学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

自己評価、日本の子

2011年06月25日 | 本、書籍の紹介
これ、しばらく前に読んだのですが

また久しぶりにお目にかかったので。

「評価を考える」



発達障害がある、なしにかかわらず、

日本の子どもは自分に対する評価が低い。


これは、子どもだけでなく、大人にも言えると思う。


勤務校の大学生も、ほとんどの学生の自己評価が低く、

それがゆえに、就職面接では非常に苦労する。



台北、ソウルの数値も、日本よりは多少良いものの、

欧米に比べては確実に下がる・・・・。


謙遜を美徳とする、文化的な背景は大きいでしょうね。




では、自己評価が高くないと、どんな問題があるのか?


他者との関係などで、

「どうせ自分はそうされる価値がないから」

「それに値しないから」

「あの人は悪くない、自分が悪いのだ」(←客観ではなく主観で)


というように、自分を低く評価することで、

鬱や引きこもり、自傷行為などに及んでしまうこともあるようですが・・・。



具体的に例をあげると、

自分にそれをやってみたい、という気持ちがあっても

一歩踏み出せない、



自分が人と違う意見を持っていても、

言えない、



人が自分にいやなことをしても、

その状況に甘んじる




でも、本当は、自分は大切にされたいし、人から認められたい。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿