一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1014  秋草に水位の跡のあらはなり  ちよ

2013年08月29日 | 

 今年は、例年になく集中豪雨が多かった。九州の福岡や山陰の山口、島根、福井、東北の秋田、岩手、更に北海道まで台風ではなく、集中豪雨が襲った。太平洋高気圧のヘリを回って、同じ地域に雨雲が発達し、大雨を降らせたという。

 どうやら、二酸化炭素排出による地球の温暖化によって、海水温が上昇していることが原因らしい。日本を初め、アメリカや中国、発展途上国も本気で排出削減する気はないようだから、これから益々温暖化は進むだろう。つまり、世界中で集中豪雨が益々増える、ということを覚悟せねばならない。

 この句のように人間だけではなく、秋草もその被害者であり、加害者は私達人間なのである。なんと情けないことか。

ダイコンソウ

 

 

 


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