ADHD、AD/HD、同じことですが、
「注意力欠如多動性症候群」という、
見るからに問題ありそう~~~な名前です。
検索すると、わらわらと色んな情報が手に入ると思います。
有名人では、トットちゃんが、すぐに思い浮かびます。
長嶋茂雄さんもですね。
ADHDの特徴は、
1.不注意(集中できない)
2.多動・多弁(じっとしていられない)
3.衝動的に行動する(考えるよりも先に動く)
です。 . . . 本文を読む
ADHDに関してですが、
いまは、注意行動をコントロールする脳領域での神経伝達物質の活性が低いというデータがあるため、
ADHDには塩酸メチルフェニデート製剤のような、
中枢神経刺激役が使われることが多く、
一定の効果を上げているように見えます。
ですがこうした薬で、行動の多動性は抑えることができるように見えますが、
だからといって、子どもがよく学べるようになるとは、限らないのです。
さらに . . . 本文を読む
アスペルガー症候群は、自閉症スペクトラム、という大きなグループに属しています。
有名な人では、ビル・ゲイツ氏がいますね。
他に診断を受けた人では、スティーブン・スピルバーグがいます。
ある心理専門の先生は「ノーベル賞受賞者の半分は、間違いなくアスペルガー」とおっしゃったのが印象的でした。
オタクもオタク、ずば抜けたオタクがこのタイプの人から輩出されています。
(だからといって決して 「アスペルガ . . . 本文を読む
日本は世界でも文脈依存度の最も高い国のひとつです。
「言わなくてもわかるでしょう」
という、説明の仕方。
しかも、受け手の理解力に責任を求めます。
「わからないのは、空気読めないから」
で、自分の説明力は問題ではありません。
一方、アメリカやドイツは、逆に文脈依存度の最も低い国です。
とことん説明します。
また、話者側の責任が大きく、
わからないのは相手にわからせる自分の説明が悪 . . . 本文を読む
専門的な言葉が多くて、大変ですが、
言葉の使い方を間違えてはいけません。
学習障害とはとても大切な言葉なので、安易に使わないでくださいね。
学習障害(LD)には、定義が2つ存在します。
医学的な定義と、教育的な定義です。
医学的には、Learning Disorder とされ、アカデミックスキル(読み書き計算)障害のことです。
教育的には、Learning Disabilitiesとされ . . . 本文を読む
特別支援教育しセミナーでの、竹田契一教授のお話を紹介します。特別支援教育の基本的な考えは、「どこでつまずいているのか、なぜできないのかを考える」だそうです。これって、別に学校だけじゃなくて、きっと皆さんの教室でも、普段心がけていることではないでしょうか?例えばレッスン中に、「皆さん、こちらを向いて」と先生が指示を出しました。ここで、1人だけこちらに来ない子がいます。この子は、なぜ先生の指示に従わな . . . 本文を読む
「うちの子は、ワーキングメモリーがあまりないので」
と、ある小学6年生のお母さんがおっしゃいました。
ワーキングメモリーがない、とはっきり言うお母さんも珍しいのですが
その方は、本当によく勉強されていて、お子さんの状態も、
そして色々な学習障害などについてもご存じの方でした。
ワーキングメモリーがないと、
二つのことをいっぺんにすることが難しいかもしれません。
例えば、先生の話を聞き . . . 本文を読む
○名前 村上加代子 ○職場 神戸山手短期大学 英語教育、学習障害児への読み書き指導に関心があります。
ブログでは、主催している「チャレンジ教室」の話や
読み書き支援ツール、講演会の話などについて書いています。
HP: http://kayokobe.jimdo.com
FBページ:https://www.facebook.com/kayoko.murakami1 . . . 本文を読む
以前のHPに書いていた下書きです。
「特別支援」ってなんかよくわからへん。」
「特別支援教育の推進は、障害の有無に関わらず
「気になる子ども」への適切な支援に繋がるという視点が大切なんだよ」
「特別、ってホントに特別なのかな?この言葉が、怪しいんだよ。」
普通の私たちが、少数のはみ出た人達に、
特別に何かをしてあげるのが「特別支援」と思っているとすれば、
それは間違い!だと思 . . . 本文を読む
特別支援教育の基本は、“その子その子に合わせた指導”なので、
大まかなところは本などで見つかると思いますが、個別の悩みなどは相談できるといいなと思います。
1)自分の教室の生徒さんの悩み
2)こうしたらうまくいった!失敗した!など事例報告
他の方が見てわかりやすい具体的なタイトルをつけて下さい。
腱鞘炎なので、レス遅いかもしれませんがなるべくお返事します。
http://kayoko525 . . . 本文を読む
LD親の会で、「家族支援 親の障害の受容」について
立正大学中田先生のお話を紹介します」。
親にとっての発達障害とは?
障害児の誕生は、「期待した(健常の)子どもの死」と捉えられます。
母親が、健康な子どもを産みたかったという思いから解き放たれるまでは、現実的なことを話し合うべきではないとの説もあります(Kennedy)。
障害を受け入れていくこと=障害受容と言います
そのプロセスは、 . . . 本文を読む
少し学習障害や、発達障害について知識を仕入れいてくると、 この子は、アスペルガーじゃないか?
ADHDじゃないか?
と、言いたくなります!!でも、してはいけません。いや、勝手に思っててもいいけど、親に言ってはいけません。アスペルガーやADHD、自閉症、というのは、“診断名”です。診断は、専門の医者のみがすることができます。シロウトが、参考書を見て、「あ!ぴったり!」という症状を見 . . . 本文を読む
英語学習は、読む・聞く・話す・書く、といった、いろんな活動の組み合わせですね。算数だと、人の話を聞いたり自分の意見を話したりしなくてもいいし。国語だって、対面のコミュニケーションというよりは読んだり書いたりかな。学習障害を持っている子は、次のような場面で困ります。概要だけ書きます。1.書くことの困難を抱えている弱い点・音から文字を想起する力・言葉を一つ一つの音に分けられない・視覚的記憶(形が覚えら . . . 本文を読む
NG集・・・を考えたのですが、
その子その子で、個別にリストできると思います。
が、全体的に言えることは、
叱ること。
発達障害のある子は、ほとんどが、自尊心の低い子です。
自尊心は、幼稚園の子も持っています。
早い子では、年中、年長さんくらいの年令から、
「ぼく・わたしは、あかんねん」「だめな子やねん」
と思っています。
自分は、だめな子だと、思っている5才児さんを想像してくだ . . . 本文を読む
英会話教室や、塾、家庭などで子どもに何かを「教えよう」としているとき、
親や教師の頭にはついつい、「教え方」
ばっかり目がいきます。
でも、実際に子どもが「学んでいること」は、
「教えたいこと」とは違うことが多いです。
ここを、しーっかり意識して欲しいと思います。
子どもがおかれている「場」や「環境」で学んでいることについては、
「社会的認知論」「社会的学習理論」「自己効力」などのキ . . . 本文を読む