちがいますね。
とにかく今日はのんびり、だらだら。

「にのじ@旅の空」の方に上海の写真をアップしておきましたのでよろしければ御覧ください。
次はプサン・チェジュ編、それからソウル・インチョン編とアップして行きたいと思っているんですが何時になる事やら?

ソウルやインチョンがとても寒かったので昨日は日本て暖かいなあ、とか思っていたのですが今日は寒かったですね。
部屋にも暖房などを入れてしまいました、もう冬はそこまで来ているのですね。
昨日の飛行機は日本の上をすっぽりと覆った雲の上を飛んできたのです。
途中でぽっかりと雲の上に月が浮かんだと思って眺めていると雲の上に飛行機の影が、そしてその回りは丸く虹が取り囲んでいて美しい光景を見る事が出来ました。
あわててデジカメを取り出した途端に飛行機は旋回してしまい何も無い雲の海だけが、惜しい事をしたなあ。