今日は、中学一年生の一学期、
Be動詞の主語と動詞を一致させる活動の事例を紹介します。
中学一年生のディスレクシアの診断のある男児です。
I, You, She, He, It, They, We, Tom, Megという主語に、
is, am, are のいずれか正しいものを選ぶことができないと、
He am a student. なんて言ってしまいます。
実際、こんな感じです。
. . . 本文を読む
大阪医科大学の名誉教授竹田契一先生の、
「LD児理解のための寸劇」が動画でアップされています。
これは、子ども達への理解を深めるため、アップロードされたものなので
興味関心のある方にはご紹介してください。
実際に学校の教室でありそう!や社会で困りがちな場面を演じています。
先生の説明もわかりやすく、
「ああ、こういう子、いる。あの行動は、こういう訳だったのね」
と思う助けになるのではな . . . 本文を読む
ディスレクシアの子ども達が家庭学習で使えるソフトについて検索していた。
なるべく安くて、使いやすいもの・・・
本当に沢山あるようで・・・
http://www.dyslexic.com/AtoZdisplay.asp?Type=03&TpData=
ここにも、いろいろあるようだけど・・・
http://www.dyslexia-teacher.com/t10e.html
とりあえず、
さっ . . . 本文を読む
子どもが、英会話教室などのおけいこに通うとき、
トラブルが起きる、あるいは困った状況になるのには大きく2つの原因があります。
1つは、その子の持っている学習障害・・・つまり、読み、書き、計算、推測力に関連する問題。
もう1つは、その子の置かれる学習環境です。
指導者、そして保護者は、子どもが困っているときに、
どちらが原因なのかを考えて対処する必要があります。
特に、英語教室でもし . . . 本文を読む
●Bちゃんの場合●
目からの情報で、見通しを持たせてあげましょう。
Bちゃんや、アスペルガー、高機能自閉症の子ども達だけでなく、すべての子どもに有効なのが
構造化、特に「スケジュール」「場所の目的」、「指示」の視覚化です。
用意する物は、
①スケジュールボード
ボードに、今日のアクティビティーを順に書きます。
(Hello, Song, Picture Book, Game . . . 本文を読む
来年の話し。
来年は、いよいよ自分で特別支援対象の子ども達向けの英語レッスンを始めたいと思っています。
今はディスレクシアの中学生のみなのですが、対象を少し広げます。
認知や行動別に、週末、月に2度ずつくらいですが。
場所は、神戸山手短期大学の予定。
子ども向け生涯教育のプログラムとして実施できればと思っています。
今のところ考えているのは、
読み書きが苦手な中学生向け1クラス、 . . . 本文を読む
特別支援教育、その対象の子ども達について、
英会話教室と、どう結びつければいいのか、浮かんでは消え、また浮かんでは消えしている。
まとまらないので、少しぐちゃぐちゃ書いてみる。
英語だからこそ、問題が大きくなる可能性の分野としては、アルファベット。
ひらがなと違って、文字と音が連携していないので混乱しやすい。
ひらがなが読めるのにアルファベットが読めない子がいるので注意。
すでに . . . 本文を読む
昨日、「SOSを出すことが大切」
と書いたけれども、あらためて、
それは保護者と先生の理解と協力あってこそだと思います。
なぜかというと、
SOSって、怠けているように、あるいは、わがままに聞こえるんです。
「忘れ物をしたので、明日持って来てもいいですか」
「板書が早くて移せないのでプリントもらえませんか」
「先生の言っていることがわかりません」
「何度書いても覚えられません」
. . . 本文を読む
先生方とお父さんお母さんに、お手伝いして欲しい大切なことがあります。
それは、子どもが自分の苦手な場面でSOSが言えるようになることです。
小学校や中学校になると、親が学校に行って子どもを助けてやることは、ほとんどできません。
また、中学では教科ごとに先生が変わるので、
小学生のように担任がきめ細かい配慮をしてもらえることも望めません。
その子の困っていることが何か?
というのは、
. . . 本文を読む
学習障害がある子の問題は、それぞれに違います。
ですが、認知の傾向を把握することで、得意な方法を見つけて対応することができる場合もあります。
書くことが苦手な子の中には、何度やっても
「漢字が覚えられない」「アルファベットが覚えられない」
という子がいます。
知能が低いわけではないのに、
黒板の文字を写せない
字を書くのが遅い
形の似た字を間違える
へんとつくりを逆に書く
数字 . . . 本文を読む
しばらく、腱鞘炎になっていたり
学校の期末テスト、集中講義、入試問題作成で忙殺されて・・・と、
ちょっと言い訳してみたりして。
頭は動いていました。
また少しずつ、自分のために書いていこうと思っています。
さて、今日は「支援の順番」について。
学習障害を持つ子どもは、二つ以上の問題を抱えていることが多いです。
例えば、多動傾向のある子は、授業で「座っていられない」「注意がすぐそれる」 . . . 本文を読む