ト音記号が好きなワケ

ト音記号が好きです。

凄くカッコよくって、大好きなモデルがいました。（って過去形なんですね～、ビミョ～に。いや、今でもきっとカッコいいって思うと思うけど。）
バンドもやってたり、時々札幌にもDJしに来たりしてて、雑誌で見るより何倍もカッコいい人で、彼が来る度に行ってました。彼のかける曲も好きで、楽しかったなぁ～。（彼がヒロトを好きだったとこも好きでした！）お話する時の彼の態度もステキ（いい人！）でした。
仲間と洋服のブランドも立ち上げて、そこの服も大好きでした。今でも時々着てますけどね。ROCK！って感じがしてて、彼のカッコや、彼等の作る服からは常に音楽が聞こえてきていました。そんなとこが好きなのです。

そう、彼は音楽を愛している人なのです。
ただカッコいいだけのモデルには、その見た目にしか興味をそそられないけど、彼のそんな音楽好きなとことかに私は興味が湧いてしまったのです。

その彼のお腹にはト音記号のタトゥーが彫られています。彼はインタビューでこう話していました。「これから先、もしかして耳が聞こえなくなって音楽が聞けなくなったり、声が出なくなって歌えなくなったり、手が動かせなくなってギターを弾けなくなるかもしれない。だから、音楽にまつわるものを自分の体に残したかった。」
それがト音記号なのです。

私も音楽が大好きです。音楽を聞かなくなる生活はないと思うし、聞かなくなる自分をつまんないヤツだなぁ～って思ってしまうでしょう。彼のその発言を聞いてから、私の中ではト音記号は特別な記号になったのです。さすがにタトゥーは入れられないけど、Tシャツにリストバンドにネックレス（友だちからもらいました～！）・・・ト音記号が付いてるものは何でも欲しくなっちゃって、友だちに「もうあるんだからやめなさい」と言われたことも。


彼と言えば、ショックな思い出が・・・。一緒に写真を撮ってもらった時、写してくれた友だちが興奮してたようで、何を血迷ったか出来上がってきた写真は、私の顔と彼の胸の部分しか写ってなかったってことが・・・。もぉ～かな～～りへこみましたよ～。泣くに泣けなかったし、友だちを責めるに責められなかった。今でもその写真を見るとせつなくなります。だって写ってる私が超嬉しそうなんだもん。彼は写ってないのに・・・。