goo blog サービス終了のお知らせ 

自分に合うウイスキーを求めてVol.68(軽井沢蒸留所見学Vo.3)

【ちょっと一息】美味い!Vintege、さすがです。

試飲の前に、ちょっと時間を戻します。

-------------------------------------------------
蒸留所見学まで1時間あったので、まずは腹ごしらえ。カフェ白樺堂は、館内のミュージアムショップ内にあります。

軽食が中心ですが、一際、目についた「特製ビーフシチュー」、これしかない!って感じで、注文。そして、もう一つ。メニューを見て「軽井沢高原ビール」を注文。地ビールファンにとっては見逃せません。

まずは、軽井沢高原ビール「ワイルドフォレスト」。

軽井沢高原ビール

綺麗なブロンドエール、少しほろ苦さがありますが、すっきりでグイグイといってしまいますね。美味しいです。

次に、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなど野菜がいっぱいの特製ビーフシチュー。

ビーフシチュー

ビーフを口に入れると、とろとろと口の中で溶けていきますよ。う~、美味い。

セットメニュー

パンとサラダ付きで1300円。ご馳走様でした。

----------------------------------------------

見学を終え、早速試飲です。

カウンター

もう決めていました。

軽井沢蒸留所シングルカスクモルトウイスキー

『VINTAGE25年』

と。1980年蒸留、樽番号8185、58.7度、私は高校生、そんなときに蒸留されたなんて、不思議です。

Vintage25年

赤みを帯びた濃い琥珀色、綺麗です。シェリー樽熟成によるものでしょう。香りは度数の割りに、軽やかな甘いバニラ香、きつくなく、味わいは、芳醇な甘い、まろやか、そして、余韻が長く続きました。

うー、本当に、本当に美味しく、幸せな気分になります

こんなウイスキーがあるのか、と驚くばかりです。これ以上、他のものをいただくことはやめました。試飲グラスはプレゼントでした。ありがとうございました。

天使の分け前

天使と共に、飲ませてもらいました。

外に出て、浅間山を観にいきました。あいにくの天気で微かにしか見れず、残念でした。

浅間八景

この時期のメルシャン美術館、蒸留所は、紅葉した蔦が建物を覆って、秋の雰囲気を存分に楽しめました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.67(軽井沢蒸留所見学Vo.2)

【ちょっと一息】

蒸留所見学まで1時間ちょっと。館内のカフェ白樺堂でランチを(次回、報告)。

さあ、見学です。

ご案内していただく方が1名、見学者は男女ペアと私の3人。(これが後から効いてくる)

まずは、蒸留所建物内へ。蔦が建物を覆って、さらに紅葉していて、雰囲気は満点です。澄み切った空気と霧、浅間山の雪解け水が生み出す良質の伏流水、ウイスキー作りの条件を揃えており、スコットランドに良く似ていることから軽井沢蒸留所は昭和30年に創業を開始しました。働く職員はたったの3名なんです。

蒸留所

入口を入ると、まずは原材料の二条大麦とピートが展示されています。ゴールデンプロミス種。ピートを焚き、発芽した状態でスコットランドから輸入されます。これが「軽井沢」のもつ個性的な味わいを作り出しています。

なぜ写真がないかというと「所内は撮影禁止なんです」と案内人に最初に注意されたからです。とほほ(残念)。

次に、階段を登って、仕込槽へ。「モルトを60度のお湯で攪拌します。ロイターろ過機を通して、自然ろ過します。そして木桶発酵槽へ移します」と。ドイツ製の木桶発酵槽はオレゴンパインで出来ております。

木桶発酵槽でできたもろみは、小さな蒸留釜(ポットスチル)で蒸留します。

蒸留釜

(案内人とペアの二人が建物を出た後にこっそり、慌てて撮影。あまりうまく撮影できませんでした。もっと大勢の見学者がいればよかったのに(ごめんなさい)。)

初留釜2機、再留釜2機の合計4機ありました。4klと小型。今年は夏場に仕込みが行われ、蒸留されたとのこと、もろみを飲ませてくれるんですって、いいなー。普段は稼動していないので、よく製造を止めたんですか、と聞かれるとのこと。

出口を出て隣の棟では、製樽の展示(ここでも撮影禁止)。

そして、樽貯蔵庫へ。(こっそり撮影)

樽貯蔵庫

ホコリを被った樽、この棟には900樽、蒸留所全体では350樽あるそうです。材質はオーク、一度シェリー酒を造った樽を、利用していることから、芳醇な味わいを産出します。

樽貯蔵庫外観

外には、使い終わった樽が置かれていましたが、これもまた再利用されます。

↓ここだけが唯一許された撮影場所。皆さん記念撮影をされます。

樽貯蔵庫外観

表には、初代の蒸留釜が展示されていました。

初代蒸留釜

これで見学終了。ひじょうに小さな蒸留所、約20分。でも、蔦に包まれた樽貯蔵庫を観ていると、ウイスキーの香りが漂ってきて、この場にずーと居たくなりました。

この後、メルシャンプラザに戻って、試飲です。楽しみですね。

続く。Vo.3へ



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.66(軽井沢蒸留所見学Vo.1)

【ちょっと一息】軽井沢、行ってきました~ァ。

どうしても、どうしても行きたく、行ってきました

「軽井沢蒸留所」

今回も高速バスを使いました。西武バス 軽井沢1便、池袋駅を8時15分発です。

西武バス

下落合、練馬を経由して関越自動車道へ、上里サービスエリアで休憩を挟んで、軽井沢へ。11時20分に御代田駅に到着し、とことこと歩いて、メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所(場所)へ。

入口看板

エントランス

美術館と併設なんですが、今回は全く関心なしでした。13時からの見学コースを予約して中へ入りました。

時間があるので、「メルシャンプラザ」でお土産をチェックすることにしました。
メルシャンプラザ

メルシャンなんでワインスペースが大きく占めているんですが、ウイスキーもヴィンテージボトルが並んでいて一際目立ちますね。

ヴィンテージ

本当は蒸留所見学の後に試飲をするんですが、もう待ちきれなくって、

「シングルモルト軽井沢17年」

(無料試飲)を頂いてしまいました。



国産初のモルトウイスキー(1976年)。当時の原酒である樽熟31年古酒をはじめ、貯蔵17年に至る歴年の原酒をブレンドしているんです。2004年インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ金賞を受賞している本格的ウイスキーですよ。

綺麗な琥珀色、香りは甘~く、樽の味とまろやかな甘さ、余韻あり。美味し~!!、いけますよ。Goodです。

と頂いて、ランチを食べに、ミュージアムショップにある「カフェ白樺堂」に入りました。

続く。Vo.2へ



コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.65(山崎蒸留所シングルモルト)

【ちょっと一息】サントリー山崎蒸留所シングルモルト

山崎蒸留所を訪れたのは、8月1日だったので、もう2ヶ月も経ってしまったのですね、月日の流れは速いです。蒸留所で買ったウイスキーをまだ飲んでいなかったのです(楽しみにとっていたんですよー)。

山崎蒸溜所限定販売「山崎蒸溜所シングルモルトウイスキー」

をいただきました。限定に弱いです。

山崎蒸留所シングルモルト

栓をまわしてもまわしても開かないんです。

山崎蒸留所シングルモルト栓

コルク栓になっていたんですよ。グラスに注いでみました。

山崎蒸留所シングルモルト

色は、薄い琥珀色。香りは、麦芽風味、スー、という感じですね。味わいは、麦芽と樽由来のウッディさ、全体的に爽やか感がありました。




コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.64(ブルイックラディ)

【ちょっと一息】シングルモルト(ブルイックラディ、アイラ)

久しぶりに、近所のバーへ行きました。やっぱし落ち着きますね
で、まずは

「ブルイックラディFULLSTRENGTH 57.1%」(1989年蒸留、13年物)
です。

ブルイックラディFULLStrength

淡い黄金色、ピリッ、ドーン、スー、という感じで、味わいは、うー、変わった味(樽の味?)。

次に

「ブルイックラディ3Dピートプロポーザル 46%」

です。
名前が変でしょう、3Dって。調べてみました。実は、ブルイックラディ蒸留所は、1960年以前はピート香が強かったようですが、1960年代には、あまりピートを焚かなくなったようです。さらに、蒸留所の度重なる閉鎖もあり、いろいろなタイプのウイスキーが出来たのでしょうかね。
・3つの異なる時代の蒸留(1989年、1998年、2001年蒸留)
・3つの異なるピートレベル(5、25、40PPM)
・3つの異なる樽熟成(リフィルシェリー、リフィルバーボン、フレッシュバーボン樽)
3世代を感じることができる「3D」なんですね

ブルイックラディ3D

これも淡い黄金色。ピート香が強く、強烈ですね。アルコール度数は、FULLSTRENGTHに比べて低いのに、味わいはしっかりとしていて、余韻が続きます

ブルイックラディ3Dラベル

「3D」ラベル、かっこいいですよね
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.63(ニッカシングルカスク10年宮城峡蒸留所限定)

【ちょっと一息】ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所「シングルカスク10年」

ニッカの仙台市にある「宮城峡蒸留所」で買った、蒸留所限定
シングルカスク、樽ナンバーはNo.117510 度数は60度

色は、淡い琥珀色、ソフトクリームのような甘い香り。味わいは、一口、含むと、カァー、と熱くなるけれど、徐々に、まろやかになり、香ばしくなってきましたよ。さすが、美味いです

シングルカスク10年

シングルカスク10年


やっぱし「限定物」には弱いです
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.62(スプリングバンク)

【ちょっと一息】シングルモルト(スプリングバンク、キャンベルタウン)

スプリングバンク蒸留所はキャンベルタウンにあります。かつては30もの蒸留所があったキャンベルタウンも、スプリングバンクとグレンスコシアの2つの蒸留所しか現在が残っていません

スプリングバンク10年、ブラックラベル 46%

は、ひじょうに複雑な味わいですね。海辺に位置することから、塩っぽい、結構強い味わいです。美味しいですね、さすがって感じ

スプリングバンク

スプリングバンクもいろいろなボトルが出ています。ベースは塩っぽいんでしょうが、それぞれで味わいが異なるような気がします。

スプリングバンク蒸留所は、創業以来、すべての麦芽を自蒸留所内で行い(フロアモルティング)、初留釜は石炭で直焚き、自蒸留所内でボトリングするというフル行程を行っている数少ない蒸留所です。こだわりなんでしょうね
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

マッカランが、ジャムに(ウイスキーマーマレード)

【ちょっと一息】ウイスキーマーマレード(マッカラン、ボウモア)

銀座の信濃屋へ寄って、シングルモルトをいろいろ眺めていたところ、

発見!噂のウイスキーマーマレード

ウイスキーマーマレード

ボウモア(左)とマッカラン(右)の2種類。「どんな味なんだろうか。買おうか、買おまいか。買うなら2種類買うか、1種類か。ボウモアか、マッカランか。」とさんざん悩んだあげく、マッカランの1種類を買うことに。598円。

家に帰る途中、マーマレードをつけるフランスパンを近くのパン屋で買いました。

早速、朝食にいただきました。

ウイスキーマーマレード

見た目は、普通のマーマレード。味も、マーマレード、香りはちょっと苦味がある甘さ。ウイスキーの香り、味ということはあまりなく、ほろ酔い気分にはなりません(残念)。ボウモアはどうなのか、次回、買ってみよう。

ウイスキーマーマレード

ラベルは、マッカランのラベルと同じですね。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.61(ハイランドパーク30年)

【ちょっと一息】アイランズ(ハイランドパーク30年)

ニッカブレンダーズバーで、テイスティングセットをいただいた後、メニューを見て狙っていたものがあります。それは、

ハイランドパーク30年

実は、この30年、100本限定とかじゃなくって、定番で出荷しているんです。これって凄いことですよね。30年物として出荷できる30年以上熟成された樽がたくさんあるってことで、それを安定して提供できる、そんなハイランドパーク蒸留所の実力、私は見た、って感じです。いつしか、オークニー島のハイランドパーク蒸留所、行ってみたいです

「ハイランドパーク30年 48.1度」

ハイランドパーク30年

綺麗な琥珀色、香りはきつい、味わいは塩辛さが強烈ですね。う~、美味い
シェリー樽原酒75%とバーボン樽原酒25%のブレンド、それぞれの樽の良いところが融合されています。

ハイランドパーク30年

紙ラベルが貼り付けられているのではなく、瓶自体にデザインされています。透き通っていて、デザインが分かりにくいのですが、良く見ると、オークニー諸島の荒波と、蒸留所が描かれています。こんなの初めて見ました
さすが、北の巨人と言われるだけの実力、ありますね



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.60(ニッカブレンダーズバー)

【ちょっと一息】ニッカブレンダーズバーでのひととき

8月の最終日、朝晩めっきり涼しくなってきました。

そんな時に、ふと、誘われて、ニッカブレンダーズバー(場所 03-3498-3338)に出かけました。以前から行きたかったバーなんで、いそいそと

少々、荘厳な雰囲気の扉を開ける(↑写真)と、やはり厳かなバーでした。案内されたのはカウンターとテーブル席のあるところ。カウンターに座り、まずはビール

ニッカブレンダーズバーカウンター

目の前には、ニッカの各瓶はもちろんのこと、ニッカ、アサヒビール関連のシングルモルトがところ狭しと並んでいます

そして、楽しみの
「キーモルト&カフェグレーン テイスティングセット」
を注文しました。

ニッカブレンダーズバーテイスティングセット

おー、凄い。6種類のウイスキーと6つのテイスティンググラスがカウンターに並びました(結構、感激しますね)。種類は、左から、以下のとおり。

・キーモルト余市12年 Sherry & Sweet
・キーモルト余市12年 Peaty & Salty 
・キーモルト余市12年 Woody & Vanillic
・キーモルト宮城峡12年 Fruity & Rich
・キーモルト宮城峡12年 Soft & Dry
・カフェグレーン12年 Woody & Mellow

ニッカブレンダーズバー支配人

一つずつ味わうにあたって、カウンターの中から支配人が説明をしてくれるんですね。
ブレンデッドウイスキーを作るためのキー原酒(市販はされてません)、こんなのが味わせてくれるなんて、やはり、ニッカは素晴らしいですよ。

大きくは、
・原料の違い(モルトとグレーン)
・蒸留所の違い(男性的な荒々しい余市とまろやかな女性的な宮城峡)
・製造の違い(シェリー樽熟成の芳醇さと、ピートの香り、そして、樽の香り)
ですが、やはり、並べて飲み比べると、違いがはっきり分かります。

これだから、ウイスキーは奥深く、愉しい、興味深い、へー、やめられましぇーん。

大満足なテイスティングセットでした。この後もお楽しみですよ。

皆さんも一度、行かれてはいかがでしょうか


コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.59(ブレアソール)

【ちょっと一息】シングルモルト(ブレアソール、ハイランド)

今回、いただいたのは「ブレアソール12年(43%)」。綺麗な琥珀色、キャラメルの香り、甘い。味わいはスパイシーでまろやか。余韻は少ないがしっかりとした味わいがあります。ものすごくノーマルな美味しいウイスキーです

ブレアソール

ブレアソール蒸留所は、ハイランド、ピトロッホリーの街のはずれにあり、もともとオルダワーと言ってたらしいんです。オルダワーは「オルトダワー」でゲール後では「かわうその小川」を意味しているんですって。だからラベルにもかわうそが

ブレアソール

このピトロッホリーには、1902年、夏目漱石、1921年、昭和天皇が皇太子時代に滞在していた、だから、このブレアソールを飲んでいる可能性大(?)か、と言われています。そんなことを考えていると、このブレアソールを飲んでいると時代を感じて、嬉しく思いますね



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.58(樽出しウイスキー原酒)

【ちょっと一息】ピュアモルト(ニッカ 樽出しウイスキー原酒)

ニッカウヰスキー仙台宮城峡蒸留所で購入した「樽出しウイスキー原酒(55.1%)」、いただきました。まろやかな仙台蒸留所の原酒と荒々しい北海道余市蒸留所の原酒をバッティング(混ぜる)したもので、加水せずに樽から瓶詰めしたのでアルコール度数が高くなってます。

樽出しウイスキー原酒

色は、綺麗な琥珀色してます。香りは、樽の香ばしさと芳醇な甘い感じが混ざっている感じです。味わいは、度数もあり、最初はきつく感じますが、だんだんとまろやかな感じに移ってきます。余韻もかなり長く続きますね。鼻からふー、と息を出すと、幸せ感が漂ってくるような気がします。

樽出しウイスキー原酒

さすがニッカって感じ。美味しいですよ。いけますね。限定品なんですが、どれくらい熟成しているんだろうか。調べてみると、この琥珀の美しさ、美味しい香り、味わいは10年~12年の厳選した樽原酒だからこそ、実現できるものとのこと。ウイスキーの神秘を感じますね。ラベルもGoodですね。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.57(山崎蒸留所)

【ちょっと一息】夏の京都、サントリー山崎蒸溜所見学Vol.4(バーカウンター、お土産)

見学内での試飲では、満足いかず、足早にウイスキー館1Fの有料のバーカウンターへ直行しました。

案内の方といろいろウイスキー談義やブログ談義をしながら、ウイスキーリストを見て、どれにしようかと悩んでました。お相手していただき、ありがとうございました

バーカウンター

一角には、パイオニアと共同開発されたミニステレオも置いてありました。(関連記事

ステレオ

まずは、やっぱり「山崎25年(43度)」シェリー樽熟成(2000円)でしょう、それを注文。贅沢です

山崎25年

パンチョン樽とシェリー樽の熟成比較(12年程度熟成)も見せてもらいました。違いが明らかですよね。

比較

「山崎25年」、鼻をグラスに近づけると、ひじょうにコクのある、そして甘美な香り、そして口に含むと、芳醇な甘さが最初、来るんですが、徐々にコク、そして重厚さが引き出されてきました。シェリー樽の持つ特徴が25年という長い熟成で十分に醸し出されていて、深い余韻が続きました。うー、最高です

これだけで十分、と思ったんですが、ちょっぴりニューポットにチャレンジしてみようと「ニューポットミディアム58%」(100円)を注文しました。

ニューポット

ほんと無色透明です。甘い麦芽風味。へぇー、これが樽熟成され、旨味を増してくるんだと改めて、ウイスキーの神秘を感じました

すっかり、ほろ酔い気分になったので、試飲終了。そしてお土産コーナーへ。

買いたいものがいろいろあって迷いましたが、まずはウイスキー。

ウイスキー

「ここ限定」には、やっぱし弱いですね、「山崎蒸溜所シングルモルト」と「山崎蒸溜所樽出原酒12年シェリー樽貯蔵」です。味わいはまたブログで紹介しますね。

ステンレスショット

未だアウトドアで飲んだことはありませんが「山崎蒸溜所ステンレスショットセット」を購入。これで白州蒸溜所のショットと2セット揃いました。

そして、山崎ボトルのピンバッヂです。早速、カバンにつけてました。

ピンバッヂ

ということで、サントリー山崎蒸溜所、大満足し、見学を終了いたしました。やはり日本初で、そして世界を制した山崎蒸溜所、”さすが”でした。終了。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.56(山崎蒸留所)

【ちょっと一息】夏の京都、サントリー山崎蒸溜所見学Vol.3(見学:貯蔵~試飲)

ポットスチルの後は、貯蔵庫へ。蒸留されたニューポットをホワイトオークの樽などに詰めて、10~20年、熟成させます

貯蔵庫

貯蔵庫の中は、ひんやりしているのかと思いきや、結構、蒸し蒸しします。温度等調節をしていないんです。

年々、ウイスキーは熟成し、樽の成分や香りが滲みこんでいくとともに、樽の間からウイスキーが蒸発し(夏は特に)、樽内のウイスキー量が減っていくんですね。これをエンジェルシェア(天使の分け前)というんです。

エンジェルシェア

貯蔵庫内は、独特の香りに包まれていて、だんだんうっとりとしてきます。香りだけで酔っ払ってしまいます。ウイスキーの香りは、癒やし効果、ストレス緩和、そして女性には嬉しい美白効果があるんで、どんどん飲んでくださいね、と。

樽は5種類あって、特にスペインシェリー酒を熟成させた樽を再利用したウイスキーは、色が黒っぽく、バニラ、はちみつの味わいを醸し出します。これは後で、試飲したので、コメントします。

樽の置く位置によって、ウイスキーの出来は異なるんですよね。貯蔵庫内には3000樽貯蔵されてますので、3000種のウイスキーが楽しめるって分けです

貯蔵庫を出ると、小さな滝がありました。暑さの中でほっとします。

滝

その後、別のホールで、楽しみの試飲です。

代表的なシングルモルト「山崎12年」、そして「響17年」。

山崎

響

いずれもハーフロックでいただいたんですが、結構な味わいでした

見学はこれで終了でしたが、満足できず、ウイスキー館1Fのバーカウンターへ直行しました。続く。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

自分に合うウイスキーを求めてVol.55(山崎蒸留所)

【ちょっと一息】夏の京都、サントリー山崎蒸溜所見学Vol.2(見学:仕込み~蒸留)

案内係の女性が集合のアナウンス。これから蒸留所内見学です。案内係は、水野めぐみさん(サントリー山崎蒸溜所ブログの案内担当者)、じゃなかったんですが、この方もひじょうに感じの良い方です

実は、この蒸溜所へ来た目的は、水野めぐみさんってどんな方かな、お逢いしてみたいな、というのもあったんですよね。見学開始前に、このことを案内係の方と話をしたら「きれいで清楚、上品な方ですよ、今日も一生懸命ブログ書いてますよ、今はお逢いできません」と、残念。でも水野めぐみさんの秘密、教えてもらいました(ここではお話できません、あしからず)。

ということ前置きはこれぐらいで、ウイスキー館を出て、まずはエレベーターで2Fへ上がります。

上がるとすぐに仕込槽(マッシュタン)、粉砕した麦芽を60度ぐらいのお湯と混ぜてろ過し、麦汁を作るんですよね。大きいですね。

仕込槽

次に、発酵槽(ウォッシュバック)。木桶(オレゴン・パイン)ですよ。見えているのは1mちょっとぐらいですが、実は、深さは、4.5mあるんですって。ここでは、酵母が糖をアルコールと炭酸ガスに分解するんですが、残念なことに、ガラス越しでしか見れませんでした。やっぱし木桶の中を覗きたかったです。

仕込槽

発酵槽にはステンレス製もあるんですが、木桶は、温度管理や衛生管理が大変、しかし、木桶に乳酸菌が棲みついて、増殖し、ウイスキーにクリーミーさやコクなど複雑な香りをつけるんですって。この木桶発酵が、あの山崎12年の香り、味わいを生みだしている、とのことでした。

次です。蒸留所の魅力の大部分は、ここにあると私は思っています。

 ポットスチル(蒸留釜)

です。発酵したもろみを蒸留し、アルコール濃度70度程度のニューポットを作ります。

↓左が初留釜6基
ポットスチル(初留)

↓右が再留釜6基
ポットスチル(再留)

壮観です。形もストレート型、バルジ型、加熱も直火式、スチーム式、またいろいろな大きさがありますね。昨年6基入れ替えたとのこと。10年後、どんなウイスキーができるのか、大変、楽しみですね。

ポットスチル(ストレート)

ポットスチル(バジル)

わくわく、どきどきしながら、写真を撮影していたら、見学者の方々から一人だんだんと遅れてしまって、慌ててしまいました。でも、もっとじっくり見たいなー

次は、貯蔵庫です。続く。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »