一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1325   手と足をもいだ丸太にしてかへし   彬 

2014年09月22日 | 

 戦前のことだが、政治家や特に軍人の発言が強くなり、国の中央集権が強化され、戦争が賛美され始めると、権力を傘に着た特別高等警察や憲兵が、国民の中から反戦論者を探し出し始めた。新聞などへの言論弾圧、密告などが公然と行われ、人権や自由が蹂躙された。

  戦前、治安維持法により194人が拷問で殺され、1,503人が獄中で病死したとされている。「菊枯れる」や「枯れ菊」の季語を詠み、皇室を冒涜したと逮捕された俳人もいたそうである。

ウド(独活)


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1 コメント

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Unknown (輸那括絲子)
2014-09-22 20:29:19
戦争が始まると庶民の権利は何もかも奪われますからね。言うなら今のうちと思っています。だれにも憚ることなく「戦争・準備・反対」‥でしょうね。(^。^)
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