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MFCオーナーのブログ

ポイント

2020年09月12日 21時56分43秒 | 時事・社会ネタ

どこのブログ・サービス会社も同じと思うけど、うちのブログでは、ネタに困った時のためか、「今週のお題」ってことで、毎週色々なテーマを提供している。で、今週のテーマは“9月1日よりマイナポイント事業が始まりました。利用してますか?”だった。

僕はというと、まだ利用どころか、登録すらしていない。というか、それ以前にマイナポイントのシステムがよく理解出来ていない。とりあえず、今理解してるのは、マイナンバーカードを登録してキャッシュレスで買い物すると、利用金額の25%が還元される(上限あり。最大5000ポイントまで)ということ、キャッシュレスサービスは何でもOKという訳ではなく、対応していない会社もあるということ、そして、マイナポイント事業は今年9月から来年3月までの期間限定ということ、くらいである。

妻は既に登録を済ませていて、僕も登録しようとしたら問題が発覚した。自分の持っているクレジット・カードが、マイナポイント未対応だったのだ。交通系ICカードは対応しているが、以前、消費税のキャッシュレス還元サービスに登録した際、獲得したポイントは指定場所で受け取って下さい、と言われて面倒になり、せっかくのポイントを受け取りに行かなかった事があって(せいぜい10数ポイントだったと思うけど^^;)、マイナポイントも同様だったら面倒だな、なんて思ったりして、交通系ICカードでの登録は迷っているところ。

こういう、ポイント還元事業とか、とても良い企画ではないかと思うのだが、いかんせん、登録・手続き当が面倒臭すぎる。ホームページとか見ても分かりづらいし、勇んで登録しようとしたが、あまりに面倒なので諦めた、という人も多いはずだ。さすがお役所仕事という感じ。もう少し、なんとかならないのか。まさか、手続き簡単にして、大勢の人が登録してしまうと、処理が大変で困る、なんて理由で、わざと分かりにくくしてるのではあるまいね(笑)

と言いつつも、多分2~3日中には登録するであろう(笑)

さて、世間の話題は、実はマイナポイントより自民党総裁選ではないかと思うのだが、8年近く在任した安倍首相が辞任を表明して、次の自民党総裁を決める選挙を行うことになり、世間の関心は完全にそっちに向いている。同時期、旧民主党の合流新党の代表選が行われたが、自民党総裁選に話題を奪われ、立憲民衆党の某幹事長が、マスコミ関係者にうちの代表選も取り上げてくれ、と異例のお願いをしたらしい。ま、旧民主党の残党による新党結成(しかも名前は一緒)なんかより、要するに総理大臣を選ぶ自民党総裁選に話題が集まるのは当然。誰も民主党なんかに期待していないのだ。

その自民党総裁選、投開票は9月14日ということで、もうすぐ。今回の総裁選は、国会議員と県連代表の投票で決めるという事で、党員投票は行われない、いわゆるフルスペックの選挙ではないことで、密室政治だの何だのと、マスコミや野党が批判しているが、一足先に投開票が行われた民主党の合流新党だって、国会議員票だけで決めてたではないか。何故、あれを密室と誰も言わないのか。おかしいではないか。結局、自民党(政府)への批判は単なる難癖でしかない、というのが今回の一件でもはっきりしたという訳だ。

この度の自民党総裁選を、フルスペックで行わない事について、愚かなマスコミ達は「石破を当選させない為に、策を弄してるに違いない」と下らない事を言ってるが、悲しいかな、それに洗脳されてしまう国民も多いので、ここはひとつ、自民党はフルスペックでやっても良かったのでは、という気もする。フルスペックでも、おそらく石破氏は勝てないだろうから、結果を見てみんなが納得するのではなかろうか。国民人気は石破が一番と言われるが、地元での選挙は常に圧勝なもんで、そう見えるだけではないのか。キャリアも長く、党の要職を務めた経験もあるのに、派閥が19人しかいないなんてヘンだよな。ま、人望がない、って事なんだろうけど、韓国擁護一色の発言やこれまでの経歴、テレビでの発言も言葉だけキレイで中味なし、というのを見ても、申し訳ないが、首相になる人物とは思えない。

という訳で、自民党総裁選、注目である(笑)

でもって、全く関係ないが、最近買ったCDから(爆)

The Man With The Horn/Miles Davis

1950年代から活躍する大御所中の大御所、解説不要のジャズ・トランペッターのマイルス・デイビスが、1981年に発表したアルバム。僕はジャズには疎いのでよく知らなかったけど、マイルスは70年代中頃から一線を退き、しばらく隠遁生活を送っていたらしい。本作も、マイルス・デイビス5年振りだか6年振りだかの新作、って事で当時メディアは盛り上がってたような。なんか、前年のジョン・レノンと似たような雰囲気(笑) で、世間というかジャズ・ファンの期待を背負って発表された新作が、当時主流のフュージョンに接近したような内容だったもんで、かなり賛否両論だったような気がする。

帝王マイルスの久々の新譜ってことで、当時FMでもよくかかっていたので、ジャズに疎い僕でも耳にする機会が多く、個人的には、思ったより聴きやすくていいんじゃないの、なんて感じで捉えていた。実際、音もモダンな感じだったし、曲も分かりやすいし、珍しいのかどうか分からないけど、ボーカル入りの曲もあって、難しい事考えなくても楽しめるアルバムなのは確かだ。あれから40年近くが経過した今聴いても、その印象は変わらない。

このアルバム、あのマーカス・ミラーが参加してて、これ以降、マイルスはマーカスに全幅の信頼を置くようになり、アルバムのプロデュースも任せ、レコーディングにツアーに、マーカスと行動を共にするようになる。当時は、マイルスが日和ったなんて言う人もいたけど、最後の10年(マイルスは1991年に亡くなるので)の幕開けとして、マイルス自身には転機となったアルバムであるのは間違いないだろう。

The Ozzman Cometh/Ozzy Osbourne

今さらだが、オジー・オズボーンって凄い人なんだな、と思う。ほんと、今さらだけど(爆)

ロックを知り初めし頃、同時期のパープルやェッペリンみたいにFMなとで耳にする機会が少なかったせいもあり、僕はブラック・サバスはほとんど聴いてない。名前を知ってただけ^^; 後に、80年代になってから、突如オジー・オズボーンという人のアルバムが売れた出した頃も、元ブラック・サバスの人だなんて、全く知らなかった。

けど、そのオジーのソロ曲はよく知ってた。というか自然に覚えていた。学生の頃、周囲の仲間でオジーの曲をコピーしてるのが多くて、見てるうちに覚えてしまったのだ(笑) 「クレイジー・トレイン」も「ミスター・クロウリー」も「オーバー・ザ・マウンテン」も、仲間たちが演奏してたので知ってたけど、本家のオジーのバージョンは聴いた事なかった(爆) 思えば当時、大学生のバンドなんてハード・ロックのコピバンが多かったし、前述のオジーの曲はどれもキャッチーでカッコ良く、皆がこぞってコピーしたくなるのは当然。実際、自分も後年「月に吠える」をコピーした事があるし^^;

で今回、初めてオジーのCDを買った訳で、ま、初めてではないにしろ、改めてじっくりと聴いてみると、やっぱ良いですねぇ(笑) どの曲もほんとキャッチーで良く出来ている。昔の印象では、ボーカルはヘロヘロみたいに思ってたけど、決してそんな事はない。力強くて迫力満点でもないけど^^; ほとんど初めて聴いた90年代の曲もいい。大したもんだな(えらそーに)

このアルバム、単純にベスト盤と思って買ったのだが、クレジットをよく見ると、ソロ初期の曲は、ドラムとベースが差し替えられているようだ。ウィキペディアによると、当時契約の関係で、ベースのボブ・デイズリーとドラムのリー・カースレイクと揉めてたので、ベスト盤では差し替えたのだそうな。ま、色々と事情はあるのだろうが、昔の録音に手を加えないで欲しいな、と個人的には思うんだけどね。差し替えられても、違いが分かる訳ではないのだが(爆)

ま、とにかくオジー・オズボーンって人は、曲作りも上手いし、無名のギタリストを抜擢して育てながらヒット作を作り、(マネージャーをやってる奥さんの功績との声もあるが)大規模なメタル・フェスを大成功させ、ブラック・サバスのオリジナル・メンバーでの復活も成し遂げ、と実は凄い人なんである。正にメタル界のカリスマ。本人に、そんな雰囲気がないのも、また素晴らしい(笑)

最期に余談だが、最近TBS『半沢直樹』を見ている。非常に面白いのだが、反面見てると疲れる、というのもあって、何が原因なのだろう、とずっと考えていたのだが、同じ原作者の『下町ロケット』と比較してみると、なんとなく見えてきた。その違いとは、

・『半沢直樹』の登場人物には、高邁な理想がない
・『半沢直樹』の悪人は、とことん悪人である。

あくまでも個人の感想だが、『半沢直樹』の人たちは、はっきり言って自分の事しか考えてない。『下町ロケット』の佃製作所などのような、良い物を作って社会に貢献したい、という理念がないのである。自分の事しか考えてないから、悪人はひたすら悪人というのも当然。

だから、やや疲れるのである。決して、俳優たちの濃い演技のせいばかりではないと思う(笑)

とはいえ、確かに面白い。僕は評判になった前回(もう7年前らしい)は見てないけど、それでも内容は理解出来る。一回飛ばしてもついていけるのもいい(笑) 今月で終わりらしいのが残念だが、せめて最終回は爽やかな後味で終わって欲しいな(笑) 夏も終わるしね(意味不明)


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