一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

263   延々と送電線や青田波   炎火

2011年06月01日 | 

 この世に電線が現れて、まだ100年余り。本格的に、日本全国に大規模な送電線、電柱が張り巡らされたのは戦後のことだ。

 

 江戸時代以前の映画を撮影する場所がないという。電線があるからだ。最近は地下に埋設することもあるようだが、経費がかかり過ぎてなかなか進まない。

 

 送電線や電柱は、自然界にとっては美的公害だし、災害時には危険物にさえなる。しかし、撤去するわけにもいかない。科学者は、実に便利で迷惑なものを作ったものだ。

電気は、麻薬中毒と似ている。

 

 

 


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