アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(8月1日)、昨日(8月2日)と、神楽坂の日本出版クラブ会館でペルグリーノ博士のワークショップ「セルフ・モチベーション」を行っていました。
今回の来日時の最後のワークショップになりました。

参加者は60名。今までのワークショップでは、3年前の仙台でのワークショップに続く参加人数でした。
また、今年のワークショップのすべてに参加した人が8人もいました(そのうち1人は上海からのご参加)。

「セルフ・モチベーション」ワークショップは、 原田綾子さん (フェイスブック)の主宰される株式会社HeartySmile との共催のために、冒頭原田さんにご挨拶もいただきました。

ペルグリーノ博士は、休憩時間に本のサインも写真撮影にも気さくに応じていらっしゃいました。

ワークショップのあらましは、次のとおりでした。

1.歓迎と導入:開講挨拶、グループづくり、アイスブレーク、守秘義務
2. モチベーションとセルフ・モチベーションの知識習得
(1)モチベーションとセルフ・モチベーション ー 3つの定義
(2)社会心理学の理論
(3)アーロン・ベックの認知理論
(4)アブラハム・マズローの理論
   自己実現する人々の特性とセルフ・モチベーション
3. セルフ・モチベーションの役に立つ概念/行動
(1)自己宣言
4.アドラー心理学におけるセルフ・モチベーション
(1)所属、勇気づけ
(2)勇気くじき、心理的苦痛
(3)願望、期待、勇気
5. セルフ・モチベーション:アドラー心理学の実践的な側面
6.デモンストレーションとそのフォローアップ
7.アドラー心理学者の実践的な他の側面
  (1)セルフ・モチベーションを育て高める対処声明
(2)セルフ・モチベーションを育て高めるために過去の成功を思い起こすこと
8.セルフ・モチベーションの目標設定に向けて
(1)アドラー派の志向性
 ①私的行動の自己概念と目的を調べる
 ②方向性と焦点を育てる
(2)考慮すべき側面
(3)探求すべき他の領域
(4)あなた自身の目標設定
 ①達成すべき目標のリストを作る
 ②1つの目標を選ぶ
  「私の目標は_______________________________________________ 」
    ③視覚化(ビジュアリゼーション)
(5)目標を扱う
副次目標、課題、焦点を育む
(6)目標達成ためのアクション・プランの準備
9.デモンストレーションとそのフォローアップ
10.個人のコミットメント(宣言文)を作る
11.ワークショップの結び

2つのデモンストレーション(公開カウンセリング)もそつなくこなし、受講者のセルフ・モチベーションを高めてくれました。

ほぼ時間どおりに講座を終えてからは、ペルグリーノ博士、6日間通訳を担当された埴原由美さんと慰労会を行いました。
今日これから家族3人で博士のホテルに行き、6:30発のリムジンバスを見送ります。

ペルグリーノ博士は、日本の滞在が長くなるにつれ元気になられた感じです。

博士には、日本人の気質と相性がいいようです。

ご参加の方々、本当にありがとうございました。

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