湖北 石道寺から己高閣へ

2016年12月23日 | 日記

石道寺から鶏足寺を経て己高閣に向かう。

タクシーには石道寺入口で別れ、道なりに進むと己高閣に出るのでそこで待っていますといわれた。

初めての土地なので、石道寺から己高閣の距離も分からなかったが、まぁそれほどの距離でもないのであろうと判断した。

石道寺から山道を抜け己高閣に向かう途中で、名古屋から来られたというご夫婦と一緒になった。

ご主人の方は、十一面観音巡りは初めてではないようで、渡岸寺の観音様のファンであるといっておられた。

石道寺の観音様は見られずに、鶏足寺の観音様を目指していたようである。

話の中で、白州正子のエッセイ「かくれ里」のことが出てきたので、このような旅にはよほど慣れている方かもしれない。

その鶏足寺だが、先に拝観を終えた方の話では、御開帳されていないとの事で諦めざる得ず。

 

鶏足寺の参道は、観音の里でも屈指の紅葉スポットのようだが、少し遅かったようで落ち紅葉も精彩をかいていた。

己高閣に向かう里山の風景はのどかそのもの、道端には野菜を置いてある無人の販売所があり、野菜を物色しながらの散策である。

12月といっても気温もほどよく、のんびりと歩みを進める。