アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早いもので9月も今日が最後の日ですね。

9月は、猛暑から台風までいろいろなことがありました。

さて、私がカウンセリングでよく使うテクニックがあります。「ワースト・ケース・スタディ」と言って、今の事態で最悪(ワースト)のケースは、どんなことが想定されるかを検討するのです。

私は、この「ワースト・ケース・スタディ」をサラリーマン時代に事業計画の立案をする際に学びました。

この発想法では、ベスト(最良)>ベター(良)>プロバブル(可能)>ワース(悪)>ワースト(最悪)で見通しを立てるのです。

人は、事態のベストやベターを求めることが多いのですが、私はカウンセリングの際に「ベストやベターを求めても裏切られるだけです。今の状態からもっともっと悪くなり、もしかしたら最悪になるかもしれません。最悪になったらあなたはどうしますか?」と尋ねると、根拠のない楽観論の人はたじろぎます。

カウンセリングのプロセスで判明することは、ベストとワーストは想像上の産物で、実際には起きる可能性が極めて低いのです。

そこで、ベストとワーストを回避し、ベター、プロバブル、ワースの3つの中から選択肢を求めると、ベターのための代替案がどしどし出てきます。


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カウンセリングにやって来たときよりも元気になってお 帰りいただけるのが特徴です。

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