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ルーシー:“Sometimes, I Wonder How You can Stand being Just a Dog..”
「時々、あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ…」
スヌーピー:“You Play with The Cards You’re Dealt… Whatever That Means”
「配られたカードで勝負するっきゃない…それがどういう意味であれ」
園児が歌うにしては、アンパンマンマーチは、かなり哲学的な内容だが、このスヌーピーの受け答えも、読んでも直ぐに意味が分からないくらいに深い。
スヌーピーは、音楽やスポーツを楽しみ、時には人間以上に思慮深く、どんな女性にもジェントルで、飛行機まで操縦する能力を持っている。
そんな彼も、チャーリーからドッグフードをもらわなければ生きていけず、ボールが転がれば追いかけずにはいられず、犬小屋の屋根の上で暮らしている。
だが、お金があったら、学歴があったら、上司がまともだったら、もう少し若かったら、容姿が良かったら等々、配られたカードにいつも文句や言い訳ばかり並べている人間たちに比べ、喜びも悲哀も含め、ビーグル犬としての生活を思いっきり自由に楽しんでいるスヌーピーのまあ潔い良いこと!
さえない自分にため息ばかりついてるチャーリー・ブラウンや、いつもがみがみと文句ばかり言っているルーシーを、彼はこう励ましている。
「人生の真価が問われるのは、勝ち負けなんかじゃなくて、自分に配られたカードでどんな戦いをしたかなんだよ」と。
イエス最後のタラントの喩え話を、スヌーピーは自分の人(犬)生において、既に体現化しているのである。
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(注:作者のチャールズ・シュルツ氏は敬虔なクリスチャン。案外漫画家にはクリスチャンが多いのだ)
さぁ、がんばります! 先生も、ファイト!