もうかれこれ30年以上も音楽活動をしているが、Vo、G、Key、Bs、Dsがそれぞれ一人づつの5人編成というのが、僕にとっての理想のバンド形態である。大概のジャンルは、この形態でカバーできるし、アレンジもしやすい。おそらく、ミキシングもやりやすい編成なのではなかろうか。FOREFINGERは、ズバリこの編成だ。
反面、5人編成が理想とはいえ、G、Bs、Dsの3人編成、いわゆるスリーピースというヤツにも、昔から憧れていた。5人編成のバンドは役割分担がはっきりしていて、各自が自分のパートをきちんとこなすのが大事だが、3人編成だと、一人一人の負担が増えるような気がする。楽器が少ないから、必然的に音も薄くなるので、互いにカバーしなければならない。ここはソロ、ここはバッキング、という明確な役割はない。常に音を出していなければならない。また、歌物をやるなら、誰が歌うにせよ、楽器を弾きながら歌うことになるので、やっぱり負担が増える。音の薄さをカバーする、或いは弾きながら歌う、というのをクリアする為に、アレンジも工夫が必要だ。単に自分のパートをちゃんとやってればいい、という訳にはいかない。けど、3人共主役でもある。
そういう訳で、スリーピースのバンドというのは、多少の例外はあれど、メンバー3人の技量やセンスがかなりモノを言う。しかし、また、そこに魅かれてしまうのも確か。実際の所、昔からスリーピースバンドをやりたい、とずっと思い続けていたが、実現はしなかった。いや、実はスリーピースのパンクバンドで活動していた事はある。ただ、そのバンドの音楽性を考えた場合、僕が理想とするスリーピースとは違っていた。
と、スリーピースに憧れ続けてン十年、この度ついに念願のスリーピースバンド結成にこぎつけたのである。お披露目もさせて貰えることになった。念願のスリーピースバンドを、この先続けていけるのかどうか、全てこの初お目見えの出来にかかっている(笑) 言い換えれば、それだけ気合が入っているのだ(笑)
という訳で、スリーピースだ。メンバーは、極秘で進めたにもかかわらず、結構あちこちに知られていたようだが(爆)、某ギタリストと某ベーシストそして僕である(爆)。“ノー・ギャグ、ノー・ジャンル、ノー・シンセサイザー”を旗印に、出来るだけ精力的に活動していきたいと思ってるので、是非対バンいや前座をお探しの際は、いつでも声をかけて下さい。
ちなみに、お披露目させて頂くのは、来る25日の土曜日、場所はお馴染み京都北山のBBAである。実は、この日は久々にQセッションが行なわれるのだが、割と時間に余裕があるので、無理矢理アフターセッションに入れて貰ったのである(笑)。しかも、図々しく3曲もやっちゃったりして^^;
えっ? バンド名ですか? 当日発表します(爆)
つー訳で、今度の土曜日は是非BBAにお越し下さい。もちろん、クイーンのセッションがメインで、僕も何曲か参加するし、飛び入りも大歓迎です。和気藹々と楽しくやりましょう。
皆様のお越しをお待ちしてます m(_ _)m