にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

寒い!?

2006-02-28 23:57:55 | Weblog
今日は寒かった、仕事の行き帰りの空気の冷たい事!
しかし考えてみれば昨日はずっとマイナス3度くらいの所に居たんです、それも屋外で雪に降られながら。
でも全然今日の方が寒かった、不思議なものですね。

昨日は寒さ対策は万全でしたから大丈夫だったのかな?
確かに着ている物の量が違う、そして隙間も開いているし。
でも顔で感じる空気が硬く感じられました。硬く鋭い感じかな。
湯沢の空気はとても柔らかくて優しいのです。
雪のせいかもしれませんね、リフトに乗っている間にウエアには雪が積もっていくのですが全然溶けないんです。
また雪の結晶そのままの形の小さな六角形の雪がウエアの上をころころ転がって行くのです。
見ていて本当に綺麗だった、リフトに乗っている間はそうやって楽しんでいたんです。

さて東京や横浜では寒さを楽しむという感じではないですねえ。
今は冷たい雨が降っていますが冬の間は普通は北風がびゅーびゅー吹き抜けて痛い程。
晴れた空は奇麗ですが夜になっても星空を楽しめる程の綺麗な空気でもないし。
私が子供の頃は川崎市でも夜になれば5等星くらいの星まで見えていたものです。
冬の厳しい寒さの中見上げる星空はそれは美しくて、涙目になりながらもずっと見上げていたのでした。
今は空が明る過ぎます、都会の空に夜は無くなってしまったかのよう。
寂しい限りです。

明日は一日雨が降り続くようです。
そうやって日一日と春が近付いて来るんですね。

楽しかった!

2006-02-28 00:20:47 | すぽおつ
昨日から一泊2日で湯沢までスキーに行ってきました。
もっとも昨日は大雨、横浜も湯沢もどちらも雨で暖かい一日。
これではとても滑れないのでお昼頃からのんびりと湯沢を目指し出発、着いてみてもやはりとても滑れるコンディションでは無かったのでゆったりとお茶などしてから宿へ。
温泉にのーんびりと入ってから夕食を。
宿では食べずに湯沢の「森瀧」というお店で名物のうどんすきをお腹いっぱい食べてきました。
それと舞茸の天ぷらやイワナの塩焼き、ああ思い出しただけでもよだれが出そう。
美味しくて大満足、滑れなかったことなど見事に忘れました。

さて今日は湯沢中里スキー場に東フィルの関係者が集結、総勢13人でわいわいと滑ってきました。
ほとんどのメンバーは今朝の電車で来て日帰りスキー、今は手ぶらで来てウエアから板まで全部レンタル出来るんですね。
電車のパックで来るとそのレンタル料金はたったの1000円だそうで便利な事ったら。

初心者も一人居てみんなで教えつつ楽しんできました、上級者もけっこう居るんですが本当に見事な滑りでした。
私と言えば自称中級者、まあ何とか降りて来られるかなといった程度。
でも大勢で滑るスキーは格別の面白さでした、また行きたいなあ。

昨日の雨とは打って変わって今日は一日中雪が降り続けていました。
寒かったのですが風がなかったので助かりました。
これでビュービュー吹雪かれたら堪りませんでしたけどね、静かな雰囲気で降りしきる雪も良いものです。
今シーズンはまだ行けるだろうか、ちょっと仕事が忙しいな。

50年の重み

2006-02-26 02:20:17 | Weblog
夕方から食事に出掛けていました。
今日は私の両親の金婚式のお祝いだったのです。
記念日は既に過ぎてしまっていたのですが家族全員の都合の付く日を選んで今日になったのです。
青葉台の駅の近く、豆腐と懐石料理のお店でお祝いの食事会を行い楽しく美味しくひとときを過ごして来た所です。

結婚して50年、長いのか短かったのか。
私がこの歳になる迄あっと言う間に感じているのですからやはり振り返れば短く感じるのでしょうか。
これだけ長い間生活を供にしていれば色々な事がありました、私が知っているだけでも本当に様々な事が。
二人だけしか知らない事も有った事でしょう、ここまでの道のりは平坦ではなかったはず。
二人ともにあまり健康には恵まれては来なかった、でもここまで二人で頑張って来て。
だからこそこの50年と言う歳月には何ものにも換えられない価値が有るんですね。
これからも二人で長生きをして二人で歩んで欲しいと思います。

食事が終わってからは妹の家に行きしばらく寛いでいたらこんな時間になってしまいました。
でもオリンピックは将に大詰め、男子回転は2本目に期待がかかります。
本当は生で見たいけれど明日は午前中から出掛けるのでもう眠る事にします。
実は明日から越後湯沢まで滑りに行くんです、でも天気予報では明日は雨!
明後日に期待かな。

誰も寝てはならぬ!

2006-02-25 00:30:44 | すぽおつ
ついに金メダル、荒川静香選手がやってくれました!
今朝はカミさんに叩き起こされました、でも起こされて本当に良かった。
金メダルの演技をしっかりと見る事が出来ましたから。

トゥーランドットに乗って流れるようにしなやかに、そしてどこまでも美しく完璧な滑りでした。
開始は一幕の冒頭の音楽でしたね、そして後半は有名な「誰も寝てはならぬ」を。
開会式でパヴァロッティが渾身の歌唱を聴かせてくれたこの歌で荒川選手が金メダルです。
何か因縁のようなものも感じる金メダル、本当におめでとう!

しかしトリノとの時差で皆さん寝不足ですね、誰も寝てはならぬとはなんともぴったりな歌があったものです。
この歌は我々も年に何回も演奏します、有名なテノールの歌ですが去年は女性であるサラ・ブライトマンさんも歌いましたね。
愛・地球博の万博ドームで演奏した事は忘れられない思い出となりました。

フィギュアの音楽もそれぞれ個性があって面白いのですがこの「トゥーランドット」は上手くアレンジしてあって我々が聴いても違和感があまり無かったのが嬉しかったですね。
村主さんのラフマニノフは残念ながら音楽の繋ぎ方が不自然に聞こえてしまったのがねえ、そのせいで得点が伸びなかったという訳では無いでしょうがもう少しきちんとしたアレンジでも良かったかなあ。

荒川選手のインタビューも何回も見ましたが本当に無欲で臨んでいたんですね、ただただ自分の力を出し切ることだけ、そこに全力を注いだ結果の金メダル。
良かったですね。

下がり気味

2006-02-24 00:15:30 | Weblog
この前の日曜日にチョンさんのマーラーが終わりました、嵐のような2週間が過ぎてちょっとクールダウンです。
心も体も持てるものを全て使い切ってしまいましてもう残っているのは真っ白な灰、と言うのはいささか大袈裟ではありますが今週からはスケジュール的にも少し楽になっていましてちょっとね。

さてスケジュールと言えばサイトの方のスケジュールの更新を忘れていました、この前の鎌倉までしか書いて無かった。
言い訳をさせてもらえば3月のスケジュールがなかなか決まらず自分の出る演奏会が先週末まで決まらなかったので、それで一昨日更新しようと思っていたらアレルギーでぶっ倒れてしまったと。
まあそんな所が言い訳ですが今週中には何とかしないと。
終末からは3連休なのでそのあたりで。

何だかブログの書き込みもクールダウンです、書く事が無い訳ではないのですがなんだか疲れが抜けなくて。
特に頭がなかなかハッキリしてくれません、花粉症の影響だと思います。
毎年この時期の日記はこんな感じになりますねえ。
薬を飲んでいるとは言え鼻も目も苦しい事は事実です、重くなれば頭もボーっと咳も出るし。
一番酷くなるとこの前のように不快な眠気に襲われます。
普通眠りに落ちる時ってふわっとして気持ち良いものですが、花粉症の場合は脳みそを左右から挟みつけられて搾られるような感じ。
とっても嫌な眠気、いや眠気ではなくて意識を遮断されるようなそんな不快感です。
年々症状が変になっていくような気もします、大丈夫なんでしょうか、薬も長年飲み続けていますし副作用が出ないとも限りません。
オケの先輩の花粉症仲間の人ですが歳のせいか治ったぞ、なんて言う人も居て。
そのうち治るんですかねえ??

敵は外にも

2006-02-23 00:25:44 | Weblog
昨日は家の中に居ながらすっかりやられてしまって、何処に居ても油断はならないなと思いました。
今日は今日ですっかり暖かくなってしまい、こうなれば外は花粉天国。
天気予報などではまだまだ飛散量は少ないとか言ってますが我々の鼻は敏感な花粉計であります。
しっかりと花粉をキャッチしてしっかりと反応しています。
目も負けじと花粉を受け止め涙目になる始末。
完璧な花粉症になりました、となると春が来たんだなあと実感です。
そろそろマスクのお世話にならなければいけないのかな?
憂鬱な季節となりました。

今日からの仕事は日本の笛との共演の仕事、面白いです。
篠笛だけでなくリコーダーや角笛(さまさまに使っています!)などなどあらゆる種類の笛を吹きまくりつつオケとクロスオーヴァーです。
しかも笛を2本同時に吹きつつもの凄いアドリブで、しかもハモるという離れ業までくり出してくれて。
もうオケのメンバーも驚きのテクニック、一度聴いてほしいな。

敵は家にも

2006-02-22 00:20:46 | Weblog
毎年この季節になると毎日が花粉との戦いに明け暮れます。
今年はそれでも飛散開始が遅い上に飛散量も少なくて快適とは言えないまでも普通に過ごせる日々でした。
長年のアレルギーのせいで色々な原因でアレルギーの症状が出て来るようになってしまっています、ですから花粉さえ避けていれば大丈夫という訳でも無いんです。

昨日の事ですが妹と息子が買って来た部屋の消臭芳香剤、これが強烈な香りで危ないなあとは思っていたのです。
今日は休みと言う事も有ってしばらくその部屋でオリンピックの放送を見ていたのですがどんどん体調がおかしくなっていったんです。
眠気に襲われるというのか意識がふっと遠のくと言うか、とにかく鼻の奥が炎症を起こして空気の通り道が無くなっていくのが判って。
それに伴ってもの凄い眠気、いや眠気ではなくて脳の活動が止まってしまうような感覚。
毎年花粉症が出てきた時に襲われる症状を何倍にも増幅したような強烈さ。
これはいかんと思い自室のベッドに倒れ込んだのですが息苦しさと眠気に負けてしばらく倒れておりました。
鼻のスプレーを点鼻したのですがちょっと多めにやってしまった為に今度は胸が苦しくなってしまうという悪循環。
なんだか散々な休日になってしまいました。
その芳香剤を撤去して空気清浄器をフル稼動、今は症状も治まって普通の状態に戻る事が出来ました。
家の中でもアレルギーの元は潜んでます、気を付けなければ。

カーリングは残念でした、今朝早く起きて生中継を少し見ていたのですが第4エンドでスイスに4点を取られる場面でした。
第8エンドにも4点取られてゲームセットとなりましたが彼女達の戦いぶりはしっかりと見届けました。
カーリングというスポーツがこれを機会に根付くと良いですね

頑張れ日本代表!

2006-02-21 00:34:31 | すぽおつ
とは言ってもサッカー日本代表ではありません。
トリノオリンピックで連日素晴らしいゲームをしているカーリング日本代表チームです。
今日も地元イタリアに勝ちました、昨日はイギリスに勝ちスウェーデンには惜しくも敗れてしまいましたが尻上がりに調子が上がって来ていて残るスイス戦もぜひ勝って欲しいものです。

冬の大会のチームスポーツってアイスホッケーとカーリングぐらいですよねえ。
他の競技でも団体戦はありますが個人種目の選手達がその時だけチームを組むだけ、またリーグ戦を戦うのもこの二つだけ。
カーリング代表チームの四人、何処にでも居るような普通の女性に見えます。
他の国の代表もそう、普通の女性達が高度な技術と戦術とで戦っていて行きが詰まるような厳しいゲームを戦っていて。
精神をすり減らすようなゲームですが見ていると本当に面白い。

スキップの小野寺さんのショットが冴えに冴えて来ています、ミラクルとしか言い様の無い彼女のショットで勝負を物にしてきています。
後残るはスイス、それにも勝って運に恵まれればタイブレーク。
そして決勝トーナメントへと勝ち進んで行って欲しい、時差がなんのとかもう関係なく応援します!
頑張れ!カーリング日本代表チーム!

最終章

2006-02-19 23:06:16 | オーケストラ
鎌倉芸術館での本番、マーラーの9番を気持ちを込めて。
最終楽章は数有るクラシックの音楽の中でも特筆すべき音楽、そこには一人の男の人生が全て込められている。
自分の人生を音楽という形で余す所無く表現してしまったマーラーの才能には素直に脱帽するしか無いでしょう。
それを書いた年齢と今の私は近い所に居るわけですが、とてもとても自分の人生をどんな形にせよ表現し尽くすなんて芸当は出来ません。
敢えて言うならばこのブログがそうだとも言えるかもしれませんが、でもこのブログで書けるのは私自身のほんの一部分。
だれでも人目に晒す事の出来ない思いや出来事があるはず、それらも全て音楽にしてしまったマーラー。
しかも185小節という長さの中に、信じられない程の少ない音符!
でもそこから聞こえて来る人生と死との対比、生きる事の素晴らしさ。

まだまだ我々はこの曲を演奏するには若すぎるのか、チョンさんもあと10年したらもっと凄いマーラーの9番を聴かせてくれるような気もします。
私の定年が間近になった頃にもう一度この曲をチョンさんとやってみたいものです。
でもその頃指は動いてくれるかな、それが心配だ。

2週間に渡ってチョンさんの定期演奏会でした。
グレートに未完成にマーラーの9番、濃密な2週間、まるで別世界の中にでも居るような感じの2週間。
でもこれくらいの長さでちょうどかな、これ以上やるとこちらの体と心が保たないんです。

醍醐味!ベテラン健在!

2006-02-18 23:56:47 | すぽおつ
トリノオリンピック、日本勢は苦戦を強いられているようですがじっくり競技を見てみればとてつも無く面白い。
今現在は男子スーパー大回転を見ている所です、まだ競技は続いていますが金メダルはノルウェーの大ベテラン「オーモット」選手に決まりそうです。
12年前のアルベールビルで金を取っているのです、そしてこの種目は連覇。
凄いですねこんなにも長く競技が続けられて第一線にとどまってしかもオリンピックで4つ目の金メダル。
何か励まされます。

日本人選手は出場していないのですが返ってその方が競技そのものに集中できて面白いかもしれません。
日本選手が出ているとどうしても応援に力が入ってしまってレースを楽しむ事が出来ないんですよねえ。
冬のオリンピックはお天気が良いと景色が奇麗で見ていてそれだけでも楽しめます。
今のスーパー大回転も午前中は雪で途中で打ち切りになり今再開されて晴天の元で行われています。
スキー場って晴れた時は本当に気持ち良くて、そこにいるだけでもう全てのモヤモヤもふっ飛んでしまいます。
私も早くゲレンデに立ちたいな、月末が待ち遠しい!

昨日のサントリー定期、マーラーの9番という麻薬のような曲にすっかり入り込んでしまいました。
チョンさん、ちょっと早めのテンポでぐいぐいとドライブしていきました、3楽章のテンポは限界一歩手前と言った感じ。
でも両端の楽章のゆったりとしていながら前進するパワーに満ちた音楽は良かったなあ。
楽屋に帰ってからもしばらくは皆静かに演奏を噛み締めていたよう、そんな雰囲気が漂っていました。
明日は鎌倉芸術館でマーラーです。
もう一回この曲と向き合います、今度はどんな世界になるのか楽しみです。

果てしなく続く

2006-02-17 00:07:00 | オーケストラ
マーラーの9番という曲は一度はまってしまうとどうにも抜けられない怪しい魅力を持っている危険な曲です。
曲自体は最後まで何かに憧れ続けて止まないマーラーの心そのままに未完のような印象さえ有って。
でもそれを表現する為に払う努力も果てなく続いて決して完結しない、やってもやってもまだまだ次が有る。
ゴールという到達点が見えないのが芸術と言うものではありますがこの曲は本当に奥が深い、一年中これだけを練習してもきっとこれで良いという事にはならないのでしょう。

どんな曲をやっても同じなのですが、例えば運命など学生時代から30年近く繰り返し繰り返し演奏して来ています。
でも未だに答えなんて見つからない、でもそれで当たり前なんです。
オケも自分も様々な経験を得て成長し続けて、演奏会はその過程を見せているに過ぎないように感じます。
遥か昔から先達が演奏し続け我々が受け継ぎ次の世代へ橋渡しをする。
そのクラシック音楽の流れの中に身を置いているわけですから最終的な答えなど出て来るはずは無いのです。
でもその時その時での最上の解を提示するのが我々の役目です。

マーラーの9番もこれまで3人の指揮者と演奏してきました、その積み重ねがあって今回のチョンさんとの演奏になります。
旅の途中ではありますが今の我々が出来得る最良の結果が出せればと思っています。

お疲れモード

2006-02-15 23:35:44 | オーケストラ
チョンさんの定期の練習が続いています、先週からのチョンさんシリーズですが今回の曲はどれもきつく難しい曲ばかり。
健康診断を挟んでますがこれだけ疲れている時に診てもらって果たして良かったのか?ちょっとばかり疑問も残りますがとにかくオケのメンバーはお疲れモードに突入してます。

マーラーはその内容の豊かさにも圧倒されますがこちらもとにかく持てるテクニックを総動員、チョンさんの要求する音楽を表現し切る為に心も体も出せる物を絞り切ってます。
体の疲れと言うのはどの指揮者でやっても同じと言えるのですが、この頭の疲れ方はチョンさん特有の疲れ方。
毎回やるたびにこんな状態になってしまいます、それに今回はコンチェルトはやらずひたすら交響曲のみの演奏です。
「未完成」「グレート」それにマーラーです、弦楽器にとってはどれもこれも演奏する上で困難に直面する曲ばかり。
定期が終わったら1週間程休暇が欲しいくらいです。

ホームページの方のコンサートスケジュールですがまだ3月から先が更新出来ていません。
実を言うと3月のスケジュールがなかなか確定しない所があって出番がきちんと決まっていなかったのです。
ですがあと2日くらいのうちに決定出来そうなので決まり次第更新します。
ですが4月分はもう決まっているんですけどね、順番が逆ですが3月は特殊な事情が有っていままでグズグズしてしまいました。
相変わらず私は忙しい事になりそうです、ちょっと働き過ぎで休みが余ってしまいます。
年度末で調整が有るんですけど今年はこんなに余ってしまって、初めてかも知れないなあ。
もっと休んでおくべきでした、疲れ過ぎです。

憧れの

2006-02-14 23:52:12 | オーケストラ
今日からサントリー定期の練習となりました。
曲はマーラーの交響曲第9番、完成された最後の交響曲です。

大学時代にこの曲と出会い一時期はこればかり聴いていた事があります。
その時にもっぱら聴いていたのがチョンさんの師匠にあたるカルロ・マリア・ジュリーニの演奏。
惜しくも去年亡くなってしまいましたがスタイリッシュで歌心に溢れ温かいその音楽はチョンさんにしっかりと受け継がれているようです。
特に指揮棒の形とその構え方は良く似ているかもしれません。
チョンさんはもっと熱い指揮者ですが。

上手く言葉に出来ないのがもどかしいのですが4楽章の素晴らしさは何度聴いても何度弾いても色褪せない素晴らしさ。
190小節足らずの音符の中にぎゅっと詰まった内容の濃さ、生きる事の喜びと死への諦観とが混然と解け合った音楽。
人生も終幕に近付いた一人の人間の心の風景が見事に描かれているこの曲をチョンさんと演奏出来る事の喜びにひたっております。

人生も終幕と書きましたがマーラーは51歳で亡くなっているんですね、考えてみると私ももう何年かすればその年齢になってしまうのです。
ちょうど今の私の年齢ぐらいで9番を書いたと思うと何だか不思議な感じがします。
その才能もさる事ながらこの歳で人生をこんな風に眺めていたのかと不思議な感慨も湧き起って来ます。
20代前半でこの曲に出会った頃と今の自分と比べて少しは人間的に成長したのだろうか?
自分では判らないものなんでしょうね。

不健康の証し?

2006-02-13 23:39:07 | Weblog
今日は健康診断、新宿の検診センターで受けてきました。
去年は体調が悪くてパスしてしまい2年ぶりの受診となりました。

実を言えば5年程前の健康診断でいくつもの数値が基準を遥かに越えてしまい未だに治療中なのです。
血圧・尿酸値・中性脂肪と薬を飲み続けていてそれなりに効果は出て来ています。
特に血圧と尿酸値の数値は劇的に改善されていて正常範囲内に落ち着いています。
ただ中性脂肪だけはなかなか基準値に下がらなくて。
だんだんと改善はされていてもまだ一息足りないようで、やはり食生活の改善と運動不足の解消が鍵ですね。
これからの一年はそこを重点的に生活をしなくては。

新宿の検診センターのある一角はコリアタウンと化していて周り中ハングルだらけ。
午後の検診でしたのでお腹が空いて空いて、早速近くの韓国家庭料理のお店で辛い物を頂きました。
ユッケジャンにご飯を入れつつチジミも頂き大満足で帰って来た次第。
韓国食品のスーパーマーケットではマッコリを買ってと今日はまるでソウルに居るような気持ちになりました。

明日からはチョンさんの定期の2回戦、マーラーの九番です。
ぜひともチョンさんで演奏したかったこの曲、楽しみだなあ。

足が棒に

2006-02-12 23:15:36 | Weblog
午前中は中央フィルの練習でした、何だか変な姿勢で立っていたのか右足ばかりが異常に疲れていて歩きにくかった。
午後は横浜で書店めぐりなどをしていたのですがどんどん足の調子が変になっていって、右足をかばっていたら今度は左足まで疲れてしまって。
いつもはこんな事は無いんですがどうして右足ばかりが疲れたんだろ?

横浜駅周辺にある大きな書店を4軒回っていたのですが結局欲しい本には出会えずがっかり、アマゾンで注文するしかないかな。
ちょっと調べてみよう。

休日の横浜は凄い人でごった返していまして久々に人に揉まれながら歩きました。
何処へ行っても人並みが途切れる事は無く、カフェには行列が、そして何より通路という通路にチョコレートを売るワゴンが並んでいて更に歩きにくい事に。
しかしあのもの凄い量のチョコレート、全部売れるのかな。
DVDショップの店頭では「チャーリーとチョコレート工場」のDVDが売り出されおかっぱ頭のジョニー・デップが笑っているし、どこへ行っても『チョコレート』の文字。
明後日まではこんな光景が続くんでしょうね。

さて明日は年に一回の健康診断の日、新宿まで行きますが午後の検診なのでお腹が強烈に空いちゃうんです。
出来れば午前中に済ませたいのですけどねえ、お腹が空いた分後でガンガン食べちゃうんだよなあ。
返って健康に悪いかも。