にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

更に

2006-05-31 23:50:49 | Weblog
体調は下降線を描いていまして気持ちもブルーな連休を過ごしてます。
今日も外出は少しだけ、外は実に気持ち良く晴れていて世の中はハッピーな空気に満ち溢れていると言うのに。
とにかく咳がとまらないのです、それと頭がクラクラと揺れる感じ。
目眩という訳ではないのですがクラっとするんです。
明日もこうだったらちょっとお医者さんにと思ってます。

なので今日はテレビの前でグタっとしながらBSで放送されていた横浜中華街の特集番組をずっと見ていました。
成り立ちや歴史、そこに住む人達の物語を見て改めて中華街という不思議な町を見つめていました。
私にとって中華街は物心付いた時からいつもそこに在って何時でも行ける場所でした。
お正月にはいつも一族が集まって中華街で食事会をしていました、もっともその頃は南京町と呼ばれていて今のような華やかさはありませんでしたね。
渋い色彩とわい雑さに満ちた不思議な町、ちょっと怖かった事も。
その呼び名の持つ負のイメージを払拭する為に皆さんが色々と努力を重ねて中華街という名前を定着させたんですね。

などと感心しつつ今日はカミさんが昨日中華街で買ってきた肉まんなどを食べておりました。
我が家では必ず華正楼の肉まんと決まっているのです。
横浜市民はだいたいご贔屓の肉まんというのが家ごとに決まっているのです!
ちょっと大袈裟かもしれませんが古くから中華街で肉まんを買ってきている家はそうみたいです。
でもシウマイは崎陽軒だったりするんですけどね。

今日で5月も終わりです。
このブログも去年の5月から始まりましたから1周年を過ぎたのですねえ。
相変わらず写真の数も少ない無愛想なブログですがこれからも宜しくお付き合いをお願いいたします。

昨日より

2006-05-31 00:16:55 | Weblog
何だか体調が下降してきてどうもおかしい。
咳が出て喉も荒れてしまって、風邪をひいてしまったのだろうか。
でも去年の花粉症の酷い時の症状にも似ているし。
とにかく昼間は辛かった。
今日が休みで助かりました。

夜になってからは少し楽になってきましたが喉の状態は相変わらず。
早く寝るにこした事はないですね。

今度の午後のコンサートの指揮者が代わりますが今日になって正式に発表になりました。
代わりに指揮をなさるのは大町先生と言う事になりました。
この所代役が連続していますね。
大町さんも昨年末の骨折の影響で左手が思うように動かせなかったのですが、だいぶ回復されてきたようです。
考えてみれば指揮者って定年も何もありませんから亡くなるまで現役、みなさん健康管理に注意をはらいつつ何時までもお元気で活動していただきたいと思います。

変わり目

2006-05-30 00:05:30 | Weblog
春から梅雨への過渡期、ちょうど今頃が花粉症の薬をやめる時期に当たります。
調子が良いのは夏の間だけ、冬から春にかけては薬を飲んで症状をやわらげています。
この時期に様子を見つつ薬を止めるのです、先週いっぱいでちょうど薬も終わったので今は飲んでいません。
体から薬の成分が抜けていくこの時期、ちょっと辛い状態に陥る事があります。
今年はちょっと辛いかな、目がどろんとしてかゆいのです。
それと何だか体がグラついてしばらくの間力が入らない。
もう少しの辛抱です、そうすれば梅雨入りしてもっと楽になるんですが。

昔、花粉症の薬が出だしたばかりの頃の薬は副作用も強かったしやめた時の反動も大きかったのです。
心臓に重い負担をかけてしまう薬もあって、最初の頃はそんな物を飲んでいたんですよ。
今思うと恐ろしいですね。

今日から4日間は仕事はお休みです。
休み明けは午後のコンサートなのですがどうやら岩城先生は出演出来ないようです。
7月の定期演奏会に万全を期するということで今回は静養に努められるのだそうです。
しっかりと療養されて復活される事を祈ってます。

宇宙の音

2006-05-29 01:45:19 | オーケストラ
星に由来する名前を持った3曲を演奏した今日の演奏会、急遽代演を引き受けて下さった高関さんの奮闘もありとても素敵な演奏会になりました。

1曲目の「カシオペア」ではソロの加藤さんがすばらしい演奏を見せてくれました。
小さな体を全部使って音楽を全て表現するパワーには圧倒されました、それに特殊な打楽器の面白さ。
サラダボウルやドラム缶まで楽器として使って迫力満点。
打楽器奏者のパフォーマンスって見事ですよねえ、ある意味反則技かもしれませんが楽器から楽器へ飛び回り叩き擦り蹴りと暴れる姿は見ていて楽しいもの。

2曲目は「アステリズム」、最後の方に有名な長く巨大なクレッシェンドがあるのですが弾いていて恐ろしい迄の巨大な音量になっていて恐かったですよ。
それに耳と頭が痺れてしまい次の音を弾いていても自分で出している音がはたして正しかったのどうかしばらく解りませんでした。
ここまでの2曲は35年以上前の曲、宇宙という物のエネルギーの躍動を輝くばかりに表現したような曲です。

最後は「ジェモー」、双子というこの曲は二人の指揮者と二人のソリスト、それと二組のオーケストラが対話したり協力したり対立しつつ宇宙の恒常性を音にしてゆく。
「カシオペア」と同じく実演に触れてこそその魅力の全貌が解る曲です。
オケが二つ必要とされるこの曲はなかなか演奏される機会も無いと思われます、しかし私は何とも幸運な事に2回目の演奏となりました。
一回目はちょうど20年前の初演の時です、サントリーホールで尾高忠明指揮東フィルと井上道義指揮新日フィルという組み合わせ。
もちろん武満さんもお元気で初演に立ち会っておられました。
あまり演奏に対して細かい注文をなさらない方でしたね、もっとも作品自体がすばらしく書けていましたから我々は書かれた通りに普通に演奏するだけで作曲者の思い通りの音が出ていたのかもしれません。
この美しい曲を初演させていただいた幸せも忘れられませんが、こうして20年後に再びこの曲に出会えた幸せを噛み締めつつ演奏しました。

いつもは簡単にオペラシティコンサートホールなどと書いていますが正しくはその後に「タケミツ・メモリアル」と続きます。
出来た時に監督になっていただく予定だったこのホール、しかしホールがオープンした時には既に亡くなっておられた。
そのホールで武満さんの作品を演奏する、その事に深い感慨を覚えながらの演奏会でした。

セッティング

2006-05-28 00:01:57 | オーケストラ
舞台の上に椅子を並べ譜面台を置き譜面をセット、打楽器やコントラバスも指定通りにセッティング。
ピアノを出し入れして指揮台も置く。
ステージマネージャーの仕事は通常のコンサートでもなかなか大変です、オケのメンバーよりも早く来て後から帰るのです。
我々が席に座って安心して演奏出来るのも彼等のおかげです。

今回の武満さんの演奏会のような現代物の仕事の時は特に彼等の負担は凄い事に、なにしろ一曲ごとに全部のセッティングを変えなくてはいけないのです。
御覧になれば解ると思いますが全ての配置を入れ替えるのです、膨大な数の打楽器もソロのピアノもオケの椅子も譜面台も一つとして同じ場所には留まりません。
東フィルには4人のステージマネージャーが居るのですが今回は3人がかりで担当します、それに加えてアシスタントが5人くらい。
通常は全部で4人くらいですから倍ですね、明日の本番は彼等の見せ場でもあるんです。
20分という休憩時間内でそれを行うのですから本当に大変な事、昨日と今日は本番をやるホールで練習しましたが彼等のセッティングの練習でもあったのです。
明日はゲネプロと本番、限られた時間の中できちんとセッティングしなければなりません。
何事もなく美しく出来るように祈っています。

明日の演奏会はフォンテックという会社がレコーディングします、それとは別にNHKも録音をするのだそうです。
そうなるとマイクがさらにセッティングされるわけで、しかも色々な場所に2本づつ。
明日はオケのスタッフが走り回る中、フォンテックとNHKのスタッフもマイクをセットしケーブルをさばきと舞台上は戦場となる事でしょう。
無事に本番が出来ますように!

大変です!

2006-05-27 00:37:26 | オーケストラ
昨日から始まった武満徹の宇宙、大変です。
実は昨日の練習の時の岩城先生の様子がおかしかったのです。
先月に体調を崩されて入院されていたのですがあまり状態は芳しくないようで、昨日も車椅子に乗ったままで指揮をされたのです。
とにかく見ていて痛々しい様子で本番の指揮が果たして出来るのか心配していたのです。
しかし今朝になり医師からストップが掛かり指揮者が交代となってしまいました。

昨年末にはベートーベンの交響曲全9曲を一人で振るなど元気な所を見せていただけに今回の様子は本当に意外なほどのやつれ方。
今までも度重なる病気や故障のたびに見事に復活されてきた先生の事ですから今回も見事に元気を回復されてまた年末にはひと暴れしてほしいものです。

代わりに指揮をする事になったのは高関健さん、夕べ打診されて今朝正式に交代となったそうです。
ほとんど勉強する時間もなく引き受けてくださったのですが、さすがは指揮界きっての理論派。
見事に指揮して大喝采でした。
もう一人の若杉先生はお元気そのもの、若い高関さんをリードして頑張っていらっしゃいます。
明日もう一日練習がありますのでこれで大丈夫でしょう。

此所はいったい

2006-05-25 23:48:17 | オーケストラ
昨日は新装なった茅野市民館で本番をやりました。
写真はホールのエントランス、駅の改札からそのまま繋がっているのです。
改札口は2階にあってそのまま線路を越えた所が入り口です、そこからスロープを下ってホールにたどり着くのです。
写真はホールから見上げたところ、実に美しいこのスロープは左半分が小さな図書館にもなっていました。
明るい春の太陽がさんさんと降り注ぐこのエントランス、しゃれていて本当にきれいでした。
ホールも全体がこんな感じで美しく本当に立派、昔のホールを知るものにとっては全く此所はどこ?と疑ってしまうほど。

東フィルはここ茅野市には縁が深く昔は毎年訪れて演奏会を行っていました。
その頃のホールはお世辞にも良いホールとは言い難い建物、冷房設備が無く暖房も入れると騒音がうるさくて音楽を消してしまう。
ある夏の日の演奏会では扉を開け放して暑い中で演奏していたら突然の夕立ちが、屋根をたたく雨の音とかみなりがホールに轟き渡り演奏どころではなかった事もありました。
舞台のすぐ裏は茅野駅、電車の走行音も聞こえてきたし楽屋から舞台へ行く時には一回外へ出なければいけなかった。
とまあ色々とありましたね、そうそう舞台には反響板が無くてつい立てを代わりに並べてやりましたっけ。
そのつい立ては見かねた故・渡辺暁雄先生が寄付されたものだったとか。
でも迎えてくれる茅野市のスタッフの皆さんがいつもいつも暖かく接してくださって、色々ありましたが悪い思い出にはなっていないのです。
昨日は超近代的なホールで演奏しながら昔のホールの印象が蘇ってきてとても懐かしかった。
そうそう昨日はもの凄い雷雨の中での本番でした、でもかみなりも雨の音も聞こえないし冷房もしっかり効いていました。ちょっと嬉しかった。

さて今日からは武満さんの作品ばかり3曲の練習、指揮者も二人がかりオケも二つ。
色々な意味で大変な演奏会です。
本当に、大変なんです。
いや、大変です。

車で森林浴

2006-05-24 00:25:50 | Weblog
今日は練習が終わってから諏訪まで走って来ました。
明日の茅野での本番に備えての移動です、もっとも温泉に入りたいと強硬に主張する人物が約一人居た事も理由なのですが。
諏訪湖のほとりの宿はなかなかご機嫌、敷地内から湧出している源泉100パーセントの温泉にゆっくりと入ってこれ以上の幸せは思い付かないなあとしみじみ感じています。
ああ、湯上りのビールは最高だあ!

中央高速は雨が降ったり止んだり。
八王子を過ぎて山に差し掛かったらとても幻想的な風景となりました。
交通量も少なくて空気が気持ち良さそうだったのでずっと外の空気を車に入れながら走っていました。
これが実に爽やか、マイナスイオンたっぷりの新鮮な空気を体いっぱい浴びながらのドライブ。
最高なドライブでした。

途中で寄った談合坂にはツバメがいっぱい。
パーキングエリアの建物に幾つかの巣がありました。
柱やのぼりにとまっては可愛い声で囀っていて、人が近くまで行っても逃げないんです。
手を伸ばせば触れる程の距離からじっくりと観察しました。
赤いネクタイにえんび服姿で可愛いかったなあ。

元気いっぱい!

2006-05-23 00:38:30 | オーケストラ
今日からオールモーツァルトのプログラム、指揮は飯守泰二郎さん。
先生とは3年ぶりくらいでしょうか、相変わらずお元気で面白い方です。
ご自分の音楽の音色や奏法をしっかりと持っている方です、いつも共演していれば何をどうやりたいのか我々も解るのですが久しぶりとなるとお互いに最初は歯車が上手く噛み合ない事も。
でも時間をかければ自然と解ってきて、そうなればもうマエストロのペース。
笑いをこらえるのも大変な程のなごやかな雰囲気の中で練習は進んで行きました。

今回の使用楽譜はベーレンライター版、今はこちらがすっかり主流ですね。
でもそのまま鳴らすと違和感たっぷりな音がしてしまう事も。
流石はモーツァルト、21世紀の和声を先取りしている!と思う人っているのかな?
間違いだとは思うのですがねえ、実際はどうなんでしょう。
詳しくは専門家に任せるとしましょう、我々は耳慣れた音に変えつつ演奏してます。
それとスラーのかかり方や装飾音のつき方、トリルの有る無しなど慣れ親しんだ楽譜とは色々と違っていて戸惑う事も多いんです。
でもこれからはこの楽譜に慣れていかないといけないんですね。

さて明日も練習です、フルート協奏曲の第1番もやります。
このごろ有名な2番よりもこちらを演奏する回数が増えてきてます、なんだか不思議。

ご苦労さま

2006-05-22 00:29:13 | すぽおつ
たった今試合が終わったヤクルト対ソフトバンク、日付けが代わって13分です。
本当にご苦労さま、驚くべきはこの時間まで球場で応援しているファンがたくさんいる事。
そして最後まで完全に中継したNHK-BS1も素晴らしい!
実況のアナウンサーと解説の広沢さんも本当に長時間お疲れさまでした。

見ていて歯がゆくなったのはヤクルトの攻め、何度もサヨナラの機会を作りながら物に出来なかったのがねえ。
最後もノーアウト満塁から一点も取れず、でも勝てない時はそんなものですね。
途中で代打「古田」かと思わせる場面も有って期待していたんですがこれも見れず。
ちょっと欲求不満になりそうな試合でしたが決着が着いてやれやれ。
でもファンの皆さん、明日の仕事は大丈夫ですか?

昼間は横浜対西武をテレビ観戦しました、昨日今日と打線が活発で連勝です!
まだまだ負け越しの数も二桁を超えていますが負傷していた田村選手も復帰してからホームランを連発。
この調子で交流戦を乗り切って浮上していってほしいもの。


さて明日からは飯守先生とのモーツァルトプロとなります。
久しぶりですねえ、お元気なようで何よりです。
明日からの仕事を楽しみにしてます。

2回戦

2006-05-20 23:58:23 | オーケストラ
昨日のサントリー定期、前日と同じプログラムでの2回戦と言った所。
指揮者もずっと落ち着いてきて前日よりは落ち着いた音楽になりました。
特にシベリウスはぐっと踏み込んだ音楽になれたかな、若さというものは暴走しなければ凄い武器になりますね。
エネルギーが湧いてくるような、颯爽とした指揮姿。
でもやたら元気な子供みたいなところもありましたね。
面白い指揮者だと思います、あとは経験をもっともっと積んでほしいですね。

ところで昨日の本番中にホールにキーンというノイズが響いていました。
どうやら補聴器がハウリングを起こした時に出るノイズのようでした。
補聴器を付けているご本人には判らなのだそうですね、かなり長い時間にわたり鳴っていましたが周りの方がもう少し早く注意して下さると良かったのですが。
補聴器を付けない訳にはいかないのですからちょっとした調整で良いのでしょうが難しいものですね。


さて今日はお休みでした、午後はのんびりテレビで野球観戦をしていたのですが途中からもの凄い雨が降ってきました。
見ていたスカパーの中継の電波も入らなくなるほどのもの凄さ。
見ていた試合も中断からコールドゲームになりました。
しかしすっと嘘のように雨が上がると実に爽やかな空気になりました、昼間のムシムシした暑さは嘘のように消えてくれて。
実に過ごしやすい夕方、気持ちの良い休日となりました。
明日も休みなのでどこかへ出かけようかな。

まずは一回戦

2006-05-19 01:25:05 | オーケストラ
TOC定期が終了しました、明日はサントリーホールで同じプロで2回戦となります。
指揮者のレンメライトさん、練習までとは打って変わって本番はエキサイトしてました。
もう少しクールに振るかと思っていたのですがその豹変ぶりには驚かされました。
エキサイトする事自体は悪い事ではありませんが時としてオケの音が終わらないうちに次に意識が飛んでしまうといけません。
今日はそうなりかけた瞬間が何度か出現して肝を冷やしました。
もっとも聴いていたお客さんには受けていましたが、やる方と聞く方では受け取り方が違いますので一概に悪い演奏だったとは言えませんね。
明日は少しだけクールにやってくれるともっともっと良い演奏会になると思います、よろしくね。

今日は修理に出していた弓が戻って来ました、毛の張力を調整するねじが壊れてしまったのです。
それとそのねじに付いている貝が欠けてしまっていたのでそちらも直してもらいました。
べっ甲にクジラのヒゲ、象牙や貝殻。
弓っていろいろな材質の物が集まって出来ています、今では貴重になってしまった物ばかり。
おいそれと手に入らない物も増えました。
それと一番の問題は弓に最適な「ペルナンブーコ」という木が少なくなってしまった事。
カーボン製の弓もたくさん出回るようになりましたが木製のものにはまだまだ及びません。
これからどうなっていくんでしょうね、良い弓って手に入らなくなってしまうのでしょうか。
楽器も弓も人間よりは長生きなのですがこれからの世代の為にも大切に使っていきたいものです。

いよいよ代表が

2006-05-18 00:17:37 | すぽおつ
ちょっとしたサプライズもあった日本代表が発表されて早速合宿も始まりました。
もうすぐドイツ大会が始まるんですね。
得点力不足は相変わらずですがサプライズボーイの巻選手に期待しましょう。
あとは大黒選手と高原選手に期待かな。
高原選手の今年はクラブでは不遇続きで可哀想でしたが舞台はドイツです、ここで頑張らなければ。
個人的にはずっと応援していたので今回こそ、前回のうっぷんを晴らしてほしいもの。

前回のうっぷんといえばやはり中村俊輔選手、4年前は横浜で活躍中でしたね。
あの時は桜木町の駅前のホテルの壁に巨大な俊輔選手の画像があったのです、それも代表のユニフォーム姿で。
てっきり選ばれるものだと思っていたのに、しばらく巨大な俊輔選手の画像はそのまま。
何だかとても悲しかったのを覚えています。
中田選手も大黒柱ですが今現在の力から言えば俊輔選手が要かな。
期待してます。

一次リーグの日本の試合の日を調べたら何と最初の2試合は休みの日に、良かったなあと胸を撫で下ろしてます。
だって仕事なんてやっていてもその日は全然気もそぞろ、何をどうやっても手につかないでしょう。
前回の初戦は新国でカルメンのゲネプロ中。
みんなそわそわで大変、指揮者のデラコートさんが気を利かせてくれて前半が終わるまで休憩を延ばしてくれたのです。
次の休憩に入った時に後半もちょうど終了、引き分けと聞いて安堵しつつ悔しがったものです。
今年もまたあんな一か月になるのでしょうか。
なんだかもう胸がときめいて来ちゃったぞ、どうしよう。

さて明日はTOC定期の本番です、なかなか爽やか系のシベリウスですが面白いです。
それと滅多に演奏されないペール・ギュントの第2組曲、これもなかなか聞き物。
ソルヴェーグの歌が4曲目なのですが指揮者のレンメライトさんがノルウェー語でちょっと歌ってくれました。
ノルウェーの言葉も滅多に聞けませんが昔NHKの番組でノルウェーの歌姫「シセル・セルシブー」さんがやはりソルヴェーグの歌を原語で歌ってくれた事がありました。
美しい歌声ときれいな言葉が印象に残っています、いつかまた原語の歌と共演してみたいな。

へこみ、へこむ。

2006-05-16 23:20:24 | Weblog
今日はいきなり大事件、初台に着いていつもの駐車場に車を停めようと。
ところが空いていたのは一番隅の停めにくい、そして普通に停めるとドアが開かない魔の場所。
いつもならあきらめて他の駐車場に行くのですが今日は試しに逆向きで停めてみようと思ったのがいけなかった。
車をねじ込もうとした途端に助手席のドアの下からバリバリと大きな音が!
柵があるんです、そこには!
ドアが開かなくなる微妙な位置にあるのですがそこにこすってしまったのです!
ああ、何という事。
哀れドアの下のボディがべこっとへこんでしまいました。

のっけからこんな事件が、ですから今日一日気持ちがへこんでしまってもう駄目です!
練習していても何だか集中できずポカばかり、隣のおねえさんに大迷惑をおかけしてしまいました。
直るでしょうが痛い出費、今は弓も一本入院中。
どちらも出費がかさんで、どうしましょう!?

北欧の風

2006-05-16 00:23:27 | オーケストラ
今日から定期の練習となりました。
今回のメインはシベリウスの2番、考えてみたら久しくこの曲を演奏していませんでした。

私が東フィルに入った頃、常任指揮者だった尾高さんがこの曲を得意としていてずいぶんと演奏したのを思い出します。
1989年のヨーロッパツアーではこの曲も何度か演奏したのです。
今でもしっかりと尾高さんの音楽が私の体の中に残っています、ある意味貴重な財産なのですが時々それが邪魔になる事も。
違うアプローチでこの曲を演奏しようとするとどこか違和感が感じられてしまう。
私も含めたベテランの皆さんは一様に感じているようです。
これは他の曲でも言える事、ショスタコの5番やドボ8に悲愴などなど。
若い頃にいっぱい演奏した曲は思いでも深いですねえ。

シベリウスの2番といえば忘れられないのが山田一雄先生との演奏です。
アンサンブルがどうのとか細かい事はオケにまかせてひたすら豪快に且つ繊細にこの曲を作っていくのです。
面白かったですよ、なんとも言えぬ輝きと躍動感に満ちたシベリウスでした。
山田先生と最後に演奏したのもこの曲、もう一度あんな音楽をやってみたいな。

さて今日の指揮者はノルウェー出身の若手、レンメライトさん。
長身の若々しい姿から清々しい音楽を作り出します、かといって細かいばかりでなくその長い腕でグイっとオケを引っ張ってスケールの大きな音楽も。
オケからは澄んだ綺麗な音が出てきます、これが北欧の風の音なのかな。