アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月9日(月)、10日(日)と茨城県の独立行政法人 国立病院機構 水戸医療センター 附属桜の里看護学校の非常勤講師として1年生を対象に「人間関係論Ⅰ」の集中講義をしてきました。

私のやり方は、講義は極めて少なく、演習や討議を多く展開しています。

学生81人を1人で動かすのは大変です。

81は3と9の倍数なので、私は9人一組や3人一組(1回だけ5~6人一組)で、この2日間に入学後1カ月の誰もが40人以上の人たちと何らかのやり取りができるよう進めていきました。

 

 

学生数81名(うち男性12名)の3割近くは、高校からすぐの入学ではなく、大卒、あるいは就職経験者です。

下の2人はその該当者です。
(ちなみに、写真撮影は全員から同意を得ています)

教科書として使ったのは、『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方』(コスモス・ライブラリー)

アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか
岩井 俊憲
コスモスライブラリー

ところで、演習を進めている間に学生から私がレッドカードを突きつけられる場面がありました。

「動く彫刻」というワークの時です。

これは、最初の人の動きを類推して2番目から9番目の人までが無言で次々にイメージに沿って役割を補足していく、一種の協力ゲームなのですが、4番目と5番目の人が同じ動きをしているのを私が見て、「あれ、ゴールキーパーが同じところに2人もいるの」と言ってしまったのです。これで、サッカーだとわかってしまいました。

最後に出てきた男性(9番目)は審判役でした。

何と、私に向かってレッドカードを突きつけました。

これにはみんなも大笑い。

81人のうち50人以上の学生が本に私のサインを求めにやってきたり、とても楽しい2日間でした。

私の伝えた「勇気づけ」、いつまでもこの人たちの心の中に残っていてほしい。


<お目休めコーナー> 看護学校の講師室にあったお花

 

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