日々の覚書

MFCオーナーのブログ

キング・オブ・コント

2008年10月06日 23時20分42秒 | テレビ番組

今日も阪神負けて、巨人と同率首位だそうな。一体どんな展開になるのやら。我が中日は、かろうじてクライマックス・シリーズ出場を決め、残り2試合は消化試合らしい(笑) ご承知の通り、クライマックス・シリーズ1stステージでは、2位のチームと対戦する訳だが、今の巨人より阪神の方が、勝てる可能性は高そうな気がする。となると、巨人に優勝して貰いたい所だが、それもちょっとなぁ...(笑)

さて、昨日の夜は『キング・オブ・コント2008』を最後まで見てしまった。M-1、R-1に続き、今度はコントの日本一を決めるトーナメントという事で、実は前から話題になっていたらしい。全然知らなかった^^; で、昨夜放送されたのは、その決勝だった訳だが、2時間ずっと見ていての感想は、なんだかなぁ....という感じ。

まず、決勝に残った顔ぶれ。単に疎いせいではあるが^^;、大半は知らない人たちだった。ネタを見た事あるのは、バナナマンとロバートくらい、名前だけ知ってたのは、TKOにバッファロー吾郎、あとの4組すなわち、天竺鼠、チョコレート・プラネット、ザ・ギース、2700は初めて見た。顔ぶれだけ見て、「おっ、これは楽しみ♪」という気分になれなかったのが、まず残念だ。

もちろん、知らない人でも、その面白さに気づいて、また見たくなるというのがいればいいのだが、今回はそういうのもなかった(あくまで私見ですよ)。ロバートはもともと好きではないし。全体的にシュールというか、今イチ分りにくいネタが多くて、コアなお笑い好きにはウケても、フツーの人には、一体どこが面白いのか、なんて印象を与えたのではなかろうか。バッファロー吾郎とかザ・ギースあたりのネタは、そのシチュエーションに入れなければ、ちっとも笑えないのでは、なんて思った。

優勝したのは、そのバッファロー吾郎で、僕は初めて見たけど、入れれば面白い。キャメロン・ディアスが「あの人ヘビ年だからネチっこいわぁ」というネタは、かなり笑ったけど(見てない人、すいません^^;)、全体的には、なんか冷静に見てる感じだった。ファイナルで敗れたバナナマンの方が、素直に笑えるネタだったように思う。

ここいらは趣味というか感性の問題であって、深く追求するつもりはないのだが、もひとつ「なんだかなぁ」という感じにさせたのは、審査方法である。なんと、会場に決勝に残れなかった芸人100人を集め(こっちの方が、知ってる顔が多かった^^;)、彼らに一組当たり5点の持ち点を与えて、審査させていたのだ。ベテラン芸人を審査員として呼ぶのでもなく、観客に審査させるのでもなく、敗退した芸人たちにやらせるとは...納得いくようないかないような。同じ芸人だと、審査もしにくいだろうな。力関係や上下関係もあるかもしれないし。しかも、その敗退芸人たちによる審査の結果、決勝に進出した8組の中から2組が選ばれて最終決戦を行なうのだが、ここで審査をするのが、たった今決勝でネタを披露した芸人たちなのだ。しかも、どちらが勝ったと思うか、をその場で口頭で発表させるという荒業。せめて無記名投票にしてやれよ。本人を前にしたら、正直に言えないかもしれないだろう。しかも、決戦に残ったのが事務所の先輩芸人だったりしたら、ダメと思っても言えないに違いない。

この『キング・オブ・コント2008』の司会を務めたのはダウンタウンで、松本人志の意見が審査方法に反映されたのでは、という声もある。松本には、この手のお笑いコンテストでは、誰が面白かったか、一番良く分ってるのは、同じ舞台でネタを披露した芸人である、という持論があるのだそうな。つい贔屓目になってしまう観客や、旬の笑いが理解出来ないベテラン芸人よりも、ずっと公明正大な審査が出来る、という訳だ。それも分らないでもないが、松本だから、たとえ先輩に対してでも、ズケズケと物を言えるのであって、フツーのヤツは正直には言えないよ、という意見をネットで見た。

という訳で、優勝したバッファロー吾郎が、決してつまらなかった訳ではないが、なんとなくしっくりこない物を感じてしまった。もし、この『キング・オブ・コント2008』の審査を、観客がやってたら、おそらく優勝はロバートかバナナマンだったろう。客席のウケは、この2組が一番良かったからだ。しかし、ロバートが優勝しても、なんだかなぁ、という感じだったろうな(あくまで私見です^^;)

僕は、昔からお笑い、特にコントや漫才は好きなんだけど、純粋にネタを披露する番組が少なくなってしまったのは、大変に残念なことだ。『レッド・カーペット』みたいな番組はあるけど、ああいうのは、一発ギャグに頼るピン芸人有利で、じっくり芸を見せる芸人には向かないような気がする。僕はネタや話術で笑わせるタイプが好きで、ヘンな顔をしてみせたり、奇抜ないでたちや外見で笑わせようとするのは、好きではない。一発ギャグも、あまり好きではないな。今面白いと思ってるのは、タカアンドトシ、髭男爵、サンドウィッチマン、といったところ。そう、僕は意外と保守派なのだ(笑)

お笑い芸人が売れると、漫才やコントをしなくなってしまう、というのも悲しい事だ。爆笑問題といい、くりぃむしちゅー(海砂利水魚)といい、漫才してる頃は好きだったんだけどなぁ。ま、漫才はしなくても、面白いからいいけど(笑)

という訳で、テーマは「お笑い」なのに、オチなくてすいません(爆)

コメント (7)
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