パラリンピックは原則無観客で行うことが決定されましたが、自治体によっては学校連携観戦でしたか、児童生徒の観戦を行わせるようです。これだけ、デルタ株によって年少者の感染が広がり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域が拡大していても、観戦を認め、観戦を進めようとする自治体や学校があることが信じられません。
何のための無観客なのか、国会審議でも政府の尾身分科会会長が、IOCのバッハ会長の再来日を痛烈に批判していましたが、なぜ子どもたちを集団で移動させ集団で観戦させなければならないのか。確かに、パラリンピック選手達も観戦者がいることが励みになるし、子どもたちの実際の競技を目の当たりにすることで、パラリンピックの意義を感じることはあるでしょう。
しかし、選手達は無観客を飲み込んで競技に参加していると思いますし、子どもたちも自らの意志を尊重してもらえる機会があるのか、このことで感染者が出たら誰の責任ですと明確に示しているのか、等々、結局、政治的にも組織的にも、それを利用しようとすることが目的になっているからでしょう。
函館市も、今日は小学校2校2件、中学校2校2件、高校1校1件の感染発表がありました。学校での感染拡大が危惧されている中、全ての学校行事が自粛を求められているにも関わらず、なぜパラリンピックは別なのか、国民にも、児童生徒達にも理解できる説明を求めたいと思います。
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