おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月20日)の午前中は、五番町鍼療院に行き、1時間半ほど整体による体ほぐしをしてもらいました。
この秋は、これからかなり忙しくなるので、体の点検をしっかりと行っておかなければなりません。
ところで、8月の中旬までヒューマン・ギルドではカウンセリングを休眠し、それ以降再開しているため、このところカウンセリングの依頼が多くなり、昨日も2件ほどこなすほかに、一部の依頼を外部にお任せするようなことも必要になってきました。
さて、「愛と結婚の心理学:ドライカースの言葉」シリーズの第10回目です。
今までの第1回目から第9回目までは次のとおりです。
第1回目 6月7日 パートナーとの協力
第2回目 6月13日 愛の定義
第3回目 6月17日 性教育について
第4回目 6月22日 セックスの3機能
第5回目 6月28日 完全を求める相手選び
第6回目 7月8日 カップルの間にも共同体感覚
第7回目 7月20日 嫉妬
第8回目 7月26日 嫉妬の目的と対処法
第9回目 8月24日 嫉妬の克服
ルドルフ・ドライカース著の『人はどのように愛するのか-愛と結婚の心理学』(前田憲一訳、一光社、2,000円+税)をテキストとして第7章の「結婚の問題と葛藤」からのドライカースの言葉です。
アルコール依存症者にもありがちな夫婦間のありようです。
大酒呑みの男に苦労させられる妻の忍耐力と誠実さは、みんなの同情と賞賛を集めていますが、その注意人物の夫よりも、同情を集める妻の態度がその家族のトラブルの一因となっている場合がよくあります。
(途中略)
このタイプの女性といると、どんな男性であっても良い人間であることが難しくなります。
(途中略)
大酒呑みの男の妻は、しばしば典型的な殉教者です。
苦しめば苦しむほど気高くなれます。
夫の妻の間では、この逆のパターンもありえます。
あまりにも夫が立派であると、妻がトラブルメーカーになってしまうこともあります。
『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)は、序章の「ある夫婦の結婚と別れ」で立派すぎる夫に対する嫉妬がもとで離婚してしまった元看護師の手記からいきなり始まります。
<お目休めコーナー>9月の花(19)

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