おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
少数だからこそ実現できた/実現できる2つの話題を提供します。
1.昨日(9月4日)は、10:00~17:00に平日開催 アドラー心理学ベーシック・コース の初日を担当していました。
コロナ禍の影響を受けてご参加の方々は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県在住の人たちだけ11名(一人病欠)でした。
いつもなら倍近くの20名が集まる講座です。
3密を避けるために椅子だけの配置で展開しました。
人数が少ないためか展開が早くなります(手抜きはしていませんよ)。
今までと違って「アルフレッド・アドラーの人と業績」に1時間半近くの時間をかけました。
ここで、質問への回答を含めて今まで信じられていたことの誤解を解きました。
1つは、アドラー自身もアドラー心理学者のほとんども「トラウマは存在しない」とは言っていない、ことです。
これは「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」の「岩井俊憲が語る『嫌われる勇気』」をご参照ください。
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
文献に忠実にお伝えしています。
第2は、アドラーのことをほとんどの本では「アドラー博士」と書いているけれど、これは間違いで、アドラーは博士号を取得していない、ということです。
「ドクター・アドラー」というのは、医師免許を持っていたということで、医学博士(”PhD in medeicine”)は取得していなかったことです。
このことは、『優越性と共同体感覚』(ハインツ&ロウェナ・アンスバッハー編 )でやがて明らかにします。
少人数だからこそお伝えできたことです。
2.20:00~21:15は戸田久実さん(ブログ、フェイスブック、アドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事、写真右上、この写真のご提供者)と星野友絵さん(株式会社サイラスコンサルティング 代表取締役/コンサルタント/編集者/ライター、写真下)とZoom ミーティング。
目的は、10月24日(土)10:00~12:00に決まっているパネルディスカッションのことでした。
私が最初に出した企画では200人規模を考えていましたが、話し合いの結果、人数を大幅に絞って24人~30人規模(Zoom の画面に全員の顔が見える範囲)の「インタラクティブ」な、参加者のニーズにマッチしたイベントにしよう、ということになりました。
ちなみに、戸田さんは私の評価では№1女性講師、星野さんは戸田さんのほとんどの本、私の4冊の本の編集協力者で、戸田さんと私にとってとても頼りになる出版ナビゲーター。
10月24日(土)は、ご自身も積極的に発言するだけでなく私たちのナビゲーターになってくださいます。
まだ詳細が決まっていませんが、いざ告知となったらその日のうちに満席となってしまいそうです。
(クリックして勇気づけを)
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