学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

学ぶ権利を考えてみる 2

2011年05月27日 | 講演会・勉強会
「障害に関する4つのモデル」 第一段階  Remedy 治療 「あなたはどこかおかしい。  だから、医者に行きなさい。 治しましょう。」 という考え方。 第2段階 Rehabilitation リハビリ、更正 「どうやらあなたには、社会に求められていることが、できないようだ」 だから、できるようにしましょう。 という考え方。 第3段階  Rights . . . 本文を読む

チャレンジ教室~惨敗(涙

2011年05月25日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
わたしの体調が悪かったせいだけじゃなくて、 今日はメタメタだった~~~(ため息&涙 5名中、2名が先週欠席だったのですが この2人は多動傾向が強く、椅子にじっと座ってるのも大変そう。 また、少しアスペルガー傾向もあります。 あとの3人のうち、1人は多動、2人はディスレクシアのみ。 ですが、全員、なんらかの学習障害を持っています。 (だからこの教室に来てるんだものね) といっても、 . . . 本文を読む

フィンランドの教育に興味のある人へ

2011年05月25日 | 本、書籍の紹介
きっと他にもあるのでしょうが、私が読んでよかったな~と思ったのがこちら。 「フィンランド式 キッズスキル―親子で楽しく問題解決!」 子どもがちゃんと自分の意見が言える環境であれば、 (つまり保護者がアレコレ指示的でなければ) この本でとっても気持ちよく子どもが“スキル”を身につけていけます。 自分で自分の問題を解決する子になって欲しい♪人へ。 前の日記で紹介したのが 『格差をな . . . 本文を読む

クラスの中の個別指導は「めっちゃすごいこと」なのか

2011年05月25日 | 英語教室でできること
発達障害を持つお子さんに限らず、 こどもは全員、凸凹しています。 このデコボコを、無視して 「さー、今日はこれをやりますから、理解しなさい、覚えなさい」 というのが日本の一斉授業のやり方で、 出来る子は80%くらい、で、残りの子はなんとかヒーヒー言いながら ついてこれる子もいるし、これない子もいる。 このついてくる、これない子は、 小学校中学年でだいたい固定します。 そのまま、 . . . 本文を読む

チャレンジ英語教室~アセスメント

2011年05月22日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
チャレンジ英語教室の1回目は、 おびえさせないよう(?)とにかく楽しく、 これから使う教材をぜんぶお試しで一緒に進めました。 全員でする単語遊び、 個別で進める“英語の天才”、 パソコンを使ったタイピング練習、 これも徐々に個別になるフォニックスです。 2回目は、本当は1回目かそれ以前にするべきだったけど 時間が取れなくてできなかった、個別のアセスメントを行いました。 ア . . . 本文を読む

チャレンジ英語教室:集団に個別指導を取り入れる

2011年05月21日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
今回の、(「読み書き苦手な子どものための」)チャレンジ英語教室では、 個別の指導をどうするか、ということが課題だと思っていました。 教室のスタイルには、 全員が同じことをする一斉指導だけじゃなくて、 生徒同士の学びあいから学習を促す協同学習や、 個別指導、習熟度別学習などいくつかバリエーションがありますが わたしは、一斉授業に個別指導を取り入れる方法を考えたいと思いました。 すで . . . 本文を読む

チャレンジ英語教室♪5月18日

2011年05月19日 | チャレンジ英語教室(読み書き困難)
今日は、「読み書きの苦手な子どものための英語教室」という ほんとに参加者にとってはちょっとどうかな、みたいなネーミングで募集した 教室の第二回目。 (子どもたちには「チャレンジ英語教室」だよと紹介しましたが) 参加者は、文字通り「読み書きに困難がある」小学5年生から中学2年生の5人です。 ディスレクシアの診断を正式に持って来た子は1名だけですが、 全員が、なんらかのしんどさを抱えて . . . 本文を読む

続・ ABCで怒らない ”わたし”に

2011年05月11日 | 学習サポート道具・環境配慮など♪
応用行動分析の、ABCって、絶対に大人の行動を 客観的に、冷静に変化させるのにいいよなー と思ってます。 たとえば じぶん とか。 ちまたの本は、「子どもの問題行動をABC分析で指導」とかいろいろあるんですが いやまてよ、自分の問題行動すら変えられないのに 子どもにできるんかなあ? と思います。 それに、「ABC分析やったって、そんなので効果があるとは思えない . . . 本文を読む

自立する ペンケース

2011年05月09日 | 学習サポート道具・環境配慮など♪
小学校の子どもって、筆箱をよく落としませんか? しかも、四角くて革製でしっかりした高いヤツを、 グジャグジャ色を塗ったり フタと本体を、切り分けてしまったり、 鉛筆をきちんと入れるべきところに入れるのが面倒で なんかバラバラにいれてたりしませんか? わたしはそれが悩みというか、 この筆箱なんとかならないかなあ~って思ってました。 だって、筆箱が傷んでいるのを見るのもいやだった . . . 本文を読む

行動の 前 と 後に

2011年05月09日 | 特別支援教育について
こないだの研修ではソーシャル・スキルや応用行動分析学について、 面白い話しをたくさん聞いてきました。 特に、機能的分析による行動分析は、 「これ、オトナにも十分使える・・・っていうか、これだと冷静に自分の行動を修正できるよなあ」 と思ってました。 ある行為に対して、その背後にある思いや感情も「行動」ととらえ、 環境を変化させることでどれくらい行為が変化するか・・・を 観察し、分析 . . . 本文を読む

ソーシャルスキル♪

2011年05月03日 | 英語教室でできること
最近、発達障がいの学習面の問題だけでなく、 行動面での「どうしたらいいの」について勉強する必要をとても感じています。 今日、学んだこと。 ソーシャルスキルの大切さ。 ソーシャルスキルは、「学ぶ」「身につける」ことができるものです。 何のために? 社会での、人間関係を円滑にするため、です。 ソーシャルスキル(SS)を身につけていない人は、 本人にそんなつもり . . . 本文を読む