学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

小学校英語教育学会(JES)「英語教育における特別支援」発表

2017年07月31日 | 講演会・勉強会
7月29日、30日は小学校英語教育学会(JES)の全国大会@神戸外大に参加し、 「英語教育における特別支援教育」というワークショップの時間を頂きました。 (スライドは、JESからも「共有してもいいですか」 という打診がありましたので了解し、ブログでもシェアできるように下にリンクを貼っておきますので、Google Driveから直接DLしてください)  今回は、ディスレクシアに焦点 . . . 本文を読む

音韻意識 phonological awareness:音素操作の絵カード遊び

2017年07月20日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
今日のチャレンジ教室は、音素操作のゲームで遊びました。   前回、同じカードでオンセット-ライムでの遊びを紹介しました。http://blog.goo.ne.jp/itkayoko/e/8622ff78deda2ae5d06f6caffbf6bd1a オンセット-ライムのバラバラ→つなぎ がさっとできるようになれば、語頭の子音とライム部分の操作はもうばっちり! 次のレベ . . . 本文を読む

音韻意識 phonological awareness:オンセット-ライムの音韻意識活動紹介(小学校)

2017年07月06日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
今日は小学校で音韻意識指導に取り組んで下さっているチェン先生と打ち合わせでした。今年で3年目、単語レベル、ライミング、音節・・・と進んで、今年はオンセット-ライムの指導をしています。 子どもたちはこれまで絵本で親しんだ動物を「ばらばらにする(分解)」ので大騒ぎ。わかります。これ楽しいです。 グループごとに「組み合わせて動物を作る」活動も大喜びだったそうです。(写真はグループごとの新種のアニ . . . 本文を読む

チャレンジ教室:文字の想起が弱いAくん

2017年07月05日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
チャレンジ教室は私にとっても、いつもチャレンジです。 参加して1年ちょっとになる小学生のお子さんは、「文字と音のつながり」が極端に弱いという問題を抱えています。 ですが文字そのものは正しく捉えられますし、英語の(すごく難しい)音韻意識テストでも、満点取るほどになりました。 だけど、文字と音がどうしてもくっついてくれないのです。 この大変さといったら・・・知ってる文字、なのに音が思い出せ . . . 本文を読む