一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2984  戻らざる遠くの人も冬籠り  さくら

2023年02月09日 | 

「冬籠り」とは、寒さの厳しい冬を、土の中などに潜って、じっとしたまま過ごすこという。 又、寝て過ごすことを「冬眠」というが、これも冬籠りである。人間も冬は家に籠りがちになるから、人間にも適用する。

さて、「戻らざる遠くの人」とは、誰であろうか。今では会うこともなくなった遠くに住む、懐かしい身内や友人のことかもしれない。又、座敷や仏壇に飾っている写真の、今は亡き人々、父や母のことかもしれない。いずれにしても、家に籠って、過去現在未来の様々なことに思いを馳せているのであろう。

フキノトウ(蕗の薹)


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