日々の覚書

MFCオーナーのブログ

人生の折り返し点

2008年10月04日 22時21分14秒 | 与太話

おりかえしてん【折り返し点】 同じ道を引き返すこと。また、その地点。「マラソンの・・・点」(旺文社 国語辞典より)

よく“人生の折り返し点”と言うが、↑にもあるように、折り返し点とは、来た道を戻るポイント、いう事になる訳で、厳密には“中間点”という意味ではないようだ。でも、マラソンで折り返し点が設けられている場合、大抵はそこが42.195キロの丁度半分になってるらしい。それを、そのまま当てはめると、“人生の折り返し点”とは、一生の丁度半分という事になるが、実際には、今生きてる人が何歳まで生きるか、なんて分からないので、折り返し点=中間点なんて分からない、という事になる。それに、“折り返し点”とは“来た道を戻る場所”という意味で、人間の場合、折り返し点に来たら若返っていく、というのはあり得ないので(そうなりゃいいけどね...笑)、ま、つまり“人生の折り返し点”なんて存在しない、という事になる。

けど、僕は既に“人生の折り返し点”を通過しているのである(笑)

14~5年前のことになるが、ある時ゲームセンターで「余命検索ゲーム」なるものをやってみた事がある。金を入れて、まず生年月日・性別を入力し、その後ゲームやクイズをしたり、設問に答えたりして、それらのポイントを集計し、余命をはじき出す、というゲームだった。単なるゲームに過ぎないのであるが、フツーのゲームが一回100点だったのに対し、その「余命検索ゲーム」は200円だったので、それなりに信憑性に自信を持っていたのだろう、と推察される(笑)

最初に生年月日を入力するのは、平均寿命を設定する為だ。ゲームやクイズをするのは、敏捷性・知能・記憶力・判断力等の数値から、サバイバル能力を判定する為らしい。設問には、生活習慣・食べ物の好み・タバコや酒といった嗜好品の摂取度、など健康度をチェックする項目がたくさんあった。そして、これらのゲームや設問で獲得したポイントを、平均寿命に足したり引いたりして、寿命がはじき出される、という訳。科学的根拠があるようなないような、実にビミョーな判定基準ではある(笑)

で、そのゲームの結果、僕は74歳で死ぬと診断された(笑) 死亡予定日は2037年の2月2?日。細かい日付を忘れてしまったのが残念(笑) 特に死因は書いてなかったけど、たぶん急性心不全か脳梗塞だろう(爆)

僕の寿命が74歳という事は、いわゆる“折り返し点”は37歳という事になる。とっくに過ぎてるわい(爆) 余命はあと28年。30年ないのか。なんとなく焦りを感じる(爆)

こんな僕でも、先日誕生日を迎える事ができた。山のようなお祝いメッセージを頂きまして(嘘八百)、ありがとうございます。折り返し点をとうに過ぎた今(笑)、無事に誕生日を迎えられる、という事自体感謝しなければならないのである。プレゼント受付中、なんて言ってるうちは、まだまだ青い、と思う今日この頃(爆)

同じ42.195キロを走るマラソンでも、折り返し点を設けず、最初から最後までずっと違うルートを、ゴールに向かって走り続ける、というのもある。人生もそうでありたい。僕は先見えてるけど(笑)

コメント (14)
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