一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1378   大銀杏歴然と枯れ鳶の笛   鞠

2014年11月26日 | 

(おおいちょう れきぜんとかれ トビのふえ)

大上段に「歴然と枯れ」などと振りかざして、平凡な大銀杏と鳶の笛が平凡ではなくなった。

何故なら、大銀杏の枝に一枚の葉っぱさえ付いていないことや、枝々の隙間から見える上空の鳶の姿も鳶の笛の音色も鮮明に見え、聞こえて映像化されたからだ。

更に、澄み切った大気や寒ささえも感じられるのは、「歴然と」の功績だろう。

マンリョウ(万両)


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