(備忘録としてまとめます)
アルファベット文字の習得は、容易な子もいれば、そうでない子もいます。
それが普通ですが、容易ではない児童の場合、学校や塾での支援はあまりないようですので
少しまとめてみました。
文字認識段階でのつまきとしては、
文字を正しく認識できる(視覚)、形を思い出せる(記憶)、鉛筆が思った所に移動できて正しく動く(目と手の協応)の三点の弱さが、特につまずきの原因になりや . . . 本文を読む
神戸の中学校はもうすぐ夏休み。
明日が終業式の所も多いのではないでしょうか。
さて、夏休みと言えば、宿題ですね・・・
英語とは関係ないのですが、
チャレンジ教室では、不定期ですが、休みの前に「予定を立てる」日を設けています。
そもそも、
・自分の宿題がどの程度の量があるのか感覚的に把握していない
・夏休みが何日あって、自分の予定(旅行など)がどうなって . . . 本文を読む
先日、中学生への単語指導で、Word Wizardを使用したスペリング練習の例を紹介しました。
(「単語のスペルを覚える~アプリを使った例」)
ですが、あれから数名の方に紹介している時に、
やはり設定などがすべて英語なので自力でなんとかできる英語の先生はともかく、
保護者の方には難しいかもと感じましたので、
設定の方法を少し詳しく書きます。
また、作成した単語リストのシ . . . 本文を読む
今日は、最近はじめた学習記録アプリ、Study Plus についてです。
もともと、チャレンジ教室の子たちはとても勉強していると思うのですが
指示はこちらで出すものの、自宅で何をやってるのかわからないこと、
また、
教室はいまはお休み期間なのですが、
学校の勉強は始まっているので、オンラインでのサポートのつもりで始めました。
もっとよいアプリがあるかもしれませんが、
. . . 本文を読む
手先のコントロールが苦手な子どもたちや、
文字の反転などが起きやすい子どもたちが結構います。
そういう子どもたちに、いくつかの段階を経て
標準ノートが使えるように持って行けないかとずっと思っていました。
また、背景色も白地ですと見えにくかったり
目が痛くなる子がいるので、色つきのモノがほしいなと思っていましたので
2年ほど前に作ったのを掘り出して、紹介し . . . 本文を読む
チャレンジ教室中学生向けに、教科書対策の続きです。
(あんまり気が進まないんですが、これはこれと割り切って・・・)
先日書いたアプリのほかに、
単語のスペルを覚えるためにどのような方法があるのか
いくつか考えていました。
これまでいくつか試した方法は以下です。
1.段ボールなどざらざらしたものの上でなぞりながら、綴りを音声化しながら練習す . . . 本文を読む
チャレンジ教室で2014年度に使用した英語のアプリを以下にまとめます。
アプリは決して与えて終わりではなく、一人一人がどこまでどのように進めているかを把握しながら子どもたちに使い勝手などの感想を聞きながら回数や時間を決めています。
ipadを使い始めて3年になりますが、こうしたアプリの利点は、1名の教員では限界がある「一人一人に合わせた繰り返し練習」ができること、英語ならではの「音と意味」を結 . . . 本文を読む
今日はセルム(BBカード)の難波先生と研修会について
電話でお話ししていた際、
「BBカードの基本センテンスをほとんどリピートできて意味がわかるようになったら次の段階どうするんでしょうか」
という私の質問に、
「村上先生は、何を入れたいの?」という質問が返ってきて、
「あっ、マニュアルみたいにこれのつぎはこれって、決まってるわけじゃないんだ!」
と気づいたのが、本日の収穫。
入れ . . . 本文を読む
ディスレクシア児はフォントによって
見える、見えないが大きく影響されるということがわかっています。
(そこに色も関係してくるんですよー)
英字フォントに関しては以前も紹介したことがありますが
こちら(↓)のサイトで紹介してくれているので参考にしてください。
http://kenz0.s201.xrea.com/weblog/2012/09/Open-Dyslex . . . 本文を読む
毎年、中学生が持ってくる学内テストを見ては、
「こういうところが読みにくいんだけどなあ」
「フォント変えて欲しいなあ」
「これは、指示が日本語としておかしいやろ」
など、生徒目線で見ているのですが、
今年初めて、中学生の期末テストでマークシートにしているものを見ました。
(下の写真)
全問がマークシートというわけではありませんでした。
100点 . . . 本文を読む
昨年(2012/01/16)アップしていたアプリについてのブログに少し加筆修正しました。英語の部分はあまり変更ありません。
注:説明は私個人の感想です。有料のアプリも含まれます。
1)線や字を書く練習に使ったアプリ 間違いばかり指摘され、“消す行為”がつらくて書くのを嫌がる子が多いです。そういう子には、指で書かせるのがいいです。
&nb . . . 本文を読む
『LDの漢字学習とその支援』という本を読んでいて、
“一斉指導における個別的支援の配慮” というコラムがありました。
さまざまな困難を抱える子どもたちを前に、
個別に対応したいと思いながらも、
一斉指導の授業を行い、十分な体制がとれていない状況で、
では、どうすれば担任教師の負担をなるべく少なくしたまま、
個別的な配慮ができるか、という内容でした。
簡単に項目だけ . . . 本文を読む
応用行動分析の、ABCって、絶対に大人の行動を
客観的に、冷静に変化させるのにいいよなー
と思ってます。
たとえば じぶん とか。
ちまたの本は、「子どもの問題行動をABC分析で指導」とかいろいろあるんですが
いやまてよ、自分の問題行動すら変えられないのに
子どもにできるんかなあ?
と思います。
それに、「ABC分析やったって、そんなので効果があるとは思えない . . . 本文を読む
小学校の子どもって、筆箱をよく落としませんか?
しかも、四角くて革製でしっかりした高いヤツを、
グジャグジャ色を塗ったり
フタと本体を、切り分けてしまったり、
鉛筆をきちんと入れるべきところに入れるのが面倒で
なんかバラバラにいれてたりしませんか?
わたしはそれが悩みというか、
この筆箱なんとかならないかなあ~って思ってました。
だって、筆箱が傷んでいるのを見るのもいやだった . . . 本文を読む