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先日お伝えしていましたが、私鉄総連の交通政策・交通活性化策の推進に向けた取り組みとして、函館バスの労働組合としては渡島・檜山管内の全自治体を訪問して、後日回答をもらう要請書の手交や意見交換などを行いました。各首長さん方とも、親しく懇談してきました。
ただ、北斗市さんとは日程が合わず、今日訪問してきました。北海道新幹線開業まで300日を切り、開業間近に迫った自治体としての取り組みなど、詳しくは伺えませんでしたが、私たちもできる限りの知恵を出していかなければならないと感じました。
新しい交通体系の展開が、従来の認識を変えていく時代になってきましたが、実際の乗降動向は大きく変化している訳ではなく、利用者の減少傾向は全国的に続いています。
こんな時こそ、公共交通に携わる、あるいは関係する議員が一致団結して英知を働かせ、行政の支援も受けながら苦しい状況を克服しなければなりませんが、今年の道議選後に残念な出来事がありました。
それは、これまで道議会の民主党・道民連合の会派に所属していた民主党議員(党籍あり)や無所属議員(党籍ないが推薦議員)が、会派に所属せず新しい会派を結成したことです。民主党の支持層の幅を広げる、ウイングを広げるためと仰ったそうですが、その後の正副議長選での主張や委員長ポストの争奪戦を見ていると、単にポスト争いかと言う道民(私の回りではそう仰る方が圧倒的。私もそう思います)の声は誰も否定できません。
私たち(公共交通政策を推進したいと願う者たち)にとって悲しいのは、そうして会派を離れていった方々が、これまで交通政策の実現に尽力されていた方々だったことです。
分裂は、道議会内において民主党の主張力を弱めますし、道庁の議会操縦術を強める結果にしかなりません。結果として交通政策の停滞に結びつくことになるでしょう。それを、味方?仲間の議員が行って、当然(何が悪い?)の主張や行動が行われていることに、悲しい思いが募ります。
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