百名山、初登頂①

【ちょっと一息】
長年の目標だった日光白根山(奥白根山2577.6m)へやっと登頂してきました。湯元温泉を9:00に出発、急坂を登り、前白根山を経て、奥白根山へ登頂し、弥陀ヶ池に周って、湯元温泉に16:30下山しました。標高差1100m、11.5kmの健脚コース、日帰りでした。(一般的には丸沼からの登るようで、そのほうが断然楽なんですが)

◆2年前のチャレンジ
日光、鬼怒川には良くハイキングに出かけるんです。戦場ヶ原、刈込湖、龍王峡、鬼怒沼と何度か出かけ、いつか奥白根山へ登ろうと考えていました。2年前のGWにチャレンジしたんです。上記と同じコースを計画し出かけました。

◆道を間違う
登り始めたら、なっ、なんと積雪が。全くの軽装で来たので、靴が、ジーパンが雪に埋もれてしまい、ぐちょぐちょになり、行く手を阻まれてしまいました。しかし登山道(地図にある)なんだから大丈夫だろうと登りつづけると、ひざのあたりまで雪に埋もれ、もうこりゃ駄目だと諦めて帰ろうしました。下るにしても雪に足を取られ、立ち往生していると、尾根のほうに別の道を発見。実はそれが正規道らしく(人が通った形跡あり)、帰るのを思いとどまり、再度、登ることに。

◆足がつる
樹木帯に入り、急坂で雪で足が滑ったり、手で木を持って登らなければならないところもあったりしてもう大変。誰一人出会うことはない寂しいところでだんだん心細くなってきました。登りはじめて1時間ぐらいたったでしょうか。疲労で急に足がつってしまいました。やばい、このまま動けなくなったらどうしようか、と。なかなか治らず、うずくまっていると、人が登ってくる気配が。人影が見えて私に追いついたのですが、若い彼は、そのまま横を通り過ぎてさっさと登っていきました。ちょっとぐらい声をかけてくれても、と思ったが仕方がありません。回復を待って再度登りはじめ、やっとこさ樹木帯を抜け出し、尾根に出て、前白根山に向かいました。

◆前白根山到着
積雪はあるものの道は平坦に。そして奥白根山を遠くに眺め、前白根山に登頂。このあたりは日当たりがよいので雪はほとんど無く歩きやすかった。ここから再度下ると避難小屋があり、そこから奥白根山にチャレンジします。


奥白根山

◆山は逃げない
避難小屋に行く途中も樹林帯に入り積雪がひどくなっていました。出会った登山者に「そんな軽装じゃ無理、山は逃げも隠れもしないから、今日はやめとけ」と。避難小屋に着いて、ここで登頂を迷った。が、アドバイスを聞き、断念し引き返すことに。

◆危うく遭難
再度、前白根山に戻り、尾根を歩いて下山しようとするんだけれど、目印の木に括られている赤リボンが見当たらない。雪に埋まって見当たらなくなり、来た道が分らなくなってしまいました。まだ2時30分ぐらいなので、あせりはしないが、相変わらず人が誰も通らず、不安が押し寄せてきます。なんとかリボンを見つけて雪の中を歩くが、雪が深くなりさらに不安になりました。ようやく「湯元」という看板を見つけ、急坂の下山道に。滑りながらもなんとか雪のないスキー場に着いて、間もなく湯元温泉だ。靴もジーパンもぐじょぐじょ、なんとか、下山できただけでもOKとしよう。

◆温泉に浸かり一安心
迷わず、休暇村日光湯元へ。温泉に浸かって、一安心。バスで東武日光駅に向かいました。

ということで今回は残雪もないだろう、リベンジだ!と勢いこんで、家を5時に出発し、始発電車に乗り、日光湯元温泉に一路向かいました。
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