害獣が山から下り始めた
写真はWebから借用した
猪
島の峠を越えたところで親子2頭。
当たるつもりだったが,かわされた。
暫くこの峠道では遭遇しなかったが,
猟期に入ってワナがはずされ,
鳥打ちの住が入ったので出たらしい。
キジ
昨日は寒かった。
菜園に下りかかると,大きな羽音。
“キジだな”()姿は見なかった。
「アレは雄じゃろうか?。穢かったから」
通りかかった近所のSさん。
「雄は尾羽が長くてきれいなよ」
猟期に入ったから,山から下りてきたらしい。
烏
店を壊して,残飯類は島に持ち帰る。
猫が来るので,ポリバケツに入れている。
虫除けに,蓋との間にポリ袋をかぶせる。
過日,蓋が開いて破れたポリ袋が傍らに。
蓋が簡単に落ちないように,と石を置いた。
バケツの周囲のポリ袋はきれいに破られていた。
だが,重しのお陰で蓋は無事であった。
烏・知恵は働くが,力はないらしい。
よだか・・余禄
あわよくば,と楽しみにしていたのだが,
“アイソン彗星”は太陽近くで消滅したらしい。
ニューを聴きながら思い繋がったが宮沢賢治。
“よだかの星”の最後の部分
・・・・・・
夜だかは,どこまでも,どこまでも,
まっすぐに空へのぼって行きました。
もう山焼けの火はたばこの吸殻の火くらいにしか見えません。
よだかはのぼって行きました。
寒さにいきはむねに白く凍りました。
空気がうすくなった為に,はねをそれはそれは,
せわしくうごかさなければなりませんでした。
それだのに,ほしの大きさは,さっきと少しも変りません。
つくいきはふいごのようです。
寒さや霜が,まるで剣のようによだかを刺しました。
よだかは,はねがすっかりしびれてしまいました。
そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
そうです,これがよだかの最后(さいご゛)でした。
もうよだかは落ちているのか,のぼっているのか,
さかさになっているのか,上を向いているのかも,わかりませんでした。
ただこゝろもちはやすらかに,その血のついた大きなくちばしは,
横にまがっては居ましたが,たしかに少しわらって居りました。
それからしばらくたって,よだかははっきり,まなこをひらきました。
そして自分のからだがいま,燐(りん)の火のような青い美しい光になって,
しずかに燃えているのを見ました。
すぐとなりは,カシオピア座でした。
天の川の青じろい光が,すぐうしろになっていました。
そしてよだかの星は燃えつゞけました。
いつまでもいつまでも燃えつゞけました。
今でもまだ燃えています。
写真はWebから借用した
猪
島の峠を越えたところで親子2頭。
当たるつもりだったが,かわされた。
暫くこの峠道では遭遇しなかったが,
猟期に入ってワナがはずされ,
鳥打ちの住が入ったので出たらしい。
キジ
昨日は寒かった。
菜園に下りかかると,大きな羽音。
“キジだな”()姿は見なかった。
「アレは雄じゃろうか?。穢かったから」
通りかかった近所のSさん。
「雄は尾羽が長くてきれいなよ」
猟期に入ったから,山から下りてきたらしい。
烏
店を壊して,残飯類は島に持ち帰る。
猫が来るので,ポリバケツに入れている。
虫除けに,蓋との間にポリ袋をかぶせる。
過日,蓋が開いて破れたポリ袋が傍らに。
蓋が簡単に落ちないように,と石を置いた。
バケツの周囲のポリ袋はきれいに破られていた。
だが,重しのお陰で蓋は無事であった。
烏・知恵は働くが,力はないらしい。
よだか・・余禄
あわよくば,と楽しみにしていたのだが,
“アイソン彗星”は太陽近くで消滅したらしい。
ニューを聴きながら思い繋がったが宮沢賢治。
“よだかの星”の最後の部分
・・・・・・
夜だかは,どこまでも,どこまでも,
まっすぐに空へのぼって行きました。
もう山焼けの火はたばこの吸殻の火くらいにしか見えません。
よだかはのぼって行きました。
寒さにいきはむねに白く凍りました。
空気がうすくなった為に,はねをそれはそれは,
せわしくうごかさなければなりませんでした。
それだのに,ほしの大きさは,さっきと少しも変りません。
つくいきはふいごのようです。
寒さや霜が,まるで剣のようによだかを刺しました。
よだかは,はねがすっかりしびれてしまいました。
そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
そうです,これがよだかの最后(さいご゛)でした。
もうよだかは落ちているのか,のぼっているのか,
さかさになっているのか,上を向いているのかも,わかりませんでした。
ただこゝろもちはやすらかに,その血のついた大きなくちばしは,
横にまがっては居ましたが,たしかに少しわらって居りました。
それからしばらくたって,よだかははっきり,まなこをひらきました。
そして自分のからだがいま,燐(りん)の火のような青い美しい光になって,
しずかに燃えているのを見ました。
すぐとなりは,カシオピア座でした。
天の川の青じろい光が,すぐうしろになっていました。
そしてよだかの星は燃えつゞけました。
いつまでもいつまでも燃えつゞけました。
今でもまだ燃えています。
雉も我が畑で良く見られます 草取りして巣を発見しますが卵を守る親鳥に頭が下がります。
彗星残念でしたが星を見るのが好きです。
猪の胃からキジの羽が出てくると聞きます。
キジは走って逃げる,或いは抱卵時に襲われるのでしょう。
島ではキジが少なくなったように感じます。
原発は生態系にも大きく影響するのですね。