時任町会など7町会から、都市計画道路・駒場通の未整備分360mの早期整備の陳情が出されたことから、定例会中の常任委員会で陳情を閉会中調査事件として取り上げるよう発言し、他の会派の皆さんの賛同を得て、今日、経済建設常任委員会が開かれました。
進め方を協議するのかと思っていましたが、土木部からこれまでの経過と未整備の理由、市としての考えの説明を受けました。駒場通は、昭和4年に、時任町(市電中央病院前から千代台の間の信号のあるカーブのところ)から陸上自衛隊・駒場小学校前を通って国道278号(ローソンのところ)広野町までの約2260m、幅15mを都市計画道路として計画された道路のことです。
これまでに、昭和40年代から平成4年に欠けて、3区間の整備が終わり、360mだけ未整備のままとなっています。この間は道路の幅は4.7m~5.5mで、道路の両側に電柱も立ち並ぶ狭い道路ですが、近くに学校や病院があるため、また抜け道としても利用されるため、朝の多い時には1時間あたり360台の車が通行しており、人身事故や物損事故などが発声しています。
市も、他の都市計画道路の整備などがあったため未着手となっていたが、陳情を重く受け止めており、時期の明示はできないが整備する必要があるとの認識を示しました。
結果として、陳情処理としての調査は、今日の委員会で終了することになりましたが、委員会として市に早期整備を進めるよう求めるなどの提言を行うかどうかで、会派間の意見が割れて、私の民主市民ネットは陳情に対し常任委員会として意見をまとめて市に要請するべきだと主張し、日本共産党も同様の意見を述べましたが、新市政クラブと公明党、無所属の委員が、市の考えが分かったのだから必要ないとの主張で、委員数にすると同数ずつとなりました。
結果として、正副委員長が提言はしないとの提案があり、それを受け入れることにしました。私たちも結構利用する道路で、危ないなと慎重に車を運転しなければならない状態であることが分かっていますから、早期に整備に着手すべきだと思っています。
状況の理解があって、整備の必要性に異論がなくても、考え方はいろいろだなということを感じた1日でもありました。
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