先日お会いしたAちゃんについてご紹介しようと思います(許可を頂いています)。
Aちゃんは小学6年生で、お父さんは欧米の方、お母さんは日本人。
日本のインターナショナルスクールに通っています。
自宅では、お父さんとは英語、お母さんとは日本語、
友達は英語も日本語も使うそうです。
「日本語と英語とどちらが話しやすい?」と本人に聞くと、「英語」と答えてくれました。
保護者の方の悩みは「 . . . 本文を読む
今日は論文の手直しと、
チャレンジ教室です。
今回掲載が決まった論文は、
小学生を対象とした音韻意識指導研究チームの3名で初めて共同で執筆したもので、
小学生への3年間の音韻意識指導を追跡していく1年目のライムと音節指導に関する内容です。
私が音韻意識に関心を持ったころは英語関係では音韻意識の論文などほとんどなく、
心理学系の論文でいろいろと学ぶこと . . . 本文を読む
3月から2ヶ月間実施していた中学生へのスカイプレッスンが終了しました。
これまでToe by Toeを使ったデコーディング指導(2014年LD学会発表)
ジョリー・フォニックスを用いた多感覚でのアルファベット文字指導を経て
フォニックス指導で躓いた生徒への音韻意識指導(2016年LD学会発表)で音韻意識をもっと簡単に教えられないかと思い、
昨年度からはチャレンジ教室で小学生 . . . 本文を読む
読み書き困難、ディスレクシアのつらさは、「なかなかわかってもらえない」ことにあります。それが学校現場ですと、「怠けてる」「努力すればできる」という教員や親の言葉になり、子どもが大きく傷ついていきます。
こちらのブログの作者は、当事者としての小学校からの体験を綴っておられます。
成人ディスレクシアtoraの独り言
ディスレクシア当事者が声をあげることは、日本では近年までほとんど . . . 本文を読む
英語にせよどの教科にせよ、つまずいてから対策をするのは、生徒にとって心理的、時間的な負担が大きく、できることならば、起こりうるつまずきを予測し、「つまずかない指導」ができることが理想である。 英語圏における読み書き困難の予測に関する研究は進んでおり、たとえば幼児の音韻意識を測定することでその後の英語力の差を予測できるといった調査結果なども発表されている。これらの調査は個人差を測定す . . . 本文を読む
(カナダ留学後)
村上:留学後ですが、最初から通常教室だったとのことですが、大丈夫でしたか?
Iさん:娘は昨年から高校生(昨年は9年生、こちらの高校は9年生からの4年間)でしたが、
ESLもなく、現地の高校生と全く同じ扱いでした。
9月の新学期が始まる前に英語のテストがあり、
その結果、ESL必要なしとの判断でした。
主に単純な物の記憶と . . . 本文を読む
クラスで最下位であろうテストの点数の数々。
6年生の担任は小学校の最終学年を中学進学準備期間と位置づけ、
提出物の提出忘れ、宿題の提出の有無、
持ち物などの忘れ物をポイント制にして、
そのポイントがたまると、
作文と言うペナルティになって課されました。
『学校で指導された事、一般的に求められる事ができて当然』
. . . 本文を読む
かれこれ4年以上前からの個人的なお知り合いで、
2人のお子さんと日本からカナダに家族で留学に向かわれた、
Iさんという方がいらっしゃいます。
Iさんの娘さんのA子さんには、学習障害がありました。
小学校の頃、大変な苦労をされ、
親子で話し合った結果、中学校はインターナショナルスクールへ転学。
そして高校はカナダへ。
先日、娘さんの成績が「生 . . . 本文を読む
「もしかして私はディスレクシア?」
自己診断ツール—国際ディスレクシア協会より。
https://eida.org/dyslexia-test/
10の質問に、YES/NOでこたえていくものです。
英語圏の質問表なので、
日本語のディスレクシアでは問われないだろう問題を含んでいますが、
英語の先生にとって、
英語のディスレクシアはどのように . . . 本文を読む
http://www.readingrockets.org/article/28759
音韻認識スキルについて、わかりやすくまとめてあります。
どの年齢でどういうスキルが身につくかも参考として挙げられていますが、
これを見ると、英語では9歳ごろに
ようやくすべての読みスキルが身に付くということになっています。
小学校1年生でもまだまだ”読める& . . . 本文を読む
Common Myth about Dyscalculia
http://ncld.org/types-learning-disabilities/dyscalculia/common-myths-about-dyscalculia
学習障害の中には、
算数障害(dyscalculia)と呼ばれるものもあります。
うちの子はずいぶん長い間、”桁”の概 . . . 本文を読む
昨日ひさしぶりにMくんパパから近況をお知らせ頂いて
嬉しかったのでシェアさせて頂きます。
もう約一年ほど前になるのでしょうか。
小学生1年生になったばかりのMくんが、
お父さんにつれられて、チャレンジ教室に見学に来ました。
お父さんが心配されていたのは、
一年生になってもひらがなやカタカナの文字がちゃんと書けない、
ということでした。
もしかして見え . . . 本文を読む
第6回 学習環境を整えるって?(2)
続きです。
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これも、『英語教育』で紹介した内容とほぼ同じです。
実際にチャレンジ教室で使用している、
個別に対応できるツールを紹介しています。
子どもひとり一人が落ち着いて学べる環境を整えることが
何よりも優先です。
その手間を惜しんでは、
結局子どもへの叱責を増やすことになります。
&n . . . 本文を読む
第5回 学習の環境を整えるって?(1)
すみません、編集できないので
撮影最中に少し言葉が足りなかったり、間違えたりしているところがあるのですが
そのままアップしています。
とにかく気らく~~にお話ししているから続けられるので、
その辺も大目に見てください~。
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内容に関しては、主に
子どもが学ぶ環境への . . . 本文を読む
第4回 国語のアセスメント(1)
お試しでビデオレターっぽく、
講義というほどでもない雑談のような感じで気楽にテスト配信中。
国語を使ったアセスメントのパート1です。
そのほかのYouTube動画も以前のトピックを整理してこちらにまとめました。
第1回「ごあいさつ」 http://www.youtube.com/watch?v=oSjikg . . . 本文を読む