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いしかり手打ちそば同好会

北海道石狩市にて、そばを通じて食文化の普及、そばの効用等の啓蒙、手打ちそば技術、そば料理の研鑽等をしているグループ

会報 いしかり 第139号

2024-06-19 22:34:13 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第139号(令和 6年 6月23日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

祝!初二段位合格

■ 竹之内 俊和 

「試験」と名のつく事に、10年近く縁もなく、その時の緊張感すら忘れてしまう程の遠い記憶…。

「緊張していませんよ」と周りの方に言っていたものの、

迎えた認定会当日は特訓での修正箇所ばかりが気になって甦る「緊張」という記憶。

ド緊張ガチガチ状態で早くも3回目のトイレへ。

挑む本番。衛生チェックで既に震え始める指。

開始のホイッスル。会場にこだまする麺棒の音が更に緊張感を高めていく。

感じる先輩方の熱い視線。

「時間内でやればなんとかなるから大丈夫!」と特訓や例会で指導していただいた先輩方からの言葉を思い出し、

緊張状態で真っ白になった頭とガチガチの体を40分フルに使ってなんとか見栄えだけは麺らしきものに…。

結果が出るまでは失敗ばかりが気になり、指導していただいた先輩方に申し訳なく6回目のトイレで一人反省会。

ダメだった時の言い訳も考えて、いよいよ結果発表!順調にゼッケン番号が読み上げられていく。

次第に近づく自分の番号。体温、血圧急上昇!吹き出す汗に高鳴る鼓動。次第に意識までも遠くなる…。

次だ!あっ呼ばれた!淡々と次の番号が読み上げられ、

ド緊張状態から次第に解放されていく中で感じたのは合格できた安堵感。

そして「絶対に一人の力だけではここまで出来なかった」という想いと指導していただいた先輩方への感謝でした。

認定会が終わった今でも思い出されるのは自分でも恥ずかしい位の「緊張」しかなかった初めての認定会です。

同好会のチームワークと応援という後押しがあって合格させてもらったという感じがしています。

本当にありがとうございます。

次回こそは「楽しみながら応援もできる認定会」になるよう練習頑張ります!

 

中西 恵美子

初段無事合格する事が出来ありがとうございました。

受検まで1ヶ月を切ったのに麺体を伸ばすのに苦労していて、指導員の言葉に焦るばかり。

あまりのひどさに言葉もない森下さんと居上がいてお先真っ暗で、石狩初の落伍者かもと。

そんな中、居上さんが重い麺棒を使うように持って来て下さり、そこから少しずつ前進する事が出来ました。

他にも切りが斜め、斜めになる原因を真剣に考えて下さった加藤さん。

頼りがいのある江藤師匠。本当にたくさんの先輩達の指導があり、

今回の合格と蕎麦打ちの一歩を踏み出す事が出来、感謝 感謝🙇

♀️ これからも美味しい蕎麦を打つ為に精一杯頑張っていきたいと思いますので、

よろしくご指導お願いします。 

また多趣味な方達がたくさんいらっしゃる会だとわかってきて、

いろいろ感化させて頂きたいと思ってます。

私もキャンピングカーでいつか日本一周出来るよう、そちらにも実現に向けて邁進します。

『目標:秋までにのしの形が綺麗に出来、切りが上達する』

 

芳賀 雄一

長いようで短い40分間。この間、皆様は何を考えているのでしょうか?

入会当初は流れが解らず頭の中は混沌としていましたが、今はこんなことを考えながら楽しんでいます。


準備【プロローグ】
 登場人物の確認と、伏線の配置などを構想し…

水回し【起】
 粉と水の出会いから物語は始まり(物語の良し悪しは、ほぼここで決まる…らしい)…
練り【承】
 ツヤが出るまで物語は熟成され、菊の花びらに昇華して行き…
延し【転】
 麺棒の登場で、丸から四角へと物語は急展開しながら…
切り【結】
 刃物が登場し、いよいよ物語は佳境へ…
片付け【エピローグ】
 余韻を残しつつ、反省しきり。

意に添わず喜劇になったり悲劇になったりと駄作を作り続ける日々ですが、

師匠達のように安定して「名作」を生むことが究極の目標です。

そのためには修行を重ね、語彙(技?)を増やさなくては…。

認定会に向けて長期間の熱心なご指導・ご鞭撻と応援、誠にありがとうございました。

 

竹内 元貴

この度は、初段認定試験合格に向けて、ご指導してくださいました皆様、

本当にありがとうございました。

本同好会への入会きっかけは、私が蕎麦好きで、

「自分で蕎麦を打つ」という人生の目標があったからです。

友人と年末に「さとらんど」へ蕎麦打ち体験をし、

その際に「石狩そば同好会」の勧誘を受け、入会しました。

入会し、四か月程度で初段を受験することにし、絶対合格、

あわよくば入賞を目標に特訓に励みました。 

特訓では、ワンツーマンととても恵まれた環境を用意していただき、

基礎からみっちり指導していただきました。

認定試験では、絶対に入賞し、指導していただいた皆様に恩返しをするという気持ちで挑みました。

結果、敢闘賞をいただき、目標の初段合格と入賞を果たすことができました。

来年は二段を目指し、さらには最優秀賞を目標に精進していきます。

 今後とも、皆様に恩返しできるよう努めていきますので、

ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

相澤 千春

蕎麦打ちの楽しさと奥深さを知り始めて、2年近くになりました。

この度は、諸先輩方の手厚いご指導と愛情に支えられて、

2段位合格することが出来ましたこと、心より感謝いたしております。

特訓では、皆さまの貴重な時間を割いていただきまして本当にありがとうございました。

3月、4月の限られた期間の中で、

理論的に理解できないと出来ないタイプの私に寄り添って指導して下さったことで、

私の中で、蕎麦打ちの情熱がどれだけ湧き上がってきたことか言葉で表すことが出来ないほどです。

教育担当のI先生には、いつも楽しく、明るく「違う・違う!伸ばし過ぎだって!」と

特訓の時に指導されていたのにも関わらず、

認定会当日ハラハラさせてしまい申し訳ありませんでした。

実は、タイマーがスタートしていなく、ステージ上のカウントダウンの時計を見ながらの蕎麦打ちは、

余裕があるように見えたみたいですが、内心ドキドキでした。

N先生には、「アイちゃんは、集中しているとき色々言われるのが苦手みたいだから、

動画撮影するから自分でよく確認した方良いね。それ見ながら一緒に振り返りしよう!」

私の心を読まれていた事とすごい洞察力に驚きながら、

素晴らしいコーチング指導で私の悩み事が徐々に解決していきました。

ご指導していただいた全てをここに記載する事は出来ませんが

、私が気付いたことを最後に書かせていただきます。

『特訓無しでは、蕎麦打ちの技術は向上せず』。

『蕎麦打ちの各工程には理論があることを忘れてはいけない』。

 

いしかり手打ちそば同好会 交流推進部 研鑽会 5/19

519日(日)“いしかり手打ちそば同好会”と“分いしかり札幌星置そば道場”は

姉妹関係にある手打ちそば同好会です。

今後も互いの友好関係を深めて技術の向上を目指すために交流研鑽会を開催いたしました。

交流研鑽会は、各同好会から2組(1組4人)ずつエントリー。総合と部門別(水回しと練り、

地のしから四つ出し、肉分けからたたみ、切り)で審査を行いました。厳正な審査の結果

総合優勝は星置B班、準優勝:星置A

部門賞では

・水回し~練りの部

最優秀賞:加藤さん(石狩)優秀賞:浜田さん(星置)

・地のし~四つ出しの部

最優秀賞:糸谷さん(星置)優秀賞:増山さん(星置)

・肉分け~たたみの部

最優秀賞:佐藤()さん(星置)優秀賞:佐藤()さん(星置)

・切りの部

最優秀賞:木村さん(石狩)優秀賞:林さん(石狩)

審査員イケおじ賞:田村さん(星置)

次回は頑張りま賞“いしかり同好会”でした。

 

 

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会報 いしかり 7月~10月 例会担当班・スケジュール

2024-06-19 22:24:41 | 会報 いしかり

  ◇例会 班編成

  受付 計量/清掃 厨房 デモ
7月 4班 2班 3班 1班
8月 3班 1班 2班 4班
9月 2班 4班 1班 3班
10月 1班 3班 4班 2班

 

スケジュール

月 . 日 イベント名 開催市町村
7月6日   そば道北海道道南地区予選会 苫小牧市
7月7日 石狩公民館祭り  
  初・二段位認定会 苫小牧市
7月13日 例会例会  
  初・二段位認定会 幌加内町
  五段位筆記試験 石狩市
7月14日   五段位筆記試験 石狩市
7月20日 市民そば打ち教室  
7月21日 蕎道塾「十割そばを打つ」  
7月28日 例会/役員会  
8月3日 市民そば打ち教室  
8月6日 光塩学園そば打ち教室 札幌市
8月25日 例会/役員会  
  指導員指導技術講習会 石狩市
8月30日 幌加内新そば祭り準備 幌加内町
8月31日 幌加内新そば祭り1日目 幌加内町
9月1日 幌加内新そば祭り2日目 幌加内町
9月7日 市民そば打ち教室  
9月8日   そば道そば打ち技術向上研修会(四段位) 東神楽町
9月14日 例会  
  そば道そば打ち技術向上研修会(五段位) 幌加内町
9月15日   そば道そば打ち技術向上研修会(五段位) 幌加内町
9月22日 例会/役員会  
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会報 いしかり 第138号

2024-05-26 21:12:58 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第138号(令和 6年 5月26日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

令和6年度定期総会

令和6225日石狩公民館で令和6年度の総会が開かれました。

提案された令和5年度の事業報告・決算報告、令和6年度の事業計画・予算、会則の改訂、

役員の改選について慎重に審議され、提案された議案についてすべて承認されました。

会則の主な改訂は、新たに「文化推進部」と「交流推進部」の2部門を設けました。

交流推進部は“女性や若年層加入促進”と“そば食文化の研究と実践を図る”ことを、

交流推進部は“そば打ち団体との交流推進”と“地域間交流推進”などを主な目的にしております。

役員は次のとおりで、任期は令和8年までの2年です。よろしくお願いいたします。

会長:藤 田 宜 且(重任)

副会長:後 藤 篤 雄(重任)

事務局長:塚 越   智(重任)

事務局次長:青 木 耕 一(新任)

総務部長:木 村 泰 夫(新任)

経理部長:富 田   樹(重任)

資材部長:成 田 直 喜(重任)

広報渉外部長:小 椋 修 次(重任)

教務部長:居 上   栄(重任)

事業部長:森 下 隆 平(新任)

文化推進部長:大 西 由美子(新任)

交流推進部長:佐々木 則 子(新任)

蕎道塾長:後 藤 篤 雄(重任)

会計監査:海 田 セイ子(重任)

会計監査:小 柳 義 則(新任)

 

〇事業部長に新任させていただきます  森 下  隆 平

同好会の皆様へ

この度、志摩事業部長の後任で同好会の事業部長を担当させていただくことになりました森下です。

まず始めに長年事業部長を担当していただいた志摩さんへは大変お疲れ様でした。

私は事業部の仕事についてはまだまだ未熟者でございますが、

皆様の経験と知識に振れる機会を得られることを大変楽しみにしております。

そば打ち同好会は、そばに対する情熱と技術の向上を目指し、

会員同士が協力し合いながら成長していく場です。

私は、このような熱意と努力を共有する仲間と一緒に活動できることを光栄におもいます。

事業部としての役割を果たす中で、私は会員の皆様の声を大切にし

、情報を分かりやすくお伝えすることを心掛けます。

また、皆様の活動や成果をイベントで広く紹介することで、

そば打ち同好会の存在をより多くの人に知っていただけるよう努めてまいります。

皆様からのご意見やご要望など、いつでもお気軽にお聞かせ下さい。

私は皆様の活動を最大限にサポートし、「いしかり手打ちそば打ち同好会」の

魅力を広める一助となれるよう努力してまいります。

今後とも、より一層の活気あるそば打ち同好会の発展に向けて

頑張ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

 

総務部長の就任にあたって  木 村 泰 夫

今年度より総務部の部長に任命されました木村です。

各部署との連携を良くしていく事で月2回の例会をスムーズに運営していく事や

同好会主催の認定会で、受験者から参加申込書を頂き、

当日の認定会に安心して挑戦できるように事務処理をしていく事や、

部外会議等の行事毎をスムーズに運営出来るようにして行きたいと思います、

それには皆様の協力が無ければ会運営も難しいと思われますので協力の程宜しくお願い致します。

ちょつと寄り道『私を手打ちそばに目覚めさせた方は会社の先輩でありました田〇 仁さんです。

「今そばを打ったけど取りに来れる」の電話を頂き早速頂きに参上、即、茹で、

え~っこんなそば(当時60才位)食べたことが(そばをほとんど食べない奥様も同様に)

な~いと口を揃えて一言。それから定年を迎え他の会社で働く機会があり、

その会社に旧会社の先輩で有りいしかり手打ちそば同好会所属の増〇さんがいました。

2ヶ月後位に増〇さんが使っていたそば道具(包丁、刷毛、のし板,前掛け等)が

私の手元に届き何日に例会しているからおいで(やや命令調)いやいや行くと

皆さんつりざおケースを担いでおり、あれ~場所間違ったと驚いたことを覚えております。

今思えば田〇さん、増井〇さんのお陰で美味しいそばを打てるようになりました有難うございます』。

 

◇初・二段位認定会技能審査いしかり認定会

令和6年4月27日に石狩北コミュニティセンターで初・二段位の認定会が開かれました。

初段位に21名、二段位に14名が受験され見事全員が合格されました。

当会からは初段位に竹内元貴さん、中西恵美子さん、芳賀雄一さん、竹之内俊和さんの4名。

二段位に相澤千春さん、久保田孝明さん、中村富光さん、大友政彦さん、土井祐子さんの5名がエントリーしました。

なお、初段位の竹内さんと二段位の相澤さんが敢闘賞を受賞しました。おめでとうございました。

 

◇全麺協北海道支部定期総会

和6年5月11日に全面協北海道支部の定期総会と、北海道支部創立20周年記念式典、

記念祝賀会が滝川市ホテル三浦華園で開かれました。

総会では令和5年度の事業報告、決算報告及び令和6年度事業計画計画案、

予算案など提案された議案がすべて可決承認されました。

〇 総会で改定された主な内容は

・支部の規約、規定の改定

 支部の発展のため、規約の会員の構成員に公共的団体正会員を新たに加えました。

  • 部の業務分担

 女性青年部を新たに創設し、女性、青年の会員拡大やそば食、

 フードロスの活動を視野に支部の一層の活躍を図ることとなりました。

・役員改選で当会からの役員には、塚越智さんが事務局長(重任)、

 小椋修次さんが事務局次長(新任)に就任されました。

〇 記念式典

 来賓に全麺協理事長中谷信一様をはじめ芳田時夫東日本支部長、森一夫中日本支部長、

篠原美文西日本支部長等にご臨席いただき盛大に式典が行われ、

これまで功績のあった10人の方々および3団体が表彰されました。

 当会関係分は

・佐藤公二男さん(当会顧問、審査員として長年にわたり北海道支部の発展に寄与)

・いしかり手打ちそば同好会(段位認定会を20回以上開催)

 記念講演では落語家、真打三遊亭金也さんの「そばと落語」と題したお話をいただきました。

金也さんはそば打ちに造詣が深く、全麺協4段位に認定されており、

今年五段位を目指ているとのことでした。落語はそばの定番「時そば」を披露されました。

 

○そば道北海道大会

そば道北海道道央地区予選会が5月18日に江別市の都市と農村の交流センター「えみくる」で

開かれました。

この予選会には三段位が10名(6団体)、四段位は12名(6団体)の参加がありました。

当会からは4段位の部に大西由美子さんと松本道博さん(星置そば道場)が参加され、

四段位の最優秀賞に大西さんが選ばれました。2年連続の最優秀賞です。

11月に中標津町で開催されるそば道全道大会に出場が決まりました。

 

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会報いしかり 138号  スケジュール

2024-05-26 21:04:57 | 会報 いしかり
  受付 計量/清掃 厨房 デモ
6月 1班 3班 4班 2班
7月 4班 2班 3班 1班
8月 3班 1班 2班 4班
9月 2班 4班 1班 3班

 

月 . 日 イベント名
6月1日 市民そば打ち教室
  五段位筆記試験勉強会
6月8日 例会
6月9日   四段位認定講習会(東神楽町)
6月9日 蕎道塾「ガレットを作る」
6月16日   全麺協定時総会(東京)
6月22日   初・二段位認定会(奈井江町)
  そば道北海道空知地区予選会(奈井江町)
6月23日 例会/役員会
  初・二段位認定会(新得町)
7月6日 市民そば打ち教室
  そば道北海道道南地区予選会(苫小牧市)
7月7日   初・二段位認定会(苫小牧市)
7月13日 例会
  初・二段位認定会(幌加内町)
  五段位筆記試験勉強会(石狩市)
7月14日   五段位筆記試験勉強会(石狩市)
7月21日 石狩公民館祭り
7月28日 例会/役員会
8月3日 市民そば打ち教室
8月25日 例会/役員会
  指導員指導技術講習会(石狩市)
8月30日 幌加内新そば祭り準備
8月31日 幌加内新そば祭り1日目
9月1日 幌加内新そば祭り2日目
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会報いしかり 第137号 

2024-02-29 20:26:04 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第137号(令和 6年 2月25日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

「新 年 の ご 挨 拶」 会長  藤 田 宜 且

新年明けましておめでとうございます。

元旦早々能登半島で大地震が発生し、大変な被災者が出るなど、本当に心の痛む思いの年明けでした。

あらためて被災地の早い復興を念じます。

会員の皆様におかれましては、今年一年を事故もなく、健やかに過されることを祈念申し上げます。

私も、昨年は3月に東京の麺業会館において六段を取得し、6月の全麺協総会に出席し、

また11月には第1回全麺協そば道五段位全国大会に参加するなどして、

昔ながらのそば仲間とも再開し、旧交温め、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

また、昨年は幌加内そば祭りに「いしかり手打ちそば同好会

として念願の出店を果たすなど、忙しく、そして楽しい時間を過ごすことができました。

その疲れが出たかどうか分かりませんが、暮れの12月29日に新型コロナウイルスに感染し、

家族に感染しても困るので石狩病院に10日間の入院、本当に寝正月でした。

お蔭で病状は楽でした。

皆様も、コロナウイルスとインフルエンザがまだ流行っているそうですので、用心して、

体力を付け、そしてそば打ちを楽しみましょう。

  

 

「入会にあたって」 椿  雅 美

私がそば打ちを始めたきっかけは、今は亡き妻の一言でした。

私自身、蕎麦よりもうどんが好きなのですが、友人から貸してもらったそば打ちのCDを妻と観ていた時、

妻からの一言「こんなそば,いつでも食べれたらいいね。」の一言でした。

たいしてそばには興味はなかったのですが、それなら俺が習って作ってあげるよと発奮、

そば打ちしていた先輩に紹介して頂き、釧路そば打ち同好会に入りました。

週一回土曜日の練習が始まりました。定年退職した60歳の時でした。

釧路そばうち同好会はその当時、作間和夫さんを代表に約30名の会員で、

毎週水曜日午前、木曜日午前、土曜日午前午後とその中で一回作間夫婦に指導して頂き、

粉は「弟子屈産の摩周」を基本に練習、打てるようになればいいと思い通っていたのが気が付いたら10年が過ぎ、

私は作間さんに代わり代表になっていました。

現在は45名の会員です。

辛いコロナの時を過ごし、練習も規制される中、皆が一堂に集まることもなく、

イベント、飲み会も無しでなかなかコミュニケーションが取れず、

練習が正常に戻っても、なかなか前の様にはなれませんでした。

役員が集まり、どうしたら活性するか何度も話し合っていました。

コロナ前に、市の依頼によるそば教室も市の都合でなかなか再開できず、

そうしている内に私事ですが、

昨年一月に妻を亡くし、志半ばにして後ろ髪引かれる思いの中、

一大決心して一人で住む釧路を離れ、子供達のいる札幌に移住してきました。

札幌でのそば打ちはどうしようかと、全面協北海道支部事務局長の塚越さんに相談したところ、

石狩同好会を紹介して頂き今日に至っております。

石狩そば打ち同好会は活動が活発でまた、人の多さにも驚きました。

きちんと組織化されており、釧路同好会にとってはとても良い見本だと思います。

2月中旬に釧路同好会の総会があり私は、代表最後の挨拶をしてきます。

ぜひ石狩そば同好会の様子をお話ししてきたいと思います。

そして、石狩そば同好会の活動を参考に、これからも釧路そば打ち同好会の仲間たちに、

アドバイスしていきたいと思います。

まだ石狩同好会では慣れれなく、お名前もなかなか覚えきれなく、

ルールも解らないまま過ごしていますが、徐々にイベント等に参加して行きたいと思います。

同好会にはバイクに乗る方も何人かいらっしゃる事がわかり、

私もバイクが趣味ですので、一緒にツーリングできたらいいなと思ってます。 

皆さん、よろしくお願いします。

 

令和6年初イベント

■ OMF日本語センター訪問

令和6年の初イベントとして、120OMF 日本語文化センター(JLCC)で、 手打ちそばを楽しむ会が開かれました。

OMFOverseas Missionary Fellowship)は、国際的なキリスト教超教派(プロテスタント)の宣教団体で、

東アジアの人々への宣教活動を行っています。

また、OMF 日本語文化センター(JLCC)は、

宣教するために来日した宣教師の人たちに日本語と日本の文化を教える OMF 付属の語学学校です。

田村美知子さんは、この学校で、長年、日本語を教えていた縁で、日本の食文化を知ってもらうために、

そば会を開いてはどうかと提案し、役員会とOMF双方話し合いの末、今回、実現にこぎつけました。

当日は、大人 24 名、子供 11 名、教師たち 6 名、計 40 名ほどで、デモ打ちがあり、

そばにちなんだクイズがあり、通訳の方の助けを借りながらも、楽しい雰囲気で盛り上がりました。

 

当同好会会員が、腕によりをかけた"海老天もり"は、お替わり自由で、皆さん「大変おいしい!」 と好評でした。

アンケートもお願いしましたが、「冷たいそばを食べたのは、初めて!」、

「うどんとラーメンしか食べたことがない」、「もっと、手打ちそばを食べる機会があったら、うれしい!」、

「もう、町のお蕎麦屋さんで食べられない。全然違う!」などの感想をいただきました。

外国人にとって、手打ちそばは、まだまだ知りたいことがいっぱい!の世界のようです。

今後も手打ちそばを核に交流を深めたいと思っておりますので、

皆さんのご協力をお願いいたします。

 

  • サッポロさとらんどそば打ち教室

サッポロさとらんどが今年から開催した「かまくらイルミ」で

215日~17日の3日間そば教室が開かれ、3日間とも満員の盛況でした。

これで令和5年度のサッポロさとらんどそば教室は全て終了しました。

 

 



 

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作業班&イベントスケジュール    ~3/31

2024-02-29 20:24:49 | 会報 いしかり

作業班

  受付 計量/清掃 厨房 デモ
2月 1班 3班 4班 2班
3月 4班 2班 3班 1班
4月 3班 1班 2班 4班
5月 2班 4班 1班 3班
6月 1班 3班 4班 2班
7月 4班 2班 3班 1班

 

■イベント情報 (〇は当会事業)

月 . 日 イベント名
3月2日 初・二段位特訓
3月9日 例会
3月10日 初・二段位特訓
3月16日 初・二段位特訓
3月17日 蕎道塾「更科そばを打つ」
初・二段位特訓
3月20日 初・二段位特訓
3月23日 初・二段位特訓
3月24日 例会/役員会
3月30日 初・二段位特訓
3月31日 初・二段位特訓
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作業班&イベント    ~3/24

2023-12-28 18:21:36 | 会報 いしかり

  作 業 班

 

月 . 日 イベント名
12月24日 例会/役員会
12月30日 そば道場市民そば打ち教室⑧
1月13日 例会
1月28日 例会/役員会
2月10日 例会
2月25日 例会/役員会
3月9日 例会
3月24日 例会/役員会
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会報いしかり 第136号 12/24

2023-12-28 17:34:13 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第136号(令和 5年 12月24日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

幌加内町新そば祭りを初めて経験(所見)  事業部長:志摩達也

2023幌加内町新そば祭りは、幌加内町が作付け面積日本一のそば所で、何とかそれを生かせないか、

と新そば祭りを始めたと聞いております。

幌加内町約1,300人の町で、全国から約50,000人のそばファンが集まるとは、その素晴らしさに感動致します。

同好会は、地元「白樺」の打ち手を長くお手伝いし、今年同好会として初めて念願のテントでお店を出店しました。

実施に向けて事業部を中心に拡大役員会で実行委員会を組織し、7つの部門に分け、それぞれ責任者を置き、活動しました。

実行委会議は、数か月前から下準備し、四回開催しました。


全体売り上げ目標は1,600食。メニューは冷たい蕎麦(もり・もり天)、温かい蕎麦(かけ、かけ天)の四種類。

その売れる割合が天候・気温により変化し、予想をしながら設定することとしました。

北の郷工房のノウハウを教えて頂きましたので、それを参考に晴れを想定して、92日に640食、

3日に960食を目標としました(8月末の時点で、幌加内の当日は、雨の予想。

ところが直前になって、気温が高く、晴れの予報)。

今年の祭りは、2日間(9/23)で約49000人の人出になり、地元の幌加内高校は、

4,000食以上も売り上げ、地元 人気は毎年すごい行列をなしておりました。

その中で初めて参加した私たちの会は、約2,000食を売り上げ、出店14店舗中6番目の売り上で、大健闘を果たしました。

 

これも実行委・会員の皆さんの頑張りによるものです。 

初めてのことでもあり、勝手がわからず、不満等ありましたが、大変貴重な経験をしましたので、次につながるように生かすことが大切です。

最後に、特に白樺の中村様大変お世話になりました。

又、北の郷工房の赤松様、奥村様、幌加内そば本舗様、西焼寺様には、お世話になりました、心より御礼申し上げます。

また来年よろしくお願い致します。

  

 

五段位合格おめでとう!

10回そば道五段位認定本審査会が令和51027日~29日、新得町で開催され、佐々木則子さんが見事合格されました。
この審査会は全国から112名受験され、合格者69名でした。

佐々木さんからの喜びの声です

20121020日、奈井江で4段位認定を受けてから、5段受験を打診されるたび「今年は…」と断り続け10年が過ぎました。

今年は認定会場が北海道という事、次に北海道に来るのが5年後であることから、受けてみようと一大決心をし、

怠け者の私はまず、公表することで自分に覚悟をさせました。

昨年10月、4段粉を打ってみましたが惨敗。5段受験という大変な決定をしてしまったと反省、

そして後悔、でも公表してしまったし、やるしかない。こうして私の受験勉強が始まりました。

1月から学科試験の準備。でも全く身が入りません。小論文が通らないと学科試験が受けられないからです。

527日、28日のそば大学が終わり、小論文の課題が発表され、何とか通過して、

6月末から本格的に学科試験勉強が始まりましたが、今年の夏は暑すぎ!!
今年から学科試験の方法が変わり、1時間の授業の後に試験。2日間の辛いつらい学科試験。

715日、16日の学科試験が終わり、1027日、28日の本試験。27日午後から意見発表、28日午前の実技が私の予定。

“チーン”とベルが鳴りました。230秒の合図です。後30秒でスピーチが終わらせなければなりません。声は上ずり、心臓はバクバク。

5段合格したそば仲間が、学科試験の勉強の仕方を教えてくれました。

程よいプレッシャー、やんわりとした応援。沢山のそば仲間の応援が私をゴールまで走らせてくれました。

皆さんありがとう!!

怒涛のイベント協力ありがとう!!

9月からのイベントにご協力ありがとうございました。お陰様ですべて無事に終えることができました。

心から感謝申し上げます。

9月のイベント:幌加内町新そば祭り、市民そば打ち教室

10月のイベント:市民そば打ち教室、サッポロさとらんど新そば新米フェア、あいの里お土産そば、

        石狩市民文化祭、第5町内会・紅葉山町内会お土産そば、

        サッポロさとらんどそば教室、2023新そば北海道フェス

11月のイベント:第1町内会・中央町内会お土産そば、全麺協北海道支部そば道北海道大会決勝大会

        市民そば打ち教室、サッポロさとらんどそば教室

12月のイベント:市民そば打ち教室、茨戸ライラックハイツ訪問、サッポロさとらんどそば教室



2023年新規会員

今年の入会者を紹介します。

竹之内俊和さん、近藤八重子さん、松本道 博さん(四段位)、安井暁子さん、安井成人さん(ご夫婦)、

中本わかなさん、小林正春さん(今年四段位認定)、中山正敏さん、椿雅美さん(四段位)の 9 名が入会されました。

松本さんは分けいしかり札幌星置そば道場 で活躍されており、椿さんは釧路そば打ち同好会会長として活躍されていた方です。

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会報 いしかり 第135号

2023-07-11 18:51:43 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第135号(令和 5年 7月8日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

蕎麦と城巡り紀行Ⅱ

藤井 哲夫

5日目、チェックアウト後、善光寺近くの愚息の官舎を訪問し、駐車場に車を入れ替えて、

2日間、これまで行ったことの無い長野県内を案内して貰うことにする。

官舎は2LDKだが単身赴任3カ所目だけに手慣れた生活が窺われ安心する。

現職時代の自分の4回の単身赴任を思い出す。まず善光寺だが4年前の秋に訪れて以来2度目である

。商家が並ぶ仲見世通りを経由し徒歩で向かう。

参道に面したガラス張りの蕎麦打ち場でライブ蕎麦打ちする店舗を覗く客も多い。

御存知の通り善光寺は飛鳥時代に創建された約1400年の歴史を刻む古刹で、

本堂は国宝である。宗派の区別なく参拝するすべての人に極楽往生を約束する寺として信仰を集めてきた。
どの宗派にも属さない寺院だが、天台宗と浄土宗の僧によって守られてきた。

真宗大谷派(東本願寺)門徒の私も参拝させて戴いた。

また、7年に一度に挙行される絶対秘仏の前立本尊御開帳は令和3年の開催予定のところコロナ禍で1年遅れの昨年実施された。

参拝前々日の4月5日、本堂入口に公開中の「びんずる尊者座像」があろうことか白昼堂々盗まれた。

長野県警の迅速果敢な捜査によって、犯人はその日のうちに松本市内でスピード逮捕され、盗まれた座像も無傷で善光寺に戻った。

なんと罰当たりなことよ。釈迦の弟子で「びんずるさん」と呼ばれる像は「患部と同じ場所を触れると病が治る」とされる「なで仏」で、

平日とは言え多くの参拝者の中、どのように盗んで持ち出せたのか?昔の癖でつい考えてしまう。

再犯防止対策を講ずるまで再展示されておらず、触れれば悪いところが快癒するという言い伝えにあやかり、

密かに頭部を中心に撫でようとしたが叶わずに残念なことではあった。

次いで県内の著名な蕎麦の産地の一つ、奥社・中社など五社で構成される戸隠神社に向かう。

参道の途中に多数軒を並べる蕎麦茶屋の一つで、戸隠竹細工のざるに盛られた戸隠蕎麦を食する。

平安時代、山岳修験者の携帯食として蕎麦粉が重宝され、江戸時代に麺状の「そば切り」が始まり、

遠来の賓客や戸隠講の人々のおもてなし料理として広がったという。

店頭に秋の新蕎麦の入荷を知らせる「そば玉」がぶら下げられており、

目を引いた。酒造会社の軒先で新酒の完成を知らせる球形のあの「杉玉」の蕎麦バージョンである。

戸隠竹細工で鼓状の土台を作り、両端の鼓の部分だけに杉玉同様に杉の葉で成型するものである。

北海道では見られない伝統のそば文化に刮目した。

中社を参拝し御朱印をいただき、今夜の宿泊地である信州渋温泉に向かう。

チェックインに早かったので近郊の「地獄谷野猿公苑」に足を延ばす。

自然の中で伸び伸びと生息し、露天温泉にも入る野猿の親子に外国人観光客も大喜びであった。

その日の宿は愚息に手配してもらった江戸時代から13代目という若い主人が継承する旅館である。

熱い温泉と美味しい料理が印象に残った。

6日目、渋温泉をチェックアウトし湯田中温泉駅で長野電鉄に乗車し小布施駅に向かった。

この電鉄会社は小田急電鉄の旧ロマンスカーやJR東の成田エキスプレスの中古車両を観光列車として再稼働させ成果を上げている。

車内も平日なのに観光客を中心に満席近い。アイデア溢れる営業戦略である。

長野市内に入ると地下鉄に変身しJR長野駅地下に乗り入れている。

地元の豪商が寺に寄進するため、江戸から招いた浮世絵師の葛飾北斎が描いたという天井画がある岩松院を拝観するために小布施駅で下車した。

「人間50年」の時代に北斎88歳の作という「八方睨み鳳凰画」の天井画は、21畳大の荘厳で褪色もなく色鮮やかな大作で見事であった。

喜寿になったなど口幅ったいと大反省である。なお、同寺は豊臣秀吉の重臣で

、関ヶ原の戦いでも勇名をはせ広島城50万石の大大名となった戦国武将の福島正則が、

幕府の謀略によって信越地方に国替え45千石に移封(左遷)させられた。

その菩提寺であり、悲運の名将は霊廟に眠っている。

長野県の最終日であり松代に向かい、松代城址、更に幕末の思想家で、

吉田松陰・勝海舟・坂本龍馬にも影響を与え学問の神様と称される佐久間象山を祭った象山神社を巡った。

7日目、(最終日)長野市内のホテルをチェックアウトし新潟港に向かう。

まず新潟県西部の上越市で高田城址公園に寄る。折から桜祭りが開催中であったが既に葉桜目前の状態。

高田城は家康の六男松平忠輝の造営であるが、三重櫓は上越市発足20周年記念事業として平成5年再建された。

次いで国道253号・国道117号経由で、関越道に入り、長岡JCTで北陸道に合流しさらに日本海東北道を北上し新発田城に到着した。

満開の桜を背景に新発田城は荘厳であった。

新発田城は明治の廃城令で、陸軍省の管轄となり第二次大戦までは歩兵16連隊が使用し、

昭和28年からは陸上自衛隊第12旅団の第30普通科連隊が駐屯している。お城と自衛隊駐屯地が隣接する稀有な城である。

「高田馬場の助太刀」の忠臣蔵・堀部安兵衛の父が、辰巳櫓の今でいう管理役人を務めていた縁の城でもある。

この旅で結局、金沢城・松本城・上田城・松代城・高田城そして新発田城の六城を、巡ったことになった。

夕方早めに新潟港フェリーターミナルに到着し、22時発の苫小牧東港行きの「ゆうかり」(18000t)に乗船した。

8日目(移動日)フェリー「ゆうかり」は、午前5時ころ秋田港に寄港し、旅客とトラックの下・上船の作業をして再出港し、

昼前、津軽海峡を通峡し太平洋に出た。波浪静かで穏やかな航海が続いた。

渡島半島恵山を左に望みながら、午後4時45分定刻通り苫小牧東港に入港した。

帰途は18時間の航海、下船後日高道・道央道経由で、午後6時無事帰宅できた。

実に走行距離は1057㎞、交通ルールを順守して交通事故にも遭遇せずに、体調も崩さずに安全に旅行することが出来た。

8日間の旅程中、雨天は一日のみ天候にも恵まれた。これも神仏のご加護と、運転交代はできないがカーナビとともに、

助手席で安全確認のサポートをしてくれた妻のお陰かも知れない。

後期高齢者として更に安全運転の励行と、蕎麦文化の理解を深めた旅であった。

 

初・二段位認定会江別会場

521日江別市でそば道初・二段位認定会が開かれました。

当会からは福島ゆかりさんが二段位に挑戦し合格しました。なお最優秀賞を受賞です。

 

福島 ゆかり

昨年の4月いしかりでの2段受験。エントリーはしたものの左肩を痛めて辞退。今年こそは…と意気込むも認定会が4/29

毎年この日は職場のさとらんどの夏季営業開始イベントの日。

残念ながら、ホーム受験は叶わず、5/21江別にて受験し、皆様の励まし、助言、ご指導のおかげで無事合格致しました。

3組目で昼からの受験、12組を見てイメトレしていると、物の置く位置ややり方が個々違い“何が正解?”と焦りました・・迷いました・・・平常心を装いつつも、焦りました。

案の定、本番では、特訓では出来ている事が出来ない・・独特の雰囲気に吞まれました。捏ねでは3回目の水を入れるつもりが、まとまってしまい、水回し、

こんなにすんなりまとまってよい?もう不安でしかありません。

のしに入っても、周りはまだ捏ねてる。早すぎだわ~と思いながらも切りも半ばになると、皆さんと同じペースに。

切りに時間かける割にはうまくいかない・・・今後の課題です!

特訓から受験まで反省や気づきの多いそば打ちでした。

これからが、本当のそば打ちなのでしょうね・・・今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

 

市原磨さんシニア生粉打ち名人大西由美子さん最優秀賞に輝く

6月3日上砂川町で開催された「第9回北海道そば道シニア生粉打ち名人大会」で市原磨さんが見事名人位を獲得しました。

 また、520日に江別市で開かれた「そば道北海道大会道央地区予選会」で大西由美子さんが最優秀賞に選ばれ、11月に石狩市で開かれる決勝大会の出場権を得ました。

 

第9回北海道そば道シニア生粉打ち名人大会を終えて

市原 磨

今年は、名人戦も4月より順調に開催され、コロナ前に戻って来た様に思います。

3年前にシニアの年齢に成りましたが、以後大会は、コロナで中止に成りました。

今回は、何とかしたいと思い参加しました。

6月3日上砂川の会場に行くと、いしかりの関係者は一人も居ませんでした。

少し時間が経ってから会員の林さんが見学に来ているのを、見つける事が出来ました。凄く気持ちが、落ち着きました。

8年位前から名人戦の挑戦が始まりました。私を、この世界に誘って下さった先輩には、感謝の気持ちで一杯です。

又、新得、長万部、北斗等々の大会で多くの友人が出来た事は、私の財産だと思います。

今回の結果に満足する事なく、日々精進して行きたいと思います。

今日までご指導頂いた皆様、ありがとうございました。今後も、よろしくお願いします。

 

大西 由美子

そば道北海道大会道央地区予選に参加し、予選通過したうえ、最優秀賞を頂きホッとしています。

教務部員として、初・二段位を受験する方々に、あーだ、こーだと指導員として言ってましたが、

久しぶりの40分の壁は、キツかったです(本当に)。皆様の頑張りに敬意を表します。

私もめちゃくちゃ練習しました。5月に入ってからは毎日2回打ち、今年に入ってからを含めると100kgは打ちました。

例会時に、会長始め、諸先輩の方々からの的確なアドバイスはとても勉強になりました。

苦手としていた箇所の修正の仕方等を教えて頂き、それが結果に繋がったと思います。

ひたすら打って練習して、理解していく反復練習の日々でしたが技術、所作など少しは成長したのかとなと思います。

例会は、わからない所を練習、勉強するのに素晴らしい場所です。

上段位者のそば打ちを間近で見ることかでき、すぐ聞くことができます。

みんなで楽しく、そば打ちしましょう!!

 

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広報 いしかり 第133回  スケジュール編&班当番表

2023-07-11 18:50:44 | 会報 いしかり

■例会 担当班

  受付 計量/清掃 厨房 デモ
7月 4班 2班 3班 1班
8月 3班 1班 2班 4班
9月 2班 4班 1班 3班
10月 1班 3班 4班 2班

 

■7月度 スケジュール

月 . 日 イベント名
7月1日 そば道場市民そば打ち教室②
7月2日   初二段位認定会
7月8日 例会
7月9日   そば道そば打ち技術向上研修会(三段位)
7月15日 三段位特訓
7月15日   五段位学科試験
7月16日   五段位学科試験
7月16日 三段位特訓
7月21日 三段位特訓
7月23日 公民館祭り
7月29日 三段位特訓
7月30日 三段位特訓
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会報 いしかり 第134号

2023-06-10 20:45:21 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第134号(令和 5年 6月10日)

                   いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

 

蕎麦と城巡り紀行1  藤井哲夫  

結婚50年の「金婚式」と「喜寿」を記念して、たまたま昨年4月に愚息が

鹿児島県鹿屋市から長野市に転勤になったこともあり、また、終了目前の

全国旅行支援を活用し、北陸・岐阜・信越方面の、桜の開花時期の城巡り

をしようと、フェリーにマイカーを載せて、糟糠の妻と7泊8日の旅に出た。

勿論、蕎麦生産量が本道に次ぐ全国2位の長野県において、蕎麦文化に触れることも、もう一つの目的であった。

桜前線が観測史上最速で、日本列島を北上中というニュースにやきもきしながら、岐阜・長野県境は北アルプスを越える

ことから、夏タイヤに履き替えて行くべきか否かと、関係県警の交通情報センターに

問い合わせし、峠のライブカメラ映像を毎日確認しながらも迷いに迷った。

直前に夏タイヤに履き替えを決断し出発することになった。

4月4日夕刻、小樽港から新日本海フェリー新造船「アザレア号」の乗客となった。

14時間の船旅で、新潟港には翌5日午前9時過ぎに入港した。

新潟港にはコロナ禍から解禁された豪華外国クルーズ船も接岸していた。

日本海は「天気晴朗にして波も穏やか」で船酔いも無縁で快調であった。

乗船したフェリーは全長197m、総トン数14000t余、旅客定員600名、車両はトラック150台、

乗用車22台を積載可能な巨大フェリーである。

巷間、軽空母と言われる海上自衛隊最大の護衛艦、「出雲」「加賀」クラスに比肩する。

航路は小樽・苫小牧と秋田・新潟・舞鶴・敦賀を結ぶ日本海側の人流・物流の大動脈であり、毎日複数の巨大

フェリーが日本海沿岸を、北に南に航行している。

2日目は、新潟港上陸後。北陸道を西進し、新潟県最西部の我が国唯一の海上ICと言われる親不知IC

で、丼からはみ出す越前カニの天丼の昼食となった。午後からは富山県に入って高岡市の「日本三大大仏」

の「高岡大仏」を拝観し、夕方には金沢市に到着、旅装を解いた。桜吹雪目前の金沢城を見学し、2日目の

夜は金沢市に宿泊した。

3日目は、前日時間切れで入園できなかった日本三大公園のひとつ兼六園を見学し、下道を使い富山県南

砺市の世界文化遺産「五箇山・相倉合掌造り集落」に向かった。

亡父は富山県から幼児のころ長姉に背負われて一家揃って新十津川に入植(後に小清水に移転)した。

出身は南砺波と聞いていたが、鬼籍に入って30年以上経った今となっては、滝野に行っても確かめる術がない。

集落は今も住民の方が生活の場となっており、観光客に配慮を求める立て看板があった。

県境から岐阜県に入り、相倉合掌集落と同じ世界文化遺産の岐阜県「白川郷」に寄った。相倉より住戸が

多く、現在も人々が生活し、規模も多かった。合掌造りを利用した旅館、飲食店、土産屋もあった。山間の

地であり、合掌造り集落の茅葺屋根に満開の桜も映えていた。

駐車場は観光バスで満車、観光客も多く80%は欧米人であった。コロナ禍から経済は確実に回復の兆し

を見せているなと実感した。夕方飛騨高山に到着したが、飛騨高山は幕府直轄地だったそうで、小京都の佇

まいの街並みが続き冷雨に煙っていた。3日目の宿は飛騨高山であったが、岐阜県北部の山岳地帯であり桜

は金沢より遅れていた。

4日目は、いよいよ岐阜・長野県境を超えて長野入りである。長野県は面積が北海道・岩手・福島に次ぐ

全国四位、南北203㎞、東西126㎞の縦長の県で海がなく、8つの県に囲まれている。(ちなみに県名は省

略)国道158号と中部縦貫自動車道安房トンネルを経由したがトンネルとはいえ3000m級の北アルプス乗

鞍や穂高の下であり、標高も1500m位はある。しかし路面及び路肩に雪はなく凍結もなく乾燥しており、

ライブカメラ通りの路面状況で夏タイヤに換えてきて大正解であった。トンネルを抜けると長野県であるが

案内看板に河童橋で有名な「上高地」方面を示す表示があり、ロケーションのイメージが沸く。

今日の最初の目的地は、この旅の最大の関心事である、奈川蕎麦の原産地「奈川」である。奈川はかって

単独の自治体であったが合併で松本市の字名となった。川沿いの道路を進むと道路に沿って所謂「鰻の寝床

」よろしく集落がまばらに続き、蕎麦畑らしい畑地は見当たらない。道路より更に上に蕎麦畑があるらしい

。標高は1400m、手稲山(1024m)の頂上より高い。寒暖差の大きい冷涼な気候、朝霧が発生することで

、旨味を蓄えた蕎麦が育つ。少ない栽培面積で育てられる「奈川在来の蕎麦」は一般の栽培種より一回り小

粒で風味豊かになるとある。高い山に隔絶されているので交雑され難く、蕎麦も種が保たれるという。さら

に奥に行けば、戦前に飛騨地方の若い娘が野麦峠を越えて長野県の諏訪や岡谷の製糸工場に働きに行くため

吹雪の中を危険な雪道を超えた女工哀史の舞台「野麦峠」に至る。

蕎麦屋も何店かあるが、集落の一番奥の如何にも美味しそうな名前の「そばの里奈川」に入る。お勧めを

尋ねると「とうじ蕎麦」という。ざるの上にわんこそばよりやや大きめな麺を小分けして並べる。出し汁が

入った鉄鍋の中で雉肉、山菜が泳いでいる。根曲がり竹でできた「超小型掬いざる」に小分けしたそばを鉄

鍋に入れて温め、雉肉と山菜を一緒に掬いあげた後、椀に移し食する。「とうじ」とは「浸し温める」という意味で、

「投げる汁」と書いて「投汁そば」という人も、また「蕎麦のシャブシャブ」と表現する人もいるとい

う。かつて結婚式や法事に出されて「ハレの日」の「客人のおもてなし料理」の食文化であったそうだ。当

同好会の例会の賄いで使われる黒松内産「奈川」同様の美味しさである。自分なりには、かつて盛岡で食べ

た「わんこそばの温かいバージョン」か?と想像した。店内に「ざると生蕎麦と山菜と雉肉と根曲がり竹製

超小型掬いざるが入ったセット」が販売されており、大いに購入意欲が刺激されたが、待てよ、生物で更に

旅行が続くと思い直して断念した。奈川在来種は各地に移され栽培されたそうだが、黒松内産「奈川」もそ

の一つであり、道理で美味しいわけである。

奈川では蕎麦は夏収穫の夏蕎麦と秋収穫の秋蕎麦の「二期作」だそうで、びっくりする。そば祭りも6月

の新緑蕎麦まつり・8月の夏蕎麦まつり・10月秋の新蕎麦まつり・11月の奈川在来そば祭りと、年4回

の蕎麦祭りが地元のパンフに紹介されている。如何にもそば栽培の聖地、適地だなと納得する。昼食のとう

じ蕎麦を堪能し松本市に向かう。郊外の桜の名所弘法山は「前方後円墳」の古墳の全山に桜が植栽されてお

り、遠望するに「巨大な桜の饅頭」の風情であった。ファインダーに収まらず、麓のヤマダ電機の広い駐車

場から撮影させてもらう。

市内の「国宝五城」の城郭の一つ松本城に向かう。ご存知のこととは思うが、残り四城は、姫路・松江・

彦根・犬山である。いずれも木造天守が健在であり、エレベーター等ない。「それがどうしたという話」で

はあるが、城フアンとして過去に全て登城した。松本城は5層6階の木造天守が残る城としては日本最古。

実は今回の訪問は3回目だが、桜の時期の訪問は初である。桜と残雪を頂いた北アルプスをバックに荘厳さ

は特筆ものであるが、弾丸旅行の為に、今回は登城せずに上田城に向かう。上田城は言わずと知れた六文銭

の旗印真田幸村の築城。徳川の軍勢を二度撃退した歴戦の名城。天守は残っていないが大手門と櫓はある。

城址公園は桜の名所で、満開の中、露店も出て桜まつりが開催中であった。小諸城まで足を延ばす予定のと

ころ明るいうちに長野市に着けない虞があり、安全を優先し、断念して上信越道を利用して長野市内ホテル

にチェックインとなった。  (次号に続く………)

初・二段位認定会を終えて
 令和5年の石狩認定会が4月29日、花川南コミュニティセンターで開かれました。

初段には13名、二段には12名受験され全員合格されました。

当会からは初段に相澤千春さん、久保田孝明さん、中村富光さん、大友政彦さん、土井裕子

さんの5名。二段には永倉吉弘さん、松井道枝さん、北村清彦さんの3名が受験されました。

3年ぶりに受験者全員での開会式及び閉会式が行われました。最優秀賞、優秀賞、敢闘賞の

各賞を設けられ、二段最優秀賞に北村さん、初段敢闘賞に相澤さんが選ばれました。心からお

祝い申し上げます

相澤 千春

この度は、初段認定試験合格に向けてご指導してくださいました藤田会長、居上教務部長、

諸先輩方に感謝致しております。

蕎麦が好きで、自分で打てるようになりたい一心で石狩同好会に入会しました。例会では、

教務担当の方々が優しく蕎麦打ちの楽しさを教えてくださり、入会してすぐに四段位認定試験

の救護班として沢山の学びがありました。理論的に理解しないと出来ないタイプの私には、初

段認定試験を目指す事で水回しの大切さ、肉分けの仕方、切りの姿勢と手の力加減を学ぶ貴重

な経験となりました。認定試験当日は、見慣れた会場の雰囲気で緊張する事なく、

無駄なく淡々と終える事が出来たのは、暖かく見守ってくれていた先輩方が居たからだと思います。

土井 裕子

今はアクシデントもなく無事終われたことでホッとしてます…。

実のところ何度も自信が無く初段を受けることを諦めようと思っておりました。

ですが諸先輩方が優しく丁寧に教えて下さり受かる受からないを別として挑戦してみようと思えるように

なりました。トップバッターで会場入りした方を見学しようと2階に向かった時佐々木則子さんを見た瞬間

抱きついて泣いてしまいました。

そのぐらいの緊張が午後まで…。会場入りした際、諸先輩方の温かい言葉本当にありがとうございました。

この度はこの様な素晴らしい機会を下さり良い経験が出来ました。自分一人では成し遂げられ

なかったことだと思いました。

松井 道枝

手打ちそばの美味しさに惹かれ自分でも打ってみたいと思い、同好会に入会しました。

初段認定会は苫小牧開催。無事会場に到着するか心配され、今年は手を怪我して心配をかけ

ました。焦りが大きく、大丈夫だから落ち着いての指導部の方々の声にも落ち着かず、悩み、

迷いました。認定会当日さりげなく沢山声かけて貰い、あがり症の私は地元開催の良さ、

有難さを実感しました。

いつか自分も先輩たちのように声をかけられるように成長したいと思います。

更に日本の食文化であり伝統食そばの魅力を伝えられるように勉強をして行きたいと思います。

どうぞご指導宜しくお願いします。

北村 清彦

名前を呼ばれて、若い女性の「キャー」という黄色い声(若かった女性の「ギャー」という

叫び声)を浴びたのは、人生で初めてのことです。日頃、私の練習の駄目っぶりを見ている皆

さんはさぞ驚かれたことでしょう。しかし誰よりも私自身が信じがたく、思わず膝の力が抜け

てしまいました。今回の賞は、こんな私でも二段位の合格水準にまで引き上げてくださった

「いしかり手打ちそば同好会」の皆さんに与えられたものです。心より感謝申し上げます。

大友 政彦

 同好会の皆様の手厚いご指導のお陰で、初段位を手にすることができ本当に感謝しています。

還暦を迎え、我流で細々と続けていたそば打ちに、本腰を入れようと思い道具を買い集めて

いた時、さとらんどのそば打ち体験の案内が目に留まり、応募しましたが既に定員。

あきらめきれず、見学だけでもと拝み倒しての当日、偶然のキャンセル枠が出て参加可能となり、

それがいしかり手打ちそば同好会の方々との初の出会いとなったわけです。

私は幸運な男だと出会いにも感謝しております。

永倉 吉裕

目標を持つことが肝心! 喜寿と金婚を迎えた昨春の初段位挑戦を再現するように、

2月からの特訓成果が開花したのは認定会当日、体験話なども交えて戴いた叱咤激励の辛抱強いご指導

に深謝です。

そして、二段昇段と同じく喜びたいのは、筋力の回復や息切れと、指先に残る痺れ感覚が減

少し健康に向かっている実感です。しかし、抱えるそば打ちの課題や反省点は少なくありません。

乱雑な切りの克服と麺棒の扱いは元より、加圧する際の力加減や麺の仕上がり具合を探る指

の感触などなど…。目指すは、段位に相応しい手打ち!物覚えや体力の衰え如何は止まりませ

んが、呆れずにご指導のお付き合いをと願います。

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広報 いしかり 第133回  スケジュール編&班当番表

2023-04-13 21:07:15 | 会報 いしかり
月 . 日 イベント名
4月8日 例会
4月23日 例会/役員会
4月28日 全麺協そば道初・二段位認定会石狩会場準備
4月29日 全麺協そば道初・二段位認定会石狩会場
5月13日 例会
5月14日 蕎道塾(韃靼そばを打つ)
5月14日   第19回北海道支部総会
5月20日   そば道北海道大会道央地区予選
5月21日   初二段位認定会(江別会場)
5月27日   全麺協30周年記念式典
5月28日   全麺協30周年記念式典
5月28日 例会/役員会
6月3日 そば道場市民そば打ち教室①
6月10日 例会
6月11日   そば道北海道大会空知地区予選
6月11日   初二段位認定会(奈井江会場)
6月11日   四段位認定講習会
6月17日   第10回定時社員総会
6月18日 蕎道塾(天ぷらを揚げる)
6月25日 例会/役員会

 

 

  受付 計量/清掃 厨房 デモ
4月 3班 1班 2班 4班
5月 2班 4班 1班 3班
6月 1班 3班 4班 2班
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会報いしかり 第133号

2023-04-13 20:38:46 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第133号(令和 5年 4月8日)

                    いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

 

!! 蕎麦は健康・長寿の源 !!

                                                                                                                            三井 文

昨今のコロナ経験には、会員の皆様におかれましても右往左往の一年間でありました。

特に認定会を受験された皆様には苦労の連続であったこととお察しいたします。

結果は素晴らしい成果となって結実いたしました。合格された皆様には心からお喜び申し上げます。

当然に主催者並びに事務局の方々も倍する苦労であったことでしょう。

新しい年を迎えるにあたり、更なる試練が待ち受けていることと思います。

4年目に入ったコロナは第8波とインフルエンザとの同時被患が進行中といわれております。

この難局を乗り切ることができるは、会員の皆様が一致団結し、

日々の合格を目指している会員の方々をサポートすることと思います。

春が来ない冬はない。きっと花は咲きます。

当会員も年々高齢化で、ここ数年で故籍を移られた方が何人もいられます。

そういう私も昨年はコロナに被患したことで多大な迷惑と心配をかけ申し訳ない気持ちで一杯でした。

お互いくれぐれも健康に気を付けましょう。今年は私にとって7回目の干支(1月)となり、84歳になります。

皆さんもチョットやソットで、蝶、鰈なる高貴交霊者にはなれませんよ。

なぜなら戦前、戦中、戦後の食糧難、我慢します(欲しがりません)勝つまではの精神を骨の髄まで叩き込まれた世代です。

やがて戦後も落ち着いたころには「うさぎ小屋」で24時間戦えますかの猛烈社員となり、

無断超勤や風呂敷超勤(持ち帰り)は当たり前、ふと気が付けば定年(停年)。

年金支給年齢の引上げ、更に健康保険料や介護保険料の値上げと御意見無用の世の中となりつつありますが、割り切りましょう。

「老兵は死なずただ消え去るのみ」。
医学の進歩、医療技術の向上、新薬の開発など希望一杯の新年となりますよう祈りましょう。

私も皆様同様高段位を目指し頑張ります。少しずつ階段を上り、梯子段を上り、

冗談、漫談を重ね相談、怪談否快談し、密談は良くないので、歓談しましょう。

もう仏壇の扉が閉まるとの声が聞こえたのでこれまでとします。

正月や冥土の旅の一里塚、目出たくもあり、目出たくもなし(一休さん)合掌

祝!六段位(蕎士)

3月に開かれた全麺協そば道六段位(蕎士)認定選考会で、

藤田宜且会長と、後藤篤雄蕎道塾長が六段位に認定されました

。おめでとうございます。

六段位(蕎士)認定選考会への挑戦
              藤田 宜且

令和5年112日、第3回そば道六段位(蕎士)認定選考会の開催の案内が届いた。
令和5年2月28日までの期限であった。

一昨年食道癌に罹り、昨年の六段位の受験は断念した。今年こそはと思っていたのだが、

昨年の1130日に旅行中に脳梗塞に罹ったのを知らずに帰宅後の12月5日、石狩脳神経外科に行って分かった。

秀友会病院を紹介され、12月7日即、入院でした。脳梗塞は4時間が勝負で、私の場合は手遅れでした。

10日間、入院したが左半身90%の可動範囲になってしまい、それでも運が良いと医者に言われました。

皆さんも私と同じ年代が多いので、兆候があったら直ぐに入院の出来る脳神経外科に罹って下さいね。

常に水を飲むことで予防につながるそうです。

本題に入ります。書類が届いてから、東京へ行く体力があるか?再発しないのかで受験するか否か、

ぎりぎりまで迷い、挑戦することにした。それから、頻繁に練習を重ねた。
だが左手の動きが遅く、時間が掛かり上手に打てない状態だったが、止むを得ない。

東京に到着後、3月12日は午後から東京都立産業貿易センター浜松町館にて、

六段位受験者と特任審査員を対象とした「そば道と今後の全麺協のあり方」についての研修会が開かれた。

翌日の13日は麺業会館で「第3回そば道六段位(蕎士)認定選考会」が開かれ、

14名が受験したが長年の五段位だけあって皆さん上手で全員合格した。

私は、最高段位受験でもあり、そば打ちの正装で臨み、作務衣、白足袋、草履で挑んだ結果、

理事長と審査委員長の鵜飼良平氏にも褒められた。

当日の流れとして技能審査については、水まわしに時間をかけて、加水も普段より回数を多く、

小まめに加水した結果、しっかりとしたそば玉に仕上がった。

すると非常に打ちやすく、伸びも良く、打ち粉もあまり使わず、後遺症の左指も引っかからず、麺棒の動きも良くなり、

四つ出し、幅出し、本延しと順調に進み、畳みも良く、今までで一番良い仕上がりであった。

 最後の切りは見せ場なのでスピードを上げアピールをした。制限時間1分前を目途とした。

その後、面接審査になり、作務衣の上に陣羽織を着て正装で受けた。

質問は「今後の全麺協はどうしたら良いか」と主に問われ、私は、まず自分の同好会の話しから始めた。

「私の同好会は一枚岩です。なぜかと言うと会員の小さな意見でも聞き、不満を払拭し、実行するからです。

やはり全麺協も下部団体の意見を耳澄まして聞くように心がけると自然と一体感が生まれ、

繁栄すると思います」とそのような趣旨の意見を述べた。どう感じたか分かりませんが聞いてくれました。

その後、閉会式で賞状の授与、集合写真を撮り、解散した。その日から逆に体調も良くなり、

東京に3日滞在し数年ぶりに二人の妹夫婦と食事をし、歓談した。お互いに高齢なので、今生の別れになるかも知れないと思った。

次の日「浅草演芸ホール」で落語を聞き、とても楽しかった。

浅草で百年以上営業している「丸太こうし」という名の店で「詩人のサトウハチロー氏」行き付けのおでん屋があり、

10年振りに江戸前のおでんを食べた。旨かった。

谷中銀座へ行き、長命寺で満開の垂れ桜を観賞、早咲きでとても見事な桜だった。

次の日の夜、鵜飼先生の店「上野藪そば」で色々な料理を食べ、流石に美味しかった。満足した。
羽田空港から帰ってきた。疲れた!  だが、とても充実した日々であった。
今後も機会があれば、参加しようと思っている。

 

そば道六段位に挑戦して
             後藤 篤雄

皆さんの応援を得て、この度実施されました六段位認定会に合格することができました。

有難うございました。受験者14名で全員が合格です。

この試験の前日には「全麺協を理解するための研修」が行われ、外部講師による進行でディスカッションが行われました。

その内容は全麺協という団体が社会にもたらす価値は何か 自分が全麺協の理事長だとしたらどんな取り組みをしたいか。

またその課題は全麺協の高齢化、若者が増えない課題についての取り組み 全麺協の組織と財政についてで、

いずれも全麺協の経営的な内容でした。これらの内容からも本部が何をすべきかを見出そうとしていることを感じました。

試験の内容についてです。私は面接のトップバッターでした。

事前に課題などの提示がありませんでしたので勝手に前日の研修内容の続きくらいな気持ちで臨みましたらやはり、

それに沿った内容の意見を述べてくださいとのことでした。

面接官は外部から4名と本部理事1名の5名の方で、8分間、自分の考えを述べ、4分間、質問を受けるというものです。

私は魅力ある全麺協であるためのそば打ち活動について話をし、全麺協に求めることを石狩での活動や自分自身の取り込みを交えて話をしました。

自分自身の考えを8分にまとめて述べるには時間が短すぎます。質問もあまり突っ込んだものはなかったように感じました。

実技の方ですが最終回になり、私の回は受験者4名、審査員5名で審査委員長は鵜飼良平氏です。

実技の方も技術を問う内容ではなく、そばを打つ姿を見るものだと思います。

だから、比較的打ちやすい粉、外二1.2kgですし、時間も50分と余裕があります。

とは言っても恥ずかしい打ち方はできないので出発前に20回くらい練習をしました。

自分の打ち方は昔から、水回しの手の動きは内回しで、

練りは玉を2分割にして左右の手で交互に練ってからまとめるというもので今回の受験者にはほかにはいなかったかと思います。

本当は延しを巻き延しでと思っていましたが、吉田勝先輩から「うどんじゃないから」と鵜飼先生から意見されるのでないかと言われたのと、

最終的に巻延しでは型が崩れやすく、その修正に時間がかかることがわかり、通常の延しでやりました。

鵜飼先生からは地延しの時に打ち粉の量が多いとの指摘を受けました。

しかし、最終評価で、屑も少なくよくここまでやりましたねとの褒めの言葉をいただきホットしました。

実技はすべてが日頃のそば打ちを超える出来で、自分でもなんでこんなにうまく決まったのか不思議な感じでした。

やはり冷静に、力を抜いた打ち方に心がけた点にあると思います。今回の認定会はすべてにおいて楽しくやれた一日でした。

日頃から皆さんには温かく接していただき今の自分があります。重ねて感謝します。

初・二段位認定会

429日(土)そば道初・二段位認定会が石狩市南コミュニティセンターで開催されます。

当会からは初段位に相澤千春さん、大友政彦さん、久保田孝明さん、竹之内俊和さん、土井裕子さん、中村富光さんの6名、

二段位に永倉吉裕さん、北村清彦さん、松井道枝さんの3名が挑戦します。

応援およびお手伝いをお願いします

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広報 いしかり 第132回  スケジュール編&班当番表

2023-01-14 16:08:16 | 会報 いしかり
月 . 日 イベント名
1月14日 例会/新年会
1月22日 例会
1月29日 蕎道塾(ラーメンを打つ)
2月11日 例会
2月12日   三段位技術講習会
2月26日 例会
3月11日 例会
3月12日   全麺協そば道三段位認定会
3月19日 蕎道塾(そばがき料理)
3月26日 例会

 

  受付 計量/清掃 厨房 デモ
1月 2班 4班 1班 3班
2月 1班 3班 4班 2班
3月 4班 2班 3班 1班
4月 3班 1班 2班 4班
5月 2班 4班 1班 3班
6月 1班 3班 4班 2班
7月 4班 2班 3班 1班
8月 3班 1班 2班 4班
9月 2班 4班 1班 3班
10月 1班 3班 4班 2班
11月 4班 2班 3班 1班
12月 3班 1班 2班 4班

 

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会報いしかり  第132号

2023-01-14 15:43:14 | 会報 いしかり

会報いしかり

                                                         第131号(令和 5年 1月14日)

                    いしかり手打ちそば同好会  初版発行:平成20年9月13日

                    〒061-3202 石狩市花川南2条6丁目256

                                                           URL:http:blog.goo.ne.jp/it sobo

                                                                              2023

                      あけましておめでとうございます

 

2023年が明けました。昨年後半からコロナウイルス対策が次の段階に入ったとする

「ウィズコロナ」という言葉が使われるようになりました。

これは、徐々に経済活動を再開させつつ、感染への警戒は怠らないよう気をつけて生活する

「自粛から自衛へ」という段階であるということを指しています。

なお、その次は治療法が確立し新型コロナウイルスを恐れる必要がなくなる段階の時期を「アフターコロナ」と言うようです。

さて、昨年の「いしかり手打ちそば同好会」は、4月に聖地“公民館”の引越しをはじめに、初・二段位認定会の開催、市民そば教室、四段位認定会、

サッポロさとらんどそば教室、蕎道塾、各町内会お土産そばなど盛りだくさんのイベントを開催してきました。

これら各イベントにご協力いただき心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

また、各段位認定会では当同好会は合格に好成績を残されました。

受験された皆様のご努力と教務部を中心とした熱心な指導の賜物の成果と考えております。

今年のイベントとしては、各そば教室や蕎道塾、大きなイベントとして4月に初・二段位の認定会、

11月にそば道北海道大会が予定されておりますので、会員皆様のご協力をお願いいたします。

私事で恐縮ですが、昨年体調不良で例会やイベントなどにご迷惑をおかけしました。

改めて “健康”についてはいろいろ考えさせられた一年となりました。会員の皆さんも日頃から健康に留意してそば打ちをしましょう。

そば打ちができることは健康だと思います。ワイワイ、ガヤガヤと楽しく打って、楽しく食べる。今年はうさぎ年ですので、

そば打ちも、皆さんそれぞれの願いも大きくジャンプアップできるよう、良い一年となること祈念して年頭のご挨拶いたします。

                                                                                                                                                会長 藤田 宜且

             全麺協そば道五段位に認定された感慨

                                                            志摩 辰也

1 この度五段位を認定され、嬉しさと皆様の祝いの言葉に大変喜んでおります。

 私が五段位に認定されたのは、昨年の技能試験の反省が大きかったことにあると思います。

初めての学科試験や意見発表審査に重点を置いた私の対策に、盲点がありました。

 それは、学科・意見発表は、総合点を超えましたが、技能審査で1.4足りなかったことから、

不合格になったこと、このことは、全体の認定のシステムが絶対条件として技能試験が必須項目であり、

90点以上取らないと総合点で合格点でも不合格になることです。

2 そこで、技能審査に認定されるためにどうすれば良いのかを考えました、

審査の基準は、「‥技能審査チェック項目」と「‥補足説明」です、

「項目の目的を確認し、減点が無く、風格のある所作」を目標に定めた、練習行いました。

3 練習は、自分の出来る事だけを何度行っていても、技術の向上はほとんどありません。

出来ない事、難しいことに挑戦し、10回行い9回の失敗に1回の成功ある時の成功例

、成功体験の積み重ねを辛抱強く続けることで、出来るようになります。

4 おそらく、私が出来ることは、皆さんが努力をすれば、出来ることです。

同じそば打ちを学んでいる者同士、切磋琢磨しながら、大いに楽しみながら共に挑戦して行きましょう。

皆様の応援に勇気をもらい認定されました、有難うございました。

 

                  仙台市秋保地区受験紀行

                                             居上 栄

目的 第9そば道五段位認定本審査会受験

場所 仙台市秋保市民センターホール

日時 令和41112日(土曜日)

 午後1:101:50

この認定会は2日間にわたって開催される。受験者78名、6班に分かれて技能審査、意見発表審査が行われる。

私は2班ゼッケン⑳番、午後1:10 技能審査開始。そば粉は練習粉とほぼ同じであった。

新そばが使われておりそばの香りがうれしかった。

タイムが気になり練り込みをやや少なく終わらせる。

その後の工程で、麵体に粘りがなく、穴があいていたり、

一部裂けている箇所も出来てきた(不合格の文字が脳裏をかすめる)。

それでも時間内には終わらせることができた(3945秒)。

技能審査終了後から、「今年も不合格か?いしかりへ帰れなくなった。」思い詰める時間が続く。

2日目

日時 令和41113日(日曜日)

午前11:00~ 意見発表…

一人3分以内、書類等持込禁止(待ち時間にスタッフとの会話で、何も声が出なかった人がいたようです。)

順番が来てマイクの前に立つ。理事長はじめ各審査員を見ることができ、

時々メモをとっている様子も確認できた。手ごたえを感じる。

午後2:00 全ての審査終了

午後3:30~ 予定より遅れて閉会式始まる。

審査結果発表に入る(ゼッケン番号が呼ばれる)。

②番・番~⑧番(志摩さん)~⑲番・⑳番(キタ―)

2年かけての挑戦が終わった瞬間でもありました

。頭から何かス―とぬけていく感もあり、安堵感が自分を覆いはじめました。

この度の受験にあたり、藤田会長はじめ皆様のご指導、応援等有難うございました。

自分がそば打ちを始めてから根気よくご指導いただいた諸先輩の方々に、

少しは恩返しが出来たかと思います。『ありがとうございました』

 

                       「蕎麦道三段位受験」

                                                           藤井 哲夫

入会以来、2018年初段、翌年二段に合格させていただき、さあ三段というときに巷間、

中国武漢が発祥と言われるコロナ禍が勃発しました。コロナを正しく恐れ過ぎ、

三十年ぶりの入院手術明けもあって、2021年の三段受験を辞退しました。

今回は当時と比較にならない第8波といわれるパンデミック下で、150㎞離れた蕎麦の一大産地幌加内でアウェイ、

かつ後期高齢者入りの検定でした。この様な中、藤田会長、居上教務部長をはじめ多くの高段者や諸先輩から、

プライベートを犠牲にして指導をいただきました。

藤田会長には受験者全員の蕎麦包丁の研磨までしていただき、居上部長はご自身の五段検定があったのに

、藤田会長とともに移動日前日まで、直前対策をいただきました。

一緒に受検した仲間の辻さん、青木さんにも前泊した旅館での直前情報の交換や励ましで、力付けられました。

検定日が接近するのに時間内に収まらないこと多々あり、こんな筈ではなかったと焦るとともに、

平素5人の孫達には「努力は結果を裏切らない」と叱咤激励している祖父の立場もありました。

また「神仏は尊崇すれども頼らず」と実践してきたものの、最後は溺れる者は藁をも掴む心境で、嗤われるかも知れませんが、

通算103回の蕎麦打ちの合間を縫って、北海道神宮、石狩の南線神社、最後は検定地の幌加内神社まで参拝しました。 

検定当日は「六曜」の「赤口」(しゃっこう/しゃっく)に当たり「火の元や刃物に注意すべき」とされ、

「仏滅」より避けられることが多い日でした。しかし「の」の午前11時から午後1時頃だけが吉であり、

それ以外は一日中「大凶」で、慶事はその時間帯が良いと知りました。

自分達の組は丁度その時間帯にあたるため「利は我にあり」と善意に解釈し、火は関係ないが、蕎麦包丁は刃物そのものであり、

「切り」は最注意行程と気を引き締めました。結果は、現地に派遣され検定会を束ねた全麺協道支部事務局長も兼ねる当会塚越局長と、

応援に駆け付けていただいた居上部長に勇気付けられ、合格者の末席を辛うじて汚すことが出来ました。

物心両面のご指導・ご支援いただいた全ての皆様に感謝するとともに、三段に相応しい品格と技量練磨に励み、

更に高みを目指すとともに、微力ですが会の発展に貢献したいと改めて決意しております。

 

                        三段位認定会(幌加内開催)を終えて

                                                                                 青木 耕一

幌加内町での認定会11月開催が決まりましたが、例年の幌加内町の積雪状況を考えると認定会参加を迷ってましたが

、藤井さん・辻さんも参加されるとの事で決談しました。合格レベルの技量が無い中、8271回目の特訓から約3ヶ間練習に励んでまいりました。

特訓では、藤田会長・居上部長他指導員の皆様の指導のおかげで合格点にはギリギリでしたが合格することができました。

特訓・例会での諸先輩の「愛の言葉」をメモし復習しながら練習に励みましたが、思う様には打てません!

普段練習していなかった、自分を責め「反省」の日々でした!日が過ぎて行く中、焦りは募るばかりで、

10月中旬には腕の筋肉の炎症(蕎麦の打ちすぎではありません!)で整形外科に通院、先生からは痛みが取れるのは2ヶ月位掛かると言われましたが、

蕎麦を打っているときは痛みが無いので一安心でした。先生からも激励の言葉を頂きました。

認定会前日に幌加内町に3名にて宿泊し、少しのお酒を酌み交わし「40分で打ち終わる」を合言葉に当日会場に向かいました。

塚越事務局長・居上部長から激励の言葉を頂き、緊張も少しは取れたようでしたが、

開始の合図から終わりの合図まで何が何だか解らないうちに終わってました。

居上部長から「この麺は何だ!」のダメだしで、心は折れそうでした!自分の責任であり、帰路は反省ばかりが脳裏に浮かび落胆しながら帰宅しました。

1640分に塚越事務局長からの電話(湯処花ゆづき駐車場で)、慰めの電話!

「頑張ったね、合格したよ」の言葉を頂き、涙がでそうになりました。

その後、お風呂に入り祝杯を、美味しいワインでした(安価)!

「最後に、同好会の皆様には大変お世話になりました。有難うございました。「美味しい蕎麦」作りに励みます。

 

                            三段位認定会を終えて

                                             辻 喜代勝

教務部の皆さま、指導に当たってくれました皆様、皆様のお陰で三段位に合格することができました。

心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

受験当日の朝宿泊した旅館で、石狩で四段位を受験された方から「石狩では細やかな気遣いを頂き、

お陰でリラックスして受験できました」という感謝の言葉をいただき受験に挑みました。

審査中は極度に緊張して、隣の藤井さん、向かいの青木さんの顔が全く見えていない状況でした。

審査が終わり先ほどの石狩で四段を受験された方から「合格」の言葉や塚越事務局長からOKのサインを頂きやっと我に返りました。

こんなに緊張したことは久しぶりで、合格の知らせを受けた時はこの上ない達成感、充実感など味わうことができました。

上位段を目指し精進して参りたいと考えておりますので、今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

 

 

 

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