会報いしかり
第139号(令和 6年 6月23日)
いしかり手打ちそば同好会 初版発行:平成20年9月13日
〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256
URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo
祝!初二段位合格
■ 竹之内 俊和
「試験」と名のつく事に、10年近く縁もなく、その時の緊張感すら忘れてしまう程の遠い記憶…。
「緊張していませんよ」と周りの方に言っていたものの、
迎えた認定会当日は特訓での修正箇所ばかりが気になって甦る「緊張」という記憶。
ド緊張ガチガチ状態で早くも3回目のトイレへ。
挑む本番。衛生チェックで既に震え始める指。
開始のホイッスル。会場にこだまする麺棒の音が更に緊張感を高めていく。
感じる先輩方の熱い視線。
「時間内でやればなんとかなるから大丈夫!」と特訓や例会で指導していただいた先輩方からの言葉を思い出し、
緊張状態で真っ白になった頭とガチガチの体を40分フルに使ってなんとか見栄えだけは麺らしきものに…。
結果が出るまでは失敗ばかりが気になり、指導していただいた先輩方に申し訳なく6回目のトイレで一人反省会。
ダメだった時の言い訳も考えて、いよいよ結果発表!順調にゼッケン番号が読み上げられていく。
次第に近づく自分の番号。体温、血圧急上昇!吹き出す汗に高鳴る鼓動。次第に意識までも遠くなる…。
次だ!あっ呼ばれた!淡々と次の番号が読み上げられ、
ド緊張状態から次第に解放されていく中で感じたのは合格できた安堵感。
そして「絶対に一人の力だけではここまで出来なかった」という想いと指導していただいた先輩方への感謝でした。
認定会が終わった今でも思い出されるのは自分でも恥ずかしい位の「緊張」しかなかった初めての認定会です。
同好会のチームワークと応援という後押しがあって合格させてもらったという感じがしています。
本当にありがとうございます。
次回こそは「楽しみながら応援もできる認定会」になるよう練習頑張ります!
中西 恵美子
初段無事合格する事が出来ありがとうございました。
受検まで1ヶ月を切ったのに麺体を伸ばすのに苦労していて、指導員の言葉に焦るばかり。
あまりのひどさに言葉もない森下さんと居上がいてお先真っ暗で、石狩初の落伍者かもと。
そんな中、居上さんが重い麺棒を使うように持って来て下さり、そこから少しずつ前進する事が出来ました。
他にも切りが斜め、斜めになる原因を真剣に考えて下さった加藤さん。
頼りがいのある江藤師匠。本当にたくさんの先輩達の指導があり、
今回の合格と蕎麦打ちの一歩を踏み出す事が出来、感謝 感謝🙇
♀️ これからも美味しい蕎麦を打つ為に精一杯頑張っていきたいと思いますので、
よろしくご指導お願いします。
また多趣味な方達がたくさんいらっしゃる会だとわかってきて、
いろいろ感化させて頂きたいと思ってます。
私もキャンピングカーでいつか日本一周出来るよう、そちらにも実現に向けて邁進します。
『目標:秋までにのしの形が綺麗に出来、切りが上達する』
芳賀 雄一
長いようで短い40分間。この間、皆様は何を考えているのでしょうか?
入会当初は流れが解らず頭の中は混沌としていましたが、今はこんなことを考えながら楽しんでいます。
○準備【プロローグ】
登場人物の確認と、伏線の配置などを構想し…
○水回し【起】
粉と水の出会いから物語は始まり(物語の良し悪しは、ほぼここで決まる…らしい)…
○練り【承】
ツヤが出るまで物語は熟成され、菊の花びらに昇華して行き…
○延し【転】
麺棒の登場で、丸から四角へと物語は急展開しながら…
○切り【結】
刃物が登場し、いよいよ物語は佳境へ…
○片付け【エピローグ】
余韻を残しつつ、反省しきり。
意に添わず喜劇になったり悲劇になったりと駄作を作り続ける日々ですが、
師匠達のように安定して「名作」を生むことが究極の目標です。
そのためには修行を重ね、語彙(技?)を増やさなくては…。
認定会に向けて長期間の熱心なご指導・ご鞭撻と応援、誠にありがとうございました。
竹内 元貴
この度は、初段認定試験合格に向けて、ご指導してくださいました皆様、
本当にありがとうございました。
本同好会への入会きっかけは、私が蕎麦好きで、
「自分で蕎麦を打つ」という人生の目標があったからです。
友人と年末に「さとらんど」へ蕎麦打ち体験をし、
その際に「石狩そば同好会」の勧誘を受け、入会しました。
入会し、四か月程度で初段を受験することにし、絶対合格、
あわよくば入賞を目標に特訓に励みました。
特訓では、ワンツーマンととても恵まれた環境を用意していただき、
基礎からみっちり指導していただきました。
認定試験では、絶対に入賞し、指導していただいた皆様に恩返しをするという気持ちで挑みました。
結果、敢闘賞をいただき、目標の初段合格と入賞を果たすことができました。
来年は二段を目指し、さらには最優秀賞を目標に精進していきます。
今後とも、皆様に恩返しできるよう努めていきますので、
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
相澤 千春
蕎麦打ちの楽しさと奥深さを知り始めて、2年近くになりました。
この度は、諸先輩方の手厚いご指導と愛情に支えられて、
2段位合格することが出来ましたこと、心より感謝いたしております。
特訓では、皆さまの貴重な時間を割いていただきまして本当にありがとうございました。
3月、4月の限られた期間の中で、
理論的に理解できないと出来ないタイプの私に寄り添って指導して下さったことで、
私の中で、蕎麦打ちの情熱がどれだけ湧き上がってきたことか言葉で表すことが出来ないほどです。
教育担当のI先生には、いつも楽しく、明るく「違う・違う!伸ばし過ぎだって!」と
特訓の時に指導されていたのにも関わらず、
認定会当日ハラハラさせてしまい申し訳ありませんでした。
実は、タイマーがスタートしていなく、ステージ上のカウントダウンの時計を見ながらの蕎麦打ちは、
余裕があるように見えたみたいですが、内心ドキドキでした。
N先生には、「アイちゃんは、集中しているとき色々言われるのが苦手みたいだから、
動画撮影するから自分でよく確認した方良いね。それ見ながら一緒に振り返りしよう!」
私の心を読まれていた事とすごい洞察力に驚きながら、
素晴らしいコーチング指導で私の悩み事が徐々に解決していきました。
ご指導していただいた全てをここに記載する事は出来ませんが
、私が気付いたことを最後に書かせていただきます。
『特訓無しでは、蕎麦打ちの技術は向上せず』。
『蕎麦打ちの各工程には理論があることを忘れてはいけない』。
いしかり手打ちそば同好会 交流推進部 研鑽会 5/19
5月19日(日)“いしかり手打ちそば同好会”と“分いしかり札幌星置そば道場”は
姉妹関係にある手打ちそば同好会です。
今後も互いの友好関係を深めて技術の向上を目指すために交流研鑽会を開催いたしました。
交流研鑽会は、各同好会から2組(1組4人)ずつエントリー。総合と部門別(水回しと練り、
地のしから四つ出し、肉分けからたたみ、切り)で審査を行いました。厳正な審査の結果
総合優勝は星置B班、準優勝:星置A班
部門賞では
・水回し~練りの部
最優秀賞:加藤さん(石狩)優秀賞:浜田さん(星置)
・地のし~四つ出しの部
最優秀賞:糸谷さん(星置)優秀賞:増山さん(星置)
・肉分け~たたみの部
最優秀賞:佐藤(薫)さん(星置)優秀賞:佐藤(幸)さん(星置)
・切りの部
最優秀賞:木村さん(石狩)優秀賞:林さん(石狩)
審査員イケおじ賞:田村さん(星置)
次回は頑張りま賞“いしかり同好会”でした。