Departures・・空港職員のことではない。先月からLAで開催されている“Asian Pacific Film Festival”で、今夜放映される目玉映画(邦題:おくりびと)のタイトルである。冠婚葬祭には、その国や地域のカラーが濃厚に現われるものだが、この日本独特の風習が、欧米人たちに分るんかなぁ・・・。などと、私が心配する以前に、この映画はオスカーを獲ったくらい彼らの共感を得たのだから、多分、どこの国でも同じような仕事はあるのだろう。とにかくこの映画、今まで誰も考えもしなかった着眼点の勝利である。暗く神妙にならざるを得ない「死」というテーマがコメディタッチで、しかも茶化すことなく描かれている。その最大の功績者は、何と言っても山崎努の存在感である。そう言えば・・・伊丹十三の『お葬式』も彼でしたよね。
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