湖北 医王寺

2016年12月26日 | 日記

己高閣をでて医王寺へと向かう。

医王寺への道はかなり狭く、対向車があるとすれ違うのに苦労しそうである。

ここらは、ひとの数よりさるの数の方が多いとの話し通り、車から見える山の斜面には野猿を結構見ることができる。

初めての土地ゆえに距離感があまり分からないのだが、木ノ本の街からあまり遠いところではなさそうである。

元々大きな町ではないので、車を走らせるとすぐに郊外となり、田舎道の風景となる。

医王寺もやはりお堂である。

車の駐車スペースもない。

道路の脇を利用して駐車する恰好である。

 

お堂の前の石碑には国宝と書かれているが、最近重要文化財になったようである。

まぁ、国宝も重文も呼名が違うだけで、価値観は殆ど同じである。

穏やかな表情をみせている美しい観音様である。

説明された村人の管理人の話では、この村も35人くらいになりお守りも結構大変なようである。

ここでいう大変とは、先に幾度も書いているが、信仰の度合いが深く、辛いとかいった大変さとは異なる。

の人数が少なくなり、大勢でお守りできなくなったというニュアンスなのである。

この少人数でも、管理人には立候補をし認められなければならないようである。

観音様をお守りする事、それがひとつのステータスのようである。

撮影は禁止であるが、お堂の外からならよいとの許可が出たので、堂外からのみた観音様を載せておく。

湖北の殆どは、予約を入れて拝観させていただく事になるが、この日も他に数人の方が予約で拝観にきていた。