私は英単語の初期指導における読み書き発達でデコーディングを中心に見ているのですが、
スペリングの発達についても関心があります。
英語圏の論文などでは専門用語を知らなければ見逃してしまうことが多く、
勉強不足がたたっているのですが、
先日読んだinvented spelling についてメモしておきます。
invented spelling は直訳だと「考案されたスペリング . . . 本文を読む
音韻意識の発達がどのように進むのか。表からは、英語圏でも、入学前に音素操作が完成しているわけではないことがわかる。
英語圏では母語であっても音素意識が発達した状態から読み書き指導をスタートさせているのではない。
つまり日本語のように文字に対応するモーラ意識をほとんどの子が習得している条件で、読み書き指導をしているのではない。
まずライムや音節、オンセットーライムを育ててから音素意識、フォニッ . . . 本文を読む
「LD高校生ノビーのボーディングスクール留学」ブログを紹介します。
http://nobimamareport.blog.fc2.com/blog-category-2.html
ここからつぶやき。
発達障害や学習障害のあるお子さんは、
今でこそ先生方や学校も少しずつ理解が増えてきていますが、10年前、20年前は、
「そんなことありませんよ」と否定されるこ . . . 本文を読む
英語教育』5月号の献本が届きました。
4月から始まった連載ですが、
表紙の【好評連載中】の言葉がなんだか既に重く感じられます・・・・。
今回はディスレクシアと英語学習について書きました。
誌面スペースの都合でほんとの「さわり」だけです。
この連載自体が、これまでの英語教育場面で
「生徒も自分も困っているけど、その理由がわからない」現状に対して、
これまでの英語教育とは異なる視点か . . . 本文を読む
アメリカには、
ACTFUL(American Council on the Teaching of Foreign Languages)という、協会があります。
12,000人以上のメンバーがいる全国組織で、
小学校から大学までの教員や教育関係者がメンバーです。
そのトップページに”2012 ACTFL Teacher of the Year”の紹 . . . 本文を読む
日本の英語教育で、なんでうまいこと子供たちが英語を使えるように
ならないのかな~というヒントにならないかな、と思って
フィンランドの英語教科書を買いました。
(↓ここで売ってた)
http://www.kknews.co.jp/developer/finland/index.html
フィンランド語は、日本語と同じく、英語との関係はとても離れています。
ですが、ヨーロッパでは、フィン . . . 本文を読む
sakura先生のブログで、
「深い呼吸で自律神経の調節を」
という内容で書いておられるのを見て、
あ~~、わかるぅ~
と1人で頷いていました。
「勉強ができない」「落ち着きがない」
とか、子どもに対して どうしたらこの子は・・・?
って原因を探っていくウチに、
なんだか、
一見、勉強とは関係ないやーん、みたいなところから
スタートすることになっていく気がしてい . . . 本文を読む
これ、しばらく前に読んだのですが
また久しぶりにお目にかかったので。
「評価を考える」
発達障害がある、なしにかかわらず、
日本の子どもは自分に対する評価が低い。
これは、子どもだけでなく、大人にも言えると思う。
勤務校の大学生も、ほとんどの学生の自己評価が低く、
それがゆえに、就職面接では非常に苦労する。
台北、ソウルの数値も、日本よりは多少良いものの、
欧米に比べ . . . 本文を読む
7月号のインタージャペックという児童英語関係雑誌に
インタビューが載ります。
特別支援と英語、というタイトルです。
先月 JAPECの方と2時間以上の話しをしたのですが
事前にいろいろ読んできてくださって、
なるべく多くの先生方に、特別支援や発達障害の話しを
知って欲しい!という気持ちが伝わりました。
でも、2時間以上お話ししても、なんかもどかしい、
届いていないのではな . . . 本文を読む
きっと他にもあるのでしょうが、私が読んでよかったな~と思ったのがこちら。
「フィンランド式 キッズスキル―親子で楽しく問題解決!」
子どもがちゃんと自分の意見が言える環境であれば、
(つまり保護者がアレコレ指示的でなければ)
この本でとっても気持ちよく子どもが“スキル”を身につけていけます。
自分で自分の問題を解決する子になって欲しい♪人へ。
前の日記で紹介したのが
『格差をな . . . 本文を読む