昨年は、読み書き困難のある中学1年生のAくんとBくんについて、
Toe by Toeを使った指導を2ヶ月間行った結果をLD学会で発表しました。
「今年は忙しいしどうしようか・・」と思っていましたが、
昨年のAくん、Bくんとはタイプの異なるCくんが(私のブログでは登場人物はみんなAかBかCです。名前の頭文字等は関係ありません。)
手を上げて下さったので、
今 . . . 本文を読む
国連障害者権利条約会議 日本が初参加(NHKニュース)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/t10015130781000.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
この条約は、なかなか重要度が理解されていないようですが、
国際法で、憲法の次に位置づけられます。
日本の障害者の歴史は、慈善、排除の歴史 . . . 本文を読む
日本精神神経学会より、DSM-5の「病名・用語ガイドライン」が発表されましたので
ご紹介します。
(下リンク参照・PDFへのリンクあり)
https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/dsm-5/index.html
今回、disorderを「障害」ではなく「症」と訳すという部分は
賛否両論あったようですが、「症」に統一す . . . 本文を読む
北海道の先生、九州の先生たちから
勉強したいです、というリクエストをしばらく前からいただいていたのですが、
考えているうちに1年以上経ってしまいました。
なかなかお会いできない先生達とどうやってコミュニケーションが取れるかな、と
考えて、動画配信は気楽にできると思ってUSTREAM に挑戦です。
さっそくアカウント作りました。
↓
http:// . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。
気づけばこのブログも3年目になりました。
最初はLDって何だろう、発達障害の子どもは何が違うんだろう、
というところからスタートしましたが、
私もブログと共に少しずつ成長しているようです。
今年はもっとがんばります。
今日はNCLD(National Center for Learning Disabil . . . 本文を読む
算数 → イメージ、具体物
国語 → イメージ、具体物、マインドマップ
英語 → 音韻認識、イメージ
指導 → 多感覚(VAK)
授業形態 → 集団 + グループ + 個人活動 }1クラス内で可能
教材 → 集団 + レベル/段階 }1クラス内で可能
. . . 本文を読む
前回のブログで、
その子に障害があってもなくても、
保護者が非協力であろうが、関係なく
教師の仕事は、変わらない
という意味のことを書きました。
これは、
「この子は障害っていう診断がないんだから、特別な措置はいらない」
という形式至上主義や
「この子は○○障害だから、○○をしなくてはいけない」
という思い込みから離れて
先生というのは、子どもが . . . 本文を読む
学び支援の会、OBKの会主催、英語発音道場EPIC共催で、
秋の学習障害や学び方に個性のある子どもたちについての英語の指導者向けセミナーを行います。
私の体調がなかなか戻らずいろんな勉強会もできないままでしたが
特別支援に関心のある英語グループが集まって協力しながらの開催実現となりました!(*^_^*)
<チラシ画像>
今回の企画のきっかけは、個人的に湯布院の社団法人 . . . 本文を読む
昨日のブログで、NZでは、Reader/Writerがいる、と書きました。
ですがそれがどんな存在なのか今ひとつわからなかったので
もう少し調べてみました。
ニュージーランドの8つの大学はすべて国立で、学歴資格認定局(New Zealand Qualifications Authority (NZQA) )が、各学校のコースがニュージーランド教育委員 . . . 本文を読む
”Reader/Writers for Students – A blessing or a curse”
http://blog.dyslexia.com/readerwriters-for-students-a-blessing-or-a-curse/#.T-q7k2jUiN9
(記事紹介)
NZでは、Reader/Writerが学校の課題やテストの時 . . . 本文を読む
先週、私の尊敬する、経験豊かなアドバイザーのような存在の保護者の方が
国語のレッスンのあと、
「先生は、もしかしたらAくんのカリスマティックアダルトになるかもしれない、
と思って見ています」
とおっしゃっいました。
お恥ずかしながら私はそれまで「カリスマティックアダルト」という
言葉を知らなかったので、さっそく調べてみました。
(日本語ではあまり旨く訳 . . . 本文を読む
先生は、すぐ、職業柄
「教えよう、教えよう」
とします。
だから、先生の教え方に合わない子が出てくると、
「教えてるのに、どうしてできないんだろう!?」と
驚き、戸惑います。
そして、
自分が出した宿題の量とレベルがその子に合ってないんじゃないかとか
そも . . . 本文を読む
前回のシンポジウムでもリクエストが多かったのが、
「指導法について知りたい」というものでした。
そのほか、「何から勉強したら・・・」という声もありましたので、
今回、思いつくことを私の視点から、
簡単にまとめてみたいと思います。
その1
わたしが数年かけて、わかった中で一番重大なことを、お教えします。
なんと、
&nb . . . 本文を読む
4月になりましたね!
私は相変わらず、自宅で療養中です。ヘルニアの手術をしない選択をしたことで、体の負担は少なくなりましたが多くの方に迷惑(主に職場)をかけてしまっているのが心苦しいところ・・・。
さて、突然ですが、
「学び支援の会」では4月からメールマガジンがスタートします。(4月10日~15日ごろ発行します)
シンポジウムでもお話したように、
先生同士がつながれる場と . . . 本文を読む
学習につまずきのある子に教えるとき、
「さて何をどこからやったらいいのか・・・」とはなりませんか。
スタート地点や、指導の重点を置くところがわからないと困ります。
わたしも何を基準にすればよいのか、
今見えているところがすべてなのか、
他の領域とはどう関係しているのだろうかといったところがわからず、
困っていました。
今、参考に使っているのが『個別の指導計画作成ハンドブック』です。
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