エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

Ⅱテサロニケ(30分de一巻 Vol.53)

2018年03月03日 | 日記
神はあなた方を、救われるべき者の初穂としてお選びになったからです。(2:13)

何の規制もないまま、あらゆる情報が飛び交っている現代社会は、弱肉強食の競争社会にヒューマニズムという偽善のオブラートで包まれている。そのため、本当に何が大切で、何が大切でないのか?といった基本的価値観が麻痺してしまい、物事の軽重が判断できず、些細なことに必要以上の力を置いてしまい、結果的に本質的なことから目が離れてしまう。今、人は目先にあるどうでもいいことに時間と労力をかけ過ぎて、真に大切なことをするためのエネルギーが残らないのである。

自分の視線が地上に固定され、周囲のごく狭い世界のことしか見えないと、人の考えや言動は自己中心的になり、キリストの証人になって苦しむより、己の身の安全を考えるようになる。人生には時として身内の死や、突発的な事故や災害など、日常生活を揺り動かされることがある。だが、それも時が経てばやがて忘れ去られ、また日常生活に埋没してしまう。

今迄、実に多くの教会が、善に偽装した悪に惑わされ、時流に翻弄されて、キリストの証人として立つことが出来なかった。私達がそのような過去の失敗について、当時の人々を非難することは簡単だ。何故なら、私達は既に歴史全体の流れを知っており、その結末がどうなったかを承知の上で言及しているからである。

しかし、もし、自分達がその時代の渦中に生きていたとしたら、どの様な言動を取っていただろうか?時代の先入観や常識に囚われることなく、世界を動かしている闇の力を洞察し、真に価値のあるものを識別し、時代の流れを超えて、事象の根源にあるものを見極め、身の危険を犯してまで、真の幸いに至るキリストの証人として生きる事は何と難しいことだろうか。(メッセージより抜粋)



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