学習障害と英語指導を考える

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アルファベット〜4線指導こんな方法も

2017年01月25日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)

今日は、小学生のアルファベット指導でした。

アルファベットの形はもう覚えたので、次はノートの4線に書くための準備です。

いきなり4本の線に書かせるのではなく、

これも段階的に進みます。

 

いろんな方法がありますよね。

Jolly phonicsトレーナーの山下先生に教えていただいたのは、ground, grass and skyというように、

線に意味をもたせて、文字にストーリを与えながら教える方法でした。

山下先生はお話作りが本当にお上手なので毎回大笑いですが、

たとえばaだと、「antは地面の上でご飯を探してるよね、だからgrassのところにいるんだよ」

というような感じ(はっきり覚えていないので私が作りました↑)です。

アリがウロウロ歩いている様子まで思い描くことができて、

大変印象的でした。


(写真参照:http://www.sparklebox.co.uk/literacy/writing/ground-grass-sky-handwriting.html#.WIizX7GKWJc

 

また、大文字と違って、小文字は線をいきなり4本で始めるのではなく、

真ん中の2本の線から始める、という指導もあります。

小文字はすべて、この2本のラインの間に文字を書きますので

それができるようになってから、上下の線を加える。

これだともっと混乱が少なくてすみますね。

 

今回、試して見たのはこちら(下の写真)です。 

利き手ではないほうの手のひらを使って、

手のひらと手首の区切りが「赤い線」、4本の指が始まるところが「点々の線」とみなして、

利き手で、手の上に文字を”書き”ます。

これがまたとってもくすぐったいので楽しいです。

 

はじめはabc順ではなく、

「上に突き抜けるグループ」

「真ん中のグループ」

「下に降りて行くグループ」

など、グループごとに練習するといいですね。

 

いろいろ織り交ぜながら、アルファベットは練習しています。

 


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