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MFCオーナーのブログ

MFC presents 500 Favorite Albums Of All Time 440-421

2023年04月12日 23時20分49秒 | 私的歴代最高のアルバム500選

MFCオーナーの私的歴代最高のアルバム500
440位→421位

☆440位☆

Whitesnake/Whtesnake (1987)
サーペンス・アルバス~白蛇の紋章/ホワイトスネイク
大ヒット・アルバムであるが、内容も分かりやすく、曲の出来も良いので、ヒットして当たり前という感じでもある。シングルになった「Here I Go Again」「Is This Love?」「Give Me All Your Love」はどれもキャッチーで分かりやすい曲であるし、疾走する「Bad Boys」、こちらもイントロからしてキャッチーな「Straight For The Heart」等名曲多し。

☆439位☆

Men And Women/Simply Red (1987)
メン・アント・ウィメン/シンプリー・レッド
いなたい印象の1stから、アレックス・サドキンのプロデュースの下、クリアでソリッドなサウンドの2ndへと、シンプリー・レッドは大きな進化を遂げた。収録曲はどれもタイトなリズムでファンキーに洗練され、ボーカルも生き生きとしている。曲のレベルも高いが、特にA面は捨て曲なし。B面だとラストの「Maybe Someday」がお薦め。

☆438位☆

Ready Or Not/Lou Gramm (1987)
レディ・オア・ノット/ルー・グラム
ご存知ボイス・オブ・フォリナーの初ソロ・アルバム。旧知の仲間たちと、シンプルなロック・アルバムに仕上げている。やはり本家フォリナーと比較してしまうと、曲のクォリティがやや劣るが、その分ルー・グラムのボーカルが映える作りになっており、ボーカリストとしての実力が並大抵ではない事を証明した。ヒットした「Midnight Blue」は渋い名曲。

☆437位☆

Live At The Apollo/Daryl Hall & John Oates with David Ruffin & Eddie Kendrick (1985)
ライブ・アット・ジ・アポロ/ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ホール&オーツの二人が、憧れのアポロ・シアターで、これまた憧れのテンプスの元リード・シンガー二人と共演したライブ盤。聴き物は何と言っても、この4人によるテンプス・メドレーである。実に良い雰囲気だ。しかし、当時人気絶頂のホール&オーツである。これだけで終わるはずもなく、後半の怒濤のヒット曲オンハレードの迫力とノリたるや物凄い。

☆436位☆

Like A Virgin/Madonna (1984)
ライク・ア・バージン/マドンナ
文字通りマドンナの出世作。ナイル・ロジャースのプロデュースとはいえ、タンサブルなポップ・ソング集といった趣。さすがにヒットしただけに「マテリアル・ガール」「ドレス・ユー・アップ」「エンジェル」といった曲は素晴らしい。マドンナは実は歌唱力もあり、ローズ・ロイスのカバーや自作のバラードでも、見事な歌を聴かせる。この時点で既にただの"BOY TOY"ではなかった。

☆435位☆

TOTO Ⅳ/TOTO (1982)
TOTOⅣ~聖なる剣/TOTO
本作がTOTOの代表作である事に異論はないし、グラミーの主要部門を独占した重要作であるのも理解はしてるが、それにしても何故「ロザーナ」「アフリカ」ばかりなのか。一応シングル・カットされている「ユア・ラブ」「メイク・ビリーブ」も良い曲なので、もっと他の曲も聴くべき。ハード路線からコンテンポラリー路線に修正したのも、ヒットに繋がったと思う。

☆434位☆

Turn Back/TOTO
ターン・バック/TOTO
TOTOのハード・ロック路線は賛否両論だったが、日本では本作でTOTOの人気は決定的となる。確かに、本作の収録曲はハードだけど、哀愁のメロディだったりして、琴線に触れてくるのである。そりゃ日本ではウケるだろう。隠れた名曲「スタンド・ユー・フォーエバー」のドラマティックなアレンジ~次曲への絶妙なシーケンスにも注目して貰いたいもの。

☆433位☆

Mirage/Fleetwood Mac (1982)
ミラージュ/フリートウッド・マック
大物となったマックの注目の新譜だったのだが、意外とイージーな作りで、やや拍子抜けした記憶がある。とはいえ、よく聴くと曲はやっぱり良いし、色々なアイデアがあって、飽きさせないアルバムになっていて、さすがマックと思ったものだ。この程度ならいつでも作れます、なんてとこだろうか。シングル曲「ホールド・ミー」「愛のジプシー」は特に良い出来映え。

☆432位☆

Autoamerican/Blondie (1980)
オートアメリカン/ブロンディ
パンク・ムーブメントに乗ってデビューしたブロンディだが、本作の頃には彼らをパンクと呼ぶ者はいなかった。既に、パンクの枠を飛び越え、アメリカを代表するバンドになっていたからだ。本作も、そんな絶頂期の自信に溢れた傑作である。実にバラエティに富んだ内容で、得意のビート系からディスコ風、ジャズ風まで網羅し、正にポップスの玉手箱。

☆431位☆

Worlds Away/Pablo Cruise (1978)
世界は彼方に/パブロ・クルーズ
彼らの「恋の水平線」は忘れ得ぬ名曲である。この曲や第二弾シングルの「愛の確信」にも顕著なように、やや都会的テイストのロックという印象があったのだが、アルバムを聴いてみると、少々印象が違った。割にフツーのポップス風もあったりして、とことん洗練されたバンドでもなかったのだ。しかし、想い出深いアルバムである。

☆430位☆

Going For The One/Yes (1977)
究極/イエス
この当時、3年の空白は決して短いものではなかった。イエスにとってもプログレ界にとっても、色々な事が変わり始めていた。同時期やはりELPやムーディ・ブルースも沈黙していたが、偶然ではないと思う。その3年の沈黙を破った本作、タイトル曲や「パラレルは宝」といった曲に、新しいイエスを見た。ジャケットもヒプノシスになり、イエスは新たな一歩を踏み出したのだ。

☆429位☆

Hotel California/Eagles (1976)
ホテル・カリフォルニア/イーグルス
知らない人はいない問答無用のタイトル曲が与えた衝撃は、とにかく凄まじいものだった。これだけ人々の関心を集めた洋楽曲を、僕は他に知らない。アルバムも素晴らしい内容だった。「ニュー・キッド・イン・タウン」が好きだったけど、他の曲も魅力的。本作にもタイトル曲にも、深い意味があるらしいが、そんな事は分からずに僕たちは本作を聴いて夢中になっていた。

☆428位☆

Footloose -Original Soundtrack- (1984)
フットルース/オリジナル・サウンドトラック盤
好き嫌いに関係なく、1984年の夏は本作で明け暮れた。そういう点では、80年代を象徴するアルバムだ。『フットルース』から新しい映画の形が出来て、そしてサントラ・アルバムのあり方が変わった。今聴くと、恥ずかしいくらいの80年代アイテムてんこ盛りのアルバムだが、実は重要作なのである。収録曲で、今でも好きなのはカーラ・ボノフの「誰かの愛が」

☆427位☆

Give The People What They Want/The Kinks (1981)
ギブ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント/キンクス
アリスタ移籍後のキンクスは、シンプルなロック・バンドとして再出発、ノーシードで若手バンドと対決して、着実に勝ち上がってトップに立った。その原動力は、やはり名ソングライターのレイ・デイビスの存在である。本作も、シンプルな中にも捻りを入れたロックンロールを披露し、ベストセラーにしている。街でデモの様子を見ていて、デモ隊が壁に書いてた言葉をアルバム・タイトルにしたのもイカしてる。

☆426位☆

The Man With The Horn/Miles Davis (1981)
ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン/マイルス・デイビス
当時知らなかったが、マイルス・デイビスも70年代後半活動を休止していて、復帰作として話題になったのが本作。時流もあり、フュージョン的アプローチやボーカル入りAOR風サウンドなど、帝王マイルスも変化の真っ只中にいたのである。今までに何度もそういうのは経験していたと思うけど。本作自体は非常に聴きやすくて良いのでは。

☆425位☆

Another Ticket/Eric Clapton (1981)
アナザー・チケット/エリック・クラプトン
当時、かなりメロウなサウンドになったと思ってたけど、今聴いてみると、お馴染みのクラプトン風ブルース・ロックである。こういうのを、年取ってからはあまりやらなくなったので、ちょっと残念。シングルの「アイ・キャント・スタンド・イット」がカッコ良くて好きだった。タイトル曲もいい。クラプトンは若い頃の方が渋かったかも。

☆424位☆

Living Eyes/Bee Gees (1981)
リビング・アイズ/ビージーズ
70年代後半の快進撃が嘘のように地味なチャート・アクションだったので忘れられているが、実はこの『リビング・アイズ』名盤である。ディスコでもAORでもフォークでもない新しいサウンドを彼らは提示した。本作のタイトル曲など、新たなビージーズを象徴する曲になるはずだったのに。「愛はトライアングル」もスティーブ・ガッドの超絶プレイが聴ける名曲。

☆423位☆

Arc Of A Diver/Steve Winwood (1980)
アーク・オブ・ア・ダイバー/スティーブ・ウィンウッド
ソロ2作目。当時ベストセラーとなり、後の成功の足がかりとなったアルバム。それほど万人にウケるとは思えない音だが、当時、こういう音に慣れていなかったので、FMで聴いてすぐ気に入ってしまった。シングルの「ユー・シー・ア・チャンス」もいいが、「ダスト」「スローダウン・サンダウン」あたりが好きかな。シンセの音色がとにかく良い。

☆422位☆

Where I Should Be/Peter Frampton (1979)
新しき旅立ち/ピーター・フランプトン
この頃までは、ピーター・フランプトンも新譜を出せば話題になる存在だった。本作はアルバム・タイトルからも察せられるように、新たな方向性を模索したような内容で、よりブラック系に接近している。アイザック・ヘイズの曲を2曲もカバーしてるし。この路線は良いと思う。「アイ・キャント・スタンド・イット」とかタイトル曲とか、とにかくカッコいい。

☆421位☆

First Under The Wire/Little River Band (1979)
栄光のロングラン/リトル・リバー・バンド
全米シングル・チャートの常連だった70年代後半を象徴するアルバム。「ロンサム・ルーザー」「クールな変革」の2曲がTOP10ヒットとなった。この2曲以外も佳曲が目白押しで、ポップ・ソングもバラードもロックンロールも、リトル・リバー・バンド独特のソフト・ロック的サウンドで統一され、よくありそうで実はそうでもない、唯一無比の世界である。

次回は、420位~401位です^^


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