学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

音韻意識と読み書きについて

2017年05月24日 | 学習障害について
今日は論文の手直しと、 チャレンジ教室です。 今回掲載が決まった論文は、 小学生を対象とした音韻意識指導研究チームの3名で初めて共同で執筆したもので、 小学生への3年間の音韻意識指導を追跡していく1年目のライムと音節指導に関する内容です。 私が音韻意識に関心を持ったころは英語関係では音韻意識の論文などほとんどなく、 心理学系の論文でいろいろと学ぶこと . . . 本文を読む

2ヶ月間の音韻意識+読み書きトレーニング終わり

2017年05月21日 | 学習障害について
3月から2ヶ月間実施していた中学生へのスカイプレッスンが終了しました。   これまでToe by Toeを使ったデコーディング指導(2014年LD学会発表) ジョリー・フォニックスを用いた多感覚でのアルファベット文字指導を経て フォニックス指導で躓いた生徒への音韻意識指導(2016年LD学会発表)で音韻意識をもっと簡単に教えられないかと思い、 昨年度からはチャレンジ教室で小学生 . . . 本文を読む

英語の落ちこぼれは出しちゃいけない

2017年05月08日 | 日記
学習障害の子どもたちは知的にかなり高くても、”普通の”授業では落ちこぼれる可能性がとても高い。 英語の支援状況は、5教科で、一番悲惨です。 国語への支援はかなり小学校で開発が進んでおり、特別支援の先生方も専門的な教材を使った指導ができつつあります。算数も同じです。 指導がうまくいって、国語と算数がわかるようになれば、社会と理科の成績もあがります。 社会は特に国 . . . 本文を読む