にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

音楽の力

2010-02-28 01:01:57 | Weblog
オリンピックの女子フィギュア。
真央ちゃんは銀メダル、ヨナちゃんが金メダルでした。
技術的なお話は専門家にお任せするとして、やはり私としては使われた音楽に耳が向いてしまいます。

真央ちゃんのショートプログラム、去年のフリーで使っていた「仮面舞踏会」でしたが、時間を縮めるためかズタズタに切り裂かれて音楽の流れが破壊されていましたね。
演技そのものは見事ではありましたが音楽とシンクロしていたかと言うとちょっとね。
仮面舞踏会そのものもテンポもほとんど変わらず、雰囲気もほとんど同じで最後まで。
短調から長調に変わる部分もありますが何しろテンポが変わりませんから滑りや演技にメリハリが付きにくいような気がしてなりません。

フリーでは「鐘」でしたね。
こちらはとにかく重い、ムードが重い。
激しさは有ってもその重さ故にどうしても色が変わらない。
ジャンプしてもステップを踏んでもスパイラルでもカラーが変わらない。
見ていて、聞いていて残念な気がしてなりませんでした。

その点でヨナ選手の選曲を見事としか言いようがありません。
あの技術と表現力を更に引き立たせていたように思えるのです。
トリノでの荒川選手のトゥーランドットのあのメリハリの効いてムード満点の曲と演技の完璧なシンクロ。
やはり金メダルには音楽の選び方繋ぎ方の大切さがあるんだと思います。
その選手が持っている技術と魅力を最大に引き立たせる音楽にしなければと思います。


さて昨日から「神々の黄昏」のリハーサルが始まっています。
流石は最終夜、凄い音楽ですね。
序幕、有名な「ラインへの旅」の盛り上がり方は最高です。
まだ始まったばかりですが期待できますね。

本当なら

2010-02-26 02:17:21 | オーケストラ
ジークフリートの本番のインターバルも、ジークフリートから神々への間も。
本当なら他の仕事などやりたくはないものですが。
これが自主運営のオケの悲しさ、入ってくる仕事はやらないといけない。
入ってきた仕事は誰かが演奏しなければならない。
演奏するのはどんなに疲れていようが我々メンバー、なわけでして。

昨日と今日と、2種類のコンサートの練習を。
昨日はグレートで今日は新世界、それにシューマンのピアノ協奏曲にモーツァルトのフルート協奏曲にラプソディ・イン・ブルーにフォーレのペリアス&メリザンド。
目が回るなんて状態はとっくに通り越し、クライマーズ・ハイとでも言うか、脳内麻薬の虜と言うべきか。
ある種の特殊な興奮状態に。

それにしても東フィルは良く働くなあ。




そしていよいよ明日から「神々の黄昏」が発進します。
今日の夜になって明日の練習箇所の変更などがメールで届いたりして大慌てで違う場所を練習したりして。
どたばたしていますが、音が出ればまたあの世界に戻って行ける事でしょう。

ジークフリートにも増しての長丁場、演奏時間も更に長くなるし。
とにかく無事に終了できるように頑張らなくては。


第3夜へ

2010-02-24 01:59:40 | オーケストラ
ジークフリート最終日も大きな盛り上がりの中で終了しました。
歌手のパワーも凄かったけれど指揮者のパワーも半端じゃなかった。
オケも奮闘しましたが、どうだったのでしょうか?

演奏していて楽しかった、というのが正直な感想です。
楽しいのですね。
ここがワルキューレとの違い。
何だかメルヘンチックで、演出も漫画のようで。
音楽も良くできていて、美しいし。

ワルキューレの余韻嫋々たる終わり方とは対照的に、派手にがんがん終わるし。
若者ジークフリートが英雄として旅立つのですから。

さてオケの方は今日で組み分けがリセットされます。
明日から定期に行くもの、このまま黄昏を演奏するもの。
コンサート側から黄昏に来るもの。
私は黄昏組ですが練習が始まる前に2つ、別の仕事の練習が入るというスケジュール。
きついですね。

ノロ襲来

2010-02-23 01:46:07 | Weblog
昨日の炎のチャイ4、本番中にどんどん気分が悪くなり終わった頃にはヘロヘロに。
家に帰り着きベッドにそのまま倒れ込み、胃のむかつきはエスカレート。
夜になれば今度は下の方へ。
ノロ・ウィルスに感染してしまったようです。

先週、父親が発症。
どうやらそこから貰い受けたようで。

しかし幸いな事に一晩苦しんでいたのに、今日はすっかり症状も落ち着いてくれました。
ただ食欲だけは回復しきってはおりません。

去年の3月にもウィルス性胃腸炎で苦しみまして、その時は仕事を休ませてもらいましたが。
今回は大丈夫のようです。
今日が休みで助かりました。

ですが明日はジークフリート。
長時間ピットにこもりますのでちょっと心配にもなりますが。
ここまで回復すれば大丈夫でしょう。

年に一度の

2010-02-21 00:37:41 | Weblog
昨日は東フィル・バイオリンセクションの「新年会」でありました。
2月のこの時期ではありますが「新年会」なのであります。
まあ旧正月という事で。

コンマスのスケジュールが合う日をすりあわせると候補の日がもの凄く少なくなってしまうのです。
という事で今年は2月の19日に。

初台からほど近いイタリア料理のお店を借り切っての大宴会。
出し物あり、ゲームあり、もちろんお酒に料理。
楽しい時間をみんなで過ごしてまいりました。
幹事さん、ご苦労様でした。
本当に楽しい「新年会」を有り難うございました。

ゲームをして来年の幹事を決めたりするのですが。
何と来年の幹事はコンマスの2人に。
しかも入ったばかりのアメリカ人であるネイサン君が幹事長。
ネヴァーランドのコンマスでもあるアオキ・サンが副幹事という顔ぶれ。
来年はどんな宴会になるのやら、楽しみにしていましょう。

さて今日はジークフリートの4回目。
前回は落ち着いたテンポで堂々と演奏しましたが、今日は更にテンポが落ち着きまして。
だいぶ演奏時間も長くなっていました。
ちょっと引き延ばし過ぎかも、と感じられる箇所もありましたが。
でもワーグナーですからね。
楽日にはどんなワーグナーになるんでしょう。

で、明日は炎のコバケンさんと。
炎のチャイコフスキー、炎の4番。
炎!!!

たそがれ

2010-02-19 02:23:08 | オーケストラ
今月末から始まる「神々の黄昏」の練習に備えて譜読みをしている訳ですが。
これが予想以上に演奏困難な音ばかり。
今日は2幕の前半で挫折。
ここからがいよいよ大変な音の洪水になるのですが。

それにしても不思議な音の配列なんですね。
バイオリンのパートを一人で弾いていると「これでいいの?」と言いたくなる音の配列なんですが。
オケ全体で鳴らしてみればぴたりとはまる、のかな?

バイオリンで演奏すると指がからまるみたいな音の連続、それがしかももの凄い早さで演奏されなければならないのです。
難物だなあ、果たして練習が始まる前に音が頭に入るのだろうか。

ハイライト版では「ジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送曲」「ブリュンヒルデの自己犠牲」「終曲」と言った箇所が取り上げられます。
この組み合わせだと「黄昏」の最初と最後になるんですね。
1幕と2幕は全く出てこない。
その出てこない部分がくせ者なんですね。
ちょっと参りました。

今日のフジテレビの「とんねるず」の番組で横浜市の南区のお店が2軒、紹介されていました。
そのうちの「天丼」の方は知っているお店でした、もっとも入った事は無かったんですが。
もう一軒のやきそば屋さん、こちらも美味しそうだったなあ。
同じ区内です、今度ぜひ食べに行こうと思います。
でもテレビで取り上げられるともの凄い事になってしまう事が多いので。
ブームが去ってから行くのがいいかも。



今日は今日の音楽を

2010-02-18 02:07:52 | オーケストラ
ジークフリート3日目。
初日・2日目・3日目と進んでまいりました。
それぞれ日によって味わいが違う音楽になっています。
オペラならではの楽しみですね、毎回その時だけの特別な音楽になっていくのです。
初日は初日ならではの緊張感に満ち、張りつめた中にも高揚感に溢れていました。
2日目は登場人物の感情の起伏そのままに激しく動き回る音楽に。
今日、3日目はどっしりとしたテンポの上にスケール豊かにドラマを構築したのです。
それぞれに特徴のある公演となりました。

オペラはコンサートよりもその日の特徴が際立ちます。
そこが面白い所ですね、やっていても些細な事から思わぬ方向へ音楽が動き出すこともしばしば。
絶対に同じような方向性の公演にならないのです。
まるで生き物のよう。
絶えず変化を見せて行くのです。

今日は方と首にチタンのテープを貼ってお仕事を。
痛むところ、それにツボに何カ所もペタペタと貼付けました、でもその甲斐あって昨日よりはずっと楽に楽器を演奏できたように思います。
これからしばらくはチタンのお世話にならないとだめかもしれません。

2010-02-17 02:17:00 | Weblog
ジークフリートでピットに入っている事が原因なのか。
それともただの五十肩なのか。
このところ左の肩が痛むのです。

戸越の先生によれば原因は五十肩と不自然な姿勢の両方ではないかと。
そんな事を言われました。
それが本当の所かましれませんね。

今日はサントリーホールで作曲家の久石譲さんが指揮をするコンサート。
久石さんの新曲(バリバリの現代音楽)とモーツァルトの40番にブラ0ムスの1番というヘヴィー級の一夜。
おかげで肩の痛みも増加して左腕全体がおかしくなってきたようです。
首もおかしいし、早いうちにまた戸越銀座に行かなくてはいけないようです。

そして明日はジークフリートの3回目の本番。
しんどい日々が続いております。

寒い

2010-02-15 02:02:32 | Weblog
一昨日の朝に大阪に向かい昨日遅くに帰宅。
家族揃って大阪に一泊しましたのでそのあいだ家には全く火の気が有りませんでした。
昨日は関東にも冷たい雨と雪が降る天気。
その結果、帰宅して家の中に入ると外と同じ温度の空間。
壁も床も、何もかもが冷たくキンキンに冷えているのです。

外気温度が2度くらい、家の中もそんな温度。
人がいないとこんなになるんですねえ。
いやあ家の中で震えておりました。

家中の暖房器具を全開にして暖める事3時間。
何とかしのげる温度になりました。


昔のことですが鳥取市の古いホールで本番をやった時の事。
2月の初旬の鳥取は大雪、町中が真っ白な雪に覆われておりました。
そのホールは本番前日が休館日だったそうで、暖房も全てオフになっていたそうです。
本番当日になり暖房を始めても全く暖かくなる気配が無い。
冷えきって巨大なコンクリートの建築物はそう簡単に暖まるのでは無いんですね。
ゲネプロも震えながら、本番も震えながら。
汗一つかくことなくベートーベンの運命が終わりました。


昨日のリハーサルでモーツァルトの40番の交響曲をやりました。
外は冷たい雨と雪。
思い出したのが高校時代の授業風景。
やはり雪が降り寒かった一日。
交通機関がマヒして生徒が揃わず授業が出来なくなった物理の時間。
担任の先生は大のモーツァルト好き、そして弦楽合奏団の顧問もつとめ自らビオラも弾くのです。
生徒もまばらな教室で先生はモーツァルトのレコードを取り出して聞かせてくれたのがこの40番。
そんな教室の光景を思い出しながらの練習でした。
懐かしい空気を運んでくれた昨日の雪でした。


初日

2010-02-12 01:18:14 | オーケストラ
ジークフリートの初日が無事に終了しました。
今日はそれだけでもう十分です。

ワーグナーの音楽の素晴らしさは今ここで言う必要がありませんが。
その音楽を実際の音とドラマに変換する作業はなかなか大変な労力を要します。
歌手の皆さん、素晴らしい声です。
主役とミーメの二人のやり取り、そこにヴォータンが加わった時の声の見事さ。
ヴェルディにはヴェルディの声、ワーグナーにはワーグナーの声。
ぴったりはまった時の快感、これこそがオペラの醍醐味。
今日は存分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

これから飛び飛びに本番があります。
歌手の喉が最後まで保つことを祈ってますが、日本の冬の空気は喉には厳しいですね。
このままの調子で最後まで行きたい所です。

さて明日は大阪に。
仕事ではありませんが一泊で行ってきます。
かと言って遊びでもなく。
朝の飛行機で向かう予定ですが雪はどうなんだろうか。

馬喰町へ

2010-02-11 01:58:25 | Weblog
馬喰町の駅に降り立ったのはいつだったか。
記憶をたぐれば、東フィルに入団するにあたって燕尾服を作りにいったのが確か馬喰町だったと。
四半世紀も前の事だったのですねえ。
長く人間やってます。

今日はその馬喰町で四半世紀よりももっと以前からの仲間と飲み会でした。
大学のオーケストラで一緒に活動していた先輩・後輩と楽しく過ごしてきたのです。
一番長い付き合いの先輩とはもう30年以上の月日をともに過ごした事になります。
一緒に話せば大学時代と全く変わらない空気になりますが、でもそれだけの月日です、つもる話も沢山あるわけです。
とても今日一日だけでは話しきれないほどに。
まあ、それでちょうど良いのでしょう。
次の機会を作る理由になりますね。

それにしても今日は寒くなりました。
帰りの雨が冷たくて、しびれました。
おまけに電車が大幅に遅れたりして結局のところ終電なのかどうなのか分からない微妙な時間の電車に乗って帰ってきました。

明日はいよいよジークフリートの初日。
ここは気合いを入れ直さねば。

通してみれば

2010-02-10 02:54:50 | オーケストラ
昨日はジークフリートのゲネプロ。
初めて全幕を通してみました。

通してみればこれが何とも大変で。
長さもさることながら、書かれている音符の多さにも改めて感心。
予定の上演時間を遥かにオーバーしていまして、だいたい6時間ですね。
休憩時間も含めての時間ではありますがそれでも6時間は長い。
黄昏は更に長いことが予想されていますから・・・・。

音符の多さは体力的にきついのは勿論なんですが、それ以上に精神力のスタミナを要求されます。
最後に向かうに従って音の数が多くなり、更に細かくなっていき、難しくなっていくこのジークフリート。
集中力を最後まで保つには相当の精神力が必要です。

これから本番になるわけですが、日程は飛び飛びに。
その間に他の仕事がなければまだ良いのですが。
東フィルはどこまでも東フィルなわけでして。
スケジュールの空白はほとんど無いのです。
他の仕事をやりつつジークフリートをやり、黄昏を練習しなければならないので。
自分で選んだ事とは言え、キツいです。


今日はどえらく暖かい一日、雨の予報に反してお天気も良かったですね。
で、この時期にお天気が良くなるとやって来るのがにくいアイツ。
そう、花粉です。
しっかり来てますね、部屋の換気で窓を開けていたらもう鼻が。
この季節です、こちらも難題。

通す

2010-02-08 02:06:16 | オーケストラ
明日はジークフリートのゲネプロ。
初めて全幕通しで演奏します。

ここまでの舞台稽古では幕ごとにしかリハーサルをやってませんでしたので、全部を一挙に演奏するにあたってのペース配分が掴めていません。
本来なら、いや、以前の新国の練習の順番からすれば、次はH.P.(ハウプト・プローベ)、つまり通し稽古のはずだったのですが。
何年か前からはこのH.P.がなくなり舞台稽古からいきなりゲネプロというスケジュールになりました。
細かいことを言うのは控えますが、そうなったのには訳がありまして・・・。

とにかく今回のような長いオペラを上演するには、やはりそれなりの練習の順序があってしかるべきです。
もう少し練習したいと言うのが本音であります。

まあ、そうは言っても残す練習は明日のみ。
頑張ってやろうと思います。


今日は午前中に中央フィルの練習、午後は戸越銀座で整体という一日。
ピットの中が去年よりはスペースがあって楽だとは言ってもピットはピットですから。
やhり体への負担はきついものがあります。
首がすっかり変な具合に曲がってしまいました。
今日はそれを修正、いやあ、なかなかに痛い午後となりました。
先生は凄い曲がり具合に大喜びで治療に当たってくれましたが。
でも、最後のバキッッッ!はきついかった!

更に

2010-02-06 00:50:23 | オーケストラ
今日は2幕を。
セットが更にポップになって手が込んでます。
更に、森の小鳥さんがもの凄いことに。
こうなってくると演奏など他の人に任せて自分はひたすら舞台を眺めていたい、なんて気持ちにもなるトーキョー・リング第2夜です。

初演の時には後半の担当は我々ではありませんでした、今回改めてジークフリートをやってみれば楽しいのなんの。
ワルキューレの3幕も見事でしたが今回のジークフリートも演出が行っちゃってます。
やはり客席で見たいものですが、再演は無いというもっぱらの噂ですからどうしたものか。
新国のライブラリーには今までの公演が全て映像で見られるそうなのでいつの日かトーキョー・リングを全部見てみたいものです。

そして明日はいよいよ第3幕に取りかかります。
どんなセットが飛び出してくるのやら。
でも3幕は忙しくて舞台を見上げる暇は無いのです。
やはりライブラリーでという事でしょうか。

昨日の事ですが初台に向かう湘南新宿ラインに乗った時の事。
いろいろあって横浜駅には22分の遅れで到着、新宿へは17分遅れで到着。
つまり走っている間に5分以上も時間を取り戻したんですね。
しかも西大井と大崎の間で信号停止を行ったのにもかかわらず。
ですから、思いっきり早く走ったのです。
恐ろしい程の速度でした。
モーターがうなりをあげ、車体はきしみ、今まで聞いた事のないような音も車体の下から聞こえてきました。
このままこの車両は分解してしまうのではないかと思うほどに、悲鳴のようにも聞こえたのです。
ちょっと無い経験でした。
一瞬福知山線の事故が頭をよぎりました。
遅れを取り戻すは大切な事かもしれませんが安全だけは蔑ろにして欲しくないものだと強く思いました。



去年より

2010-02-05 01:36:19 | オーケストラ
ジークフリートの舞台稽古が始まりました。
今日はまず1幕だけを念入りに。

セットがポップでキュート、そこでおじさんたちがまるで子供のような日常を繰り広げているような感じ。
よく舞台が見えないので全然的外れかもしれませんけど。
でもあのキッチュな雰囲気は笑えるなあ。

そしてピット、去年のワルキューレの時より居心地は良いみたい。
去年はとにかくスペースが無くて体の向きと楽器の向きがばらばらにならざるを得ず。
それに比べれば今年は楽になってます。
何とか普通に弾けそうなスペースが確保出来ていますので一安心。
これならばとりあえずジークフリートは大丈夫。
次の黄昏はどうなるんだろうか。


昨日は文化庁主催のコンサート。
海外研修に行った若手歌手ばかりでのオペラアリアの夕べ。
色々と凝った演出も繰り出してのコンサート、オケは舞台上手側にコンパクトに収まって、下手側にはスクリーンが。
プロジェクターから投影された映像の前でそれぞれの歌手が歌いました。

そんな舞台なのでオケは弦楽器の人数を思いっきり絞った編成。
モーツァルトならばこの人数でもよいかも知れませんが。
ワーグナーともなるとこの人数じゃあねえ。
音楽をどう考えているのやら、疑問は多いに沸き上がりましたが。
でもどんな条件でもやるのがプロですから。
頭の上にいくつものクエスチョンマークを浮かべながらも、演奏はきちんとやるのでありました。
でもさすがに厳しいぞと。

明日はジークフリート2幕をやる予定。
一日一幕、ペースが掴み辛いかも。