おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩(11月13日)は、カミさんと一緒に四谷の紀尾井ホールに行き、河村尚子さん の ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト Vol.4 (最終回) を聴いてきました。

私たちは、Vol.2、3以来の3回目です。
特に今回は、ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタのうちの
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op. 109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op. 110
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op. 111
です。
私は、この3曲が入ったCD(一部レコード)をルドルフ・ケンプ(レコードで全集)、ルドルフ・ゼルキン、内田光子の3人で、そして31番、32番をエリック・ハイドシェックの演奏で持っています。
私の最も好きなアルバムです。
鍵盤の見えるバルコニー席から映る河村さんは、ピアノ・ソナタ 第32番の2楽章(この章だけで19分もかかるのです)の中間部分をまるでジャズ演奏のようにスウィングするような感じで弾いていたのが印象的でした。
ただ不覚にも、ピアノ・ソナタ 第31番のところで眠ってしまった、カミさんからつつかれる場面がありました。
もっとも好きな曲であるにも関わらず残念です。
ところで、河村尚子さんは、国際ピアノ・コンクールにおける若者たちの群像劇をリアルに描いた、作家・恩田陸の直木賞受賞小説を原作とした映画『蜜蜂と遠雷』(2019年10月公開)では主人公・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当し話題をさらっています。
『蜜蜂と遠雷』の映画を観るか、小説を読むか、悩ましいところです。
◆カミさんは、同じ体験をしながらパンフレットの難解さとか河村さんの履いていた靴に関心を抱いていてブログにこんなことを書いています。視覚が優位の方なのです。
ご訪問ください。
・キラキラ輝く光に
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>11月の花(11)
